秀麗富嶽十二景 扇山・百蔵山(第3回膝の会)
- GPS
- 06:00
- 距離
- 12.3km
- 登り
- 909m
- 下り
- 1,073m
コースタイム
0:00 0:00 0922 安達野バス停(入山)
0:43 0:43 1005 矢坪地区からの稜線
1:19 0:36 1041 犬目丸(〜1048)
1:40 0:21 1109 三境分岐
2:02 0:22 1131 扇山(〜1212、昼食)
3:14 1:12 1324 宮谷分岐
4:05 0:51 1415 百蔵山(〜1430)
5:28 1:23 1553 百蔵山登山口バス停(下山)
6:04 0:36 1629 猿橋駅
天候 | ず〜っと晴れ 雲量ほぼ0 |
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過去天気図(気象庁) | 2012年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
高尾駅 0801発甲府行 ↓(JR中央東線) 四方津駅 0829着、0834発←朝はこのバスしかないので注意! ↓(富士急行バス:http://www.yamanashibus.com/u-ootaue-timeH24.pdf ) 安達野バス停 0853着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
1.安達野地区からの取付 安達野バス停から犬目と反対方面に登っていく坂を上がると、安達野地区に入る。 地区内道路を歩いていくと、途中の左手に神社があるので、そこから入山。 地区入口付近にも踏み跡らしきものがあるが、途中で沢筋に突き当たって詰まる。 2.取付から稜線まで ものすごい急登。ヴァリエーションルートというか、完全な藪漕ぎ。 夏は多分無理。 最初は踏み跡がはっきりしているが、途中からはほぼなくなる。 急な尾根沿いをひたすら直登するので、迷うことはないが体力は必要。 3.稜線〜扇山 のんびりまったり。 4.扇山〜百蔵山 最低鞍部までの下りが長く急。その上、落ち葉で大変滑りやすい。 最低鞍部からの登り返しも急で滑りやすいが、 百蔵山から扇山へのルートよりはマシ。 5.百蔵山〜猿橋駅 標高を一気に下げるが、ルートは九十九折なので割合下りやすい。 途中、標識が紛らわしく、ところどころ分かりにくい。 下山口直前にある「猿橋駅」「浄水場・公衆便所」と書いてある標識は、 「猿橋駅」方面へ向かうと遠回り。 【温泉】 犬目地区の西側にある君恋温泉 http://machispa.web.fc2.com/html_ymn_s/kimikoi.htm |
写真
感想
膝の会も3回目の挙行となり、
自分なりに動作の重要ポイントというものが少しずつ掴めてきました。
今回は、以下の状態の方と歩きました。
・体力、脚力は標準以上。ただし右脚のほうが左脚よりも弱い。
・脚の前方の筋力に比べ、後方が極端に弱い。
・右の骨盤の位置が2僂曚氷發い燭瓠右脚に高負荷がかかりやすく、
やや右に傾いて歩く癖がある。
・脇が開きやすく、上体が左右にブレる。
・右膝が内側に入る癖がある。
・左の爪先が外側に開きやすい傾向にある(右脚を庇うための動作と思われる)。
・負荷が重なると、右の腓骨頭が痛む。
よって、登りは強い(本人は長い登りは嫌いと言っていますが)けれども、
下りでは痛みが出てしまうために結果的に辛くなるようです。
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今回は、秀麗富嶽十二景のひとつであり、
3月に登った扇山を経て、百蔵山へと縦走するコースを歩きました。
3月は曇天のち雨で、残念ながら秀麗の富嶽を全く拝めませんでしたが、
その溜飲を下げて余りあるほどの素晴らしい快晴!
紅葉もまさにピークであり、大変楽しく歩きました。
スタートは、割とメジャー箇所(鳥沢駅→梨ノ木平や犬目登山口)からではなく、
そこから上がると稜線から良景が見られる、というだけの理由で
四方津駅からバスに乗って安達野という小さな地区から登り始めました。
地形図にも「山と高原地図」にも載っているルートのはずですが、
取り付こうにも標識は全くなく、まるでヴァリエーションルートのようです。
登山道なんだか、作業道なんだかよくわからないところから適当に入り、
踏み跡に沿ってしばらく歩いていると、岩がぎっちり詰まった急な沢に突き当たり、
あえなく詰まってしまいました。
仕方がないので、ちょっと戻ってルーファイ。
すると、隣の尾根に向かってうっす〜い踏み跡が見えたので、
そこに沿って登っていきました。
しかし、ほどなくあたりは藪だらけとなり、
踏み跡もあったりなかったりで明らかに歩かれていない様子。
藪好きのぼくとしては萌えまくりですが、
同行者がいるだけに、大丈夫かな・・・。と内心ドキドキ。
が、そんな心配をよそに、同行者はぼくが漕いだ藪の後を力強く登ってきて、
ひと安心でした。
45分ばかり、そんな藪の急登をガシガシ登って、ようやく稜線に到着。
ここからは歩きやすい一般登山道です。
一面に敷き詰められた落葉のカーペットはフカフカで、
木々の隙間からは丹沢山塊が見えてくるので、自ずと心は躍ります。
赤、黄、緑、青、白、茶などの様々な色のコントラストの中を歩きながら、
のんびりと扇山に登り付きました。
山頂は多くのひとびとで賑わっていましたが、
ほんの数十分前に藪をガシガシ漕いでいたところから程ない場所とは思えません。
「秀麗富嶽十二景」の名の通り、山頂からは白く化粧された富士が見えました。
3年前の同時期に富士山に登りましたが、そのときよりもずっと積雪量が多く、
早くも厳冬期一歩手前に見えました。
扇山から百蔵山へのルートは初めてですが、
歩いてみると下りが急な上にかなり長く、
同行者にポイントを説明しながら下っていきますが、
落葉のためにずるずる滑ってしまい、なかなかうまくいきません。
腰が引けてしまうので、ソールのグリップ力を最大限に活かせず、
滑りやすさがそれに拍車をかけている状態でした。
上記に挙げた問題点すべてを解決する動きを一朝一夕で身につけるのは無理なので、
ひとまずは脇を締めることと、右膝が内側に入りやすいこと、
左の爪先が外に向きやすいこと、
そして拇指球から着地することを特に意識してもらうことで、
少しずつ骨盤の構えが安定してくるようになりました。
動作の問題はかなり根深いし、身体構造的な問題もあるので、
そのひとに適した動作を今後も模索していく必要がありそうですが、
テーピング処置方法やサポータの装着による改善が可能な点もありそうなので、
このあたりは次回の膝の会までの宿題にしたいと思います。
それにしても、終始快晴で紅葉も景色も素晴らしく、
藪漕ぎを含めて大変楽しい山行となりました。
昨今、体調があまり優れない日々が続いているのですが、
やっぱりお山に登ると元気出ますね(笑)。
鼻にワサビ詰めるとか言ってるぐらい体調不良のご様子でしたが、
扇山、百蔵山で元気が出たようでよかったですね
ありがとうございます。
いや〜、何とかね。
呼吸が楽になっただけでも全然違います。
ただ、2週間ばかりの不調と休養で、
体力が結構落ちてて、藪漕いで上がるのは結構しんどかったです
またコツコツ、ですわ。
12月の歩荷トレでは40kgでトライでするつもりですが、
時間が合うようでしたらまたお付き合いくださいませ。
これくらいのペースならお付き合いできるかも・・・なんて
私は、エイジシュート無理!ですが、息子は可能ですね(笑
こんばんは。
ひとと行くときは、割合ゆっくり目に歩きますよ。
相手に合わせて歩くことが多いですし、
前回の歩荷トレの時みたいに、あえなく置いていかれる時は、
無理して追いつかないようにしています。
ちなみに、膝の会をやるときは、
コースタイムと同じくらいか、ゆっくり目です。
何しろ、下りは動作を確認しながら下るので、
いちいち立ち止まったり練習したりで、
かなり時間がかかります。
息子さんはエイジシュート楽勝?ですかね(笑)。
ただ、ご存知かとは思いますが、
歩荷トレはくれぐれも成長期が終わるまでなさらないように・・・。
おはようございます
まだ、正しいザックの背負い方を理解していないのとバランスを崩しやすくキケンなのでするつもりありません
何の根拠もありませんが、私が自分の体重の40%弱担げるものの、サクサク歩けるのは30%程度までなので家族の重量配分も体重の30%程度になるよう気をつけています。これだと、パーティ内での不公平感もありませんよね。
息子の体重の3割って、大体エイジシュートなんですよ。夏のテン泊で水込み7kg程度なので都合の良い目安です。冬は装備が多少重くなりますけれど、体が多少大きくなるのと水が減らせますからね。
都合の合うときに、一度歩き方を拝見したいのですが
11/22追記
延々レスが続いてしまいそうなので追記にて
・息子の、全部入りランドセル(wの重さが6kg程度なので、この点も目安にしています。
・そうです、テン泊の時の重量です
・天武将尾根は出来れば山荘のポチ付で行きましょう(笑
・motchさんの計画に相乗りできそうなものがありましたら、PMさせて頂きます
こんばんは。
特に成長期に入る前の子どもには大きな負荷をかけると、
筋肉や骨の成長を阻害する恐れがありますからね。
ぼくは、成長期にかけて陸上を長らくやっていましたが、
そのせいでオスグッドに罹患してしまいました。
個人的な経験に基づいた話なので、
さらっと聞き流していただければ幸いなのですが、
体重の30%程度というのは、
テン泊装備で縦走するときの重量ではないかと思います。
小屋泊であれば、15〜20%程度が妥当ですね。
歩き方・・・私自身もまだまだ修行中ですが、
もしよろしければ是非。
両神の天武将尾根あたりでもいかがですか?
・・・いや、半分冗談デス
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