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Yamareco

記録ID: 247567
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八幡平・岩手山・秋田駒

賢治ゆかりの山〜初冬の箱ヶ森へ(志波山塊)

2012年11月19日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:46
距離
8.1km
登り
737m
下り
729m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

9:30 林道車止め
10:00 登山口(〜10:10)
11:25 ブナ原生林休憩地(〜11:33)
11:48 クロビ大樹休憩地
12:05 8番急登下
12:30 下山路との分岐
12:40 山頂(〜12:55)
13:12 下山路との分岐
13:40 図根点
14:07 マクラ山休憩地
14:20 曲がり角…
14:55 下山口
15:11 林道車止め
天候 里は晴れ間の見える曇り、山は曇り〜小雪
過去天気図(気象庁) 2012年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
猪去沢林道の車止めまで自動車で。
車止め前には、5〜6台は駐車できそうですが、崖側には落石の危険性があるので駐車しないほうが良いと思います。
林道はすれ違いはできないですが、大型のラウンドクルーザー1台は通行できる程度の広さあり。
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは、登山口にあります(記帳式)。

箱ヶ森は宮沢賢治の詩に謳われている岩頸(がんけい)の山です。岩頸とはwikipediaに「岩頸あるいは岩栓(がんせん)、突岩(とつがん)とは、火道内のマグマが硬化してできた形成物である。」とありました。お椀を伏せたような特徴的な形です。
そのため、低山ながら急登があり、トレーニングにも最適です…が、なにぶんちょっと奥深く、盛岡の市街地のそばなのに、熊さんのお住まいという…一人では歩きたくないところでもあります。
志波三山縦走路の黄色い丸看板8からの急登は、所によっては垂直に近く…楽しいです。

「宮澤賢治の詩の世界」-歌碑のページ
http://www.ihatov.cc/monument/075.html
街は曇りですが、車止めでは雪混じりの小雨のような…。山に向かうとき、志波山塊には、雪雲がかかっていましたっけ。
街は曇りですが、車止めでは雪混じりの小雨のような…。山に向かうとき、志波山塊には、雪雲がかかっていましたっけ。
この熊は、どう見てもコアラに見えてしまいます。
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この熊は、どう見てもコアラに見えてしまいます。
登山口近くの朴の葉がすっかり落ちて、大きな落ち葉の中にいると、まるで小人になったみたい。
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登山口近くの朴の葉がすっかり落ちて、大きな落ち葉の中にいると、まるで小人になったみたい。
登山口で、小雨っぽいので、ザックカバーをかけて、レインウェアを着込みました。
登山口で、小雨っぽいので、ザックカバーをかけて、レインウェアを着込みました。
だんだん、落ち葉の上に薄っすら雪が。
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だんだん、落ち葉の上に薄っすら雪が。
ブナ原生林休憩地
ブナ原生林休憩地
靴の裏と、夏用スパッツのゴムの間に雪がくっつき、そこに枯れ葉が混じり、団子状態になってで歩きにくい。時々、靴裏の団子を落とします。
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靴の裏と、夏用スパッツのゴムの間に雪がくっつき、そこに枯れ葉が混じり、団子状態になってで歩きにくい。時々、靴裏の団子を落とします。
クロビ大樹休憩地。クロビ(黒檜)とは、日本特産のヒノキ科の常緑木だそうです。別名ネズコ。
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クロビ大樹休憩地。クロビ(黒檜)とは、日本特産のヒノキ科の常緑木だそうです。別名ネズコ。
少しずつ雪が厚くなりますが、歩くと下の枯葉が顔を出す状態です。
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少しずつ雪が厚くなりますが、歩くと下の枯葉が顔を出す状態です。
ちょっと、笹薮で道が不明瞭なところがありましたが、良く見ると、ピンクのテープがあります。
ちょっと、笹薮で道が不明瞭なところがありましたが、良く見ると、ピンクのテープがあります。
さあ、ここからが苦しい(楽しい?)急登のはじまり!ロープがなかったら、登れないね、きっと。行きは良い良い、帰りは…こちらは通りません!
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さあ、ここからが苦しい(楽しい?)急登のはじまり!ロープがなかったら、登れないね、きっと。行きは良い良い、帰りは…こちらは通りません!
登りきった!左側に見える山は赤林かな。
登りきった!左側に見える山は赤林かな。
下山路との分岐。
下山路との分岐。
分岐から10分ほどで山頂の広場へ。この時は気づきませんでしたが、後から写真で見ると、taku-jiroさんがハントしている藪山登山家集団のプレートがありますね(壊れていますが)。
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分岐から10分ほどで山頂の広場へ。この時は気づきませんでしたが、後から写真で見ると、taku-jiroさんがハントしている藪山登山家集団のプレートがありますね(壊れていますが)。
山頂三角点にタッチ!
二等三角点
点名:箱ヶ峰
標高:865.5M
2012年11月19日 12:42撮影 by  iPhone 4S, Apple
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11/19 12:42
山頂三角点にタッチ!
二等三角点
点名:箱ヶ峰
標高:865.5M
今年の2月のここからの景色が素敵でした。その時の写真は、twitterの背景写真になっています。
2012年11月19日 12:44撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/19 12:44
今年の2月のここからの景色が素敵でした。その時の写真は、twitterの背景写真になっています。
三角点と箱ヶ森の標識
2012年11月19日 12:45撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/19 12:45
三角点と箱ヶ森の標識
山頂からは、つなぎ方面へも行けますが…太田方面へはこっちから帰ります。
2012年11月19日 13:12撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/19 13:12
山頂からは、つなぎ方面へも行けますが…太田方面へはこっちから帰ります。
これは、図根点です。図の文字が顔を出しています。図根三角点か、図根多角点かは、よくわかりませんが。
2012年11月19日 13:40撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/19 13:40
これは、図根点です。図の文字が顔を出しています。図根三角点か、図根多角点かは、よくわかりませんが。
図根の位置はここ。市町村境界と登山道との分岐になります。(道は分岐していませんが)
図根の位置はここ。市町村境界と登山道との分岐になります。(道は分岐していませんが)
マクラ山のゆるやかな広場に着く頃には、雪もなくなり、一面の枯葉に。
2012年11月19日 14:07撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/19 14:07
マクラ山のゆるやかな広場に着く頃には、雪もなくなり、一面の枯葉に。
2012年11月19日 14:08撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/19 14:08
地図では、右にほぼ直角に曲がるところですが…十字路に見えます。ここは、右。
2012年11月19日 14:20撮影 by  iPhone 4S, Apple
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11/19 14:20
地図では、右にほぼ直角に曲がるところですが…十字路に見えます。ここは、右。
左側へも道のようになっていますが…地図によると、おそらく左に進むと沢に通じるみたいです。
2012年11月19日 14:21撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/19 14:21
左側へも道のようになっていますが…地図によると、おそらく左に進むと沢に通じるみたいです。
岩手山が見えるというのですが…。
2012年11月19日 14:33撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/19 14:33
岩手山が見えるというのですが…。
見えないのは天気のせいばかりとは言えず…雑木が成長して見通しが悪くなっています。
2012年11月19日 14:34撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/19 14:34
見えないのは天気のせいばかりとは言えず…雑木が成長して見通しが悪くなっています。
沢を渡って、下山口に着きました。車止めまで、トボトボ歩く。
2012年11月19日 14:55撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/19 14:55
沢を渡って、下山口に着きました。車止めまで、トボトボ歩く。
オガセ滝も水量はチョロチョロ。
2012年11月19日 15:00撮影 by  iPhone 4S, Apple
11/19 15:00
オガセ滝も水量はチョロチョロ。
撮影機器:

感想

久しぶりに、kiichiちゃんと休みをあわせての山行です。
mitugasiwaさんのレコを見て、箱ヶ森に行きたいなぁと思っていたところ、kiichiちゃんが選んでくれた山が箱ヶ森でした!以心伝心?やったぁ。

箱ヶ森は里山ですが、急登が多く、林道をちょっと奥に入ること、山塊のふもとのりんご園に熊が出るという話を聞くなど、なかなか一人で行くには勇気がいる山でもありますが、山の中に居ることを楽しめる、魅力もたっぷりな山でもあります。(8番からの急登は、ワクワクします)

たぶん、選んだkiichiちゃんにとっては久方ぶりの山行で、初の箱ヶ森。まさか東根山や赤林山と同じくらいしんどいとは思っていなかったようですが…そこは、弱音をはかない(私とは大違い!)性格、最後まで頑張り通したのでした。次の日、筋肉痛にならなかったかな?(私は帰ってから、爆睡でした)

思ったより雪が多く、しかも気温が高めなので湿った雪団子が靴の裏についたり、雪の下の枯葉が滑ったりと、道のコンディションも悪めで時間が掛かったため、山頂でゆっくりランチの計画は、ちょっとだけ休憩、行動食のように昼食を食べながら歩くスタイルに変更です。下山後は、ゆっくり自家焙煎コーヒーの店で疲れを癒し、余韻を楽しみました。

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