早池峰山トレッキング

2012年08月11日(土) [日帰り]

• GPS: 06:13
• 距離: 8.0km
• 登り: 887m
• 下り: 883m

コースタイム

04:21　河原の坊駐車場　発
05:05　小田越
06:31　五合目
07:00　剣ヶ峰分岐
07:15　早池峰山山頂　休憩
10:25　河原の坊駐車場　着

天候

快晴！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

小田越ルートを登りに取りました。
登り始めてまもなく風を遮るもののない岩陵地帯となります。

多少足場が悪いところがありますが、特に危険箇所はありません。

写真

うすゆき山荘3時起床、河原の坊駐車場へ。
駐車場は広く、舗装されていて、50台くらいは停車できるようだ。

4時だというのに結構な数の車が止まっている。
おそらく車中泊だろう。

ビジターセンター。

壁面に飲料水用の蛇口がついてる。
なんだかちょっとシュール。

ちょっとシュールな壁面蛇口。

まずは県道25号を東へ。
小田越登山口を目指す。

刷毛で引いたような雲が、どこか涼しさを感じさせる空。
真夏とは思えない。

やがて県道ピークが見えてくる。
登山口はもうすぐ。

花もなんだか笑っているようだ。

小田越登山口。

登山口の脇には仮設トイレもあった。
使わせてもらったが、仮設の割にはキレイなトイレだった。

登山口の向かいは、監視小屋。
軽トラックが停まっていたので在宅のようだ。

県道をはさんで早池峰に対峙している、薬師岳。

今回は登らなかったけれども、最短でCTたったの2.5H。
早池峰を眺めるのに良い山だそうである。
次の機会があったら寄ってみよう。

スタート直後は、気持ちの良い樹林の中を歩く。

朝の清涼な空気を胸いっぱいに吸い込むと、マイナスイオンで体が満たされるような気分になる。

自然の枝ぶりをそのまま生かしたベンチ。
面白い。

なんとなく、お盆の馬とか牛を連想させる。

ほどなくして樹林帯を抜ける。

心地よい早朝の風。
朝日に照らされる早池峰山頂。

東に眼を転じる。
山々が、雲海に浮かぶ島のように。

日が昇りきって、予報どおりの快晴となる。

樹林がなく、岩陵をむき出しにした山肌。
夏の青空を背景に、稜線がくっきりと。

道向かいにそびえる、薬師岳。

早池峰は岩山。
でも、小田越ルートは特に危険箇所もなく、歩きやすい。

山頂避難小屋が見えてきた！

山頂避難小屋。
東北の避難小屋はどこも手入れが行き届いていて、すばらしい。

関東の山もそうであってほしいなぁ。

早池峰山頂。
オレンジ色の社が青空に映える。

なだらかな稜線。
いかにも東北っぽい山々。

本日はサブザックを使用。

THE NORTH FACEの、SHRIKEというモデル。
本来はトレラン用なのだが、軽ハイク時や縦走時サブザックとして、使用している。

とても軽くて、体にぴったりフィットして動きやすい。
ポケットやドローコードがうまく工夫されていて、意外なほど荷物を持てる。

使い勝手の良いザック。

西南方面を眺めてみる。

早池峰は2000m未満の山（1917m）なのだが、こうするとかなりの高度感を感じる。

仲間にとってもらった一枚。

ちょー気持ちいい！！

流星のような飛行機雲。

早池峰の山頂はとても展望が良い。
いつまでもここに残っていたくなる。

名残惜しいが、下山開始。
河原の坊を目指して沢沿いに下る。

とにかく天気が良い。

山は晴れが一番！

やがて県道に出る。
駐車場は目と鼻の先。

ビジターセンター。

出発時は施錠されていたが、今はあいている。
ちょっと寄ってみる。

ビジターセンター内部。

キレイです。

早池峰の山中では携帯トイレの使用が推奨されている。
ひとつ350円。

早池峰は樹林帯がほとんどないので、用を足すために身を隠す場所があまりない。

基本だけど、トイレは山行前にしっかり済ませておくのが吉。

下山後に通りがかった早池峰湖。

次の山へと向かう途中で寄った、大沢温泉（自炊部）。
築200年を越えるという、歴史を感じさせるレトロな建物。

自炊部というのは、自炊しながら連泊して湯治するための場所、ということらしい。
東北は湯治場のメッカ。

大沢温泉の場合は、自炊部以外にも、立派な温泉旅館の"山水閣"や"菊水館"もあるようだ。

三千里 雫石店。
あらかじめリサーチしておいたお店。

人気店だけあって、時刻は14時を過ぎたのに待ちが出ている。

ほどなくして席に案内。
まずはノンアルコールビールで乾杯！

お待ちかねの、盛岡冷麺。

麺はやや太めでモチモチしており、しっかりした食感が味わえる。
スープには酸味がなく、しっかりと濃厚なコクがある。
スープに酸味がないのは、自分で酢を入れて加減ができるようになっているから。
私は酢を使わず、デフォルトのままで食し、飲み干してしまった。

すごい。めちゃくちゃウマい。
いつも地元で食べている冷麺はなんだったのだろうと思ってしまう。
麺といいスープといい、まるで別の食べ物じゃないか。

冷麺で大満足し、次は買出しへ。
ジョイス雫石店。

翌日の朝食だの、行動食の追加だの、ビールだのを買う。

今夜の幕営地、国見キャンプ場へ、来てみたのだが、、、？

国見山荘で受付しようとすると、なんだか様子がおかしい。
山荘のおじさんから、遠まわしにやんわりと断られてしまった。

どうやら、実質的にはキャンプ場としてはもう何年も機能していないらしい。

かわりに、駒ケ岳の登山口にある森山荘のキャンプ場を紹介される。
駒ケ岳は明日登る山だから、かえってちょうどいい。

森山荘。
キャンプ場についてたずねると、人の良い優しいご主人が丁寧に応対してくれた。

一人1000円。
山荘内の温泉、炊事場、トイレを自由に使うことが出来る。

山荘の北側斜面が幕営地。
ちょっと狭いけど、しっかり整地もされているし、問題ない。

日が暮れないうちに、それぞれテントを張ってしまう。

山荘内。
今日はすでに温泉に入ってきてしまった。

そこで、明日の駒ケ岳登山後に入浴しても良いか、とご主人に交渉。

かまいませんよ、とご主人。
なんと対応の良い山荘だろうか。

旅先で宿の人に優しくされると本当に嬉しくなる。

無事にテントも張ったし、あとはお楽しみの夕食。

車を15分ほど走らせて、道の駅「雫石あねっこ」へ。
あらかじめリサーチしておいた。

岩手県の地鶏「南部かしわ」の親子丼。

良く締まった肉質の鶏肉をふわふわの卵でとじてある。

テント場に戻り、ジョイスで買っておいたビールで仲間と乾杯！

明日は東北遠征の最終章、秋田駒ケ岳だ！

感想

hmngbird73

雑感は日記にて

[早池峰山トレッキング]
http://www.jognote.com/days/13675616