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Yamareco

記録ID: 2487062
全員に公開
沢登り
甲斐駒・北岳

沢はお手軽・下山はちょっとこわいヤチキ沢

2020年08月09日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:44
距離
4.6km
登り
648m
下り
640m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:22
休憩
0:22
合計
4:44
9:35
178
スタート地点
12:33
12:43
39
脱渓点(1330m)
13:22
13:34
45
日向山北東尾根平担地(1340m)
14:19
ゴール地点
天候
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
林道沿いに駐車可能なスペースが数か所ある。
近くにボルダリングエリアがあり、沢よりも岩目的で来るクルマの方が多い。
コース状況/
危険箇所等
【ヤチキ沢】
滝が連続する急登の沢。6m滝だけ右手に高巻きしたが、左から突っ張りで直登できるらしい。他の滝は全て直登した。
【下山ルート】
源頭部から日向山北東尾根方面へは急斜面のトラバースとなる。獣道が複数あるので、周囲の地形をよく見て歩きやすそうなルートを選択した。
下山に使用した尾根もかなりの急斜面だが途中から落ち葉の堆積した窪地が現れるので、中を通っていくと歩きやすい。尾根を忠実に辿ると林道手前が崖地になっているようだが、窪地を歩いていくと平担地を通って林道に合流できる。
今日はここから
2020年08月09日 09:35撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/9 9:35
今日はここから
林道は渡渉点で崩壊している
歩行に問題はない
2020年08月09日 09:39撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/9 9:39
林道は渡渉点で崩壊している
歩行に問題はない
ヤチキ沢.in
いきなり滝
2020年08月09日 09:50撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/9 9:50
ヤチキ沢.in
いきなり滝
このレベルの滝が連続する
登るのは容易
2020年08月09日 09:51撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/9 9:51
このレベルの滝が連続する
登るのは容易
沢デビューのChriswondoもがんばって登る
2020年08月09日 09:52撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
8/9 9:52
沢デビューのChriswondoもがんばって登る
ナメ滝も何度も出てくる
2020年08月09日 09:55撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/9 9:55
ナメ滝も何度も出てくる
2020年08月09日 10:04撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/9 10:04
こういう滝のない地形はほとんど出現しない
2020年08月09日 10:07撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/9 10:07
こういう滝のない地形はほとんど出現しない
2020年08月09日 10:14撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/9 10:14
またナメ滝
2020年08月09日 10:38撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/9 10:38
またナメ滝
ヌメって滑るので慎重に登る
2020年08月09日 10:38撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
2
8/9 10:38
ヌメって滑るので慎重に登る
この滝はロープ出した
2020年08月09日 10:41撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/9 10:41
この滝はロープ出した
プルージックで登る
右の根に張ったスリングは仮支点でロープの固定には使っていない
2020年08月09日 11:18撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/9 11:18
プルージックで登る
右の根に張ったスリングは仮支点でロープの固定には使っていない
まだまだ滝は続く
2020年08月09日 11:47撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/9 11:47
まだまだ滝は続く
水量減ってきた
2020年08月09日 11:52撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/9 11:52
水量減ってきた
大ナメ滝
ヌメって滑りやすいので乾いた所を探して慎重に登る
2020年08月09日 12:06撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/9 12:06
大ナメ滝
ヌメって滑りやすいので乾いた所を探して慎重に登る
その先も水を浴びながら直登
2020年08月09日 12:16撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/9 12:16
その先も水を浴びながら直登
二俣のちょっと先で脱渓して北東尾根へ向かってトラバース
2020年08月09日 12:31撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/9 12:31
二俣のちょっと先で脱渓して北東尾根へ向かってトラバース
こんな感じで獣道が伸びている
2020年08月09日 12:57撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/9 12:57
こんな感じで獣道が伸びている
獣道のすぐ下にヘルメットが落ちていた
とりあえず回収しておく
(後で持ち主が見つかりました)
2020年08月09日 12:58撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/9 12:58
獣道のすぐ下にヘルメットが落ちていた
とりあえず回収しておく
(後で持ち主が見つかりました)
バリエーションルートも初体験のChriswondo
がんばってきわどいトラバースを突破
2020年08月09日 13:08撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/9 13:08
バリエーションルートも初体験のChriswondo
がんばってきわどいトラバースを突破
北東尾根から分かれて支尾根へショートカット
急傾斜が続くが窪地に落葉が溜っているのでその上を歩く
2020年08月09日 13:54撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/9 13:54
北東尾根から分かれて支尾根へショートカット
急傾斜が続くが窪地に落葉が溜っているのでその上を歩く
林道へ戻ってこれた
2020年08月09日 14:09撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
8/9 14:09
林道へ戻ってこれた
おしまい
2020年08月09日 14:18撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
1
8/9 14:18
おしまい
撮影機器:

装備

共同装備
8mm30mロープ 240cmスリング 400cmスリング

感想

今日はCaixin、hale、Chriswondoの4人で南アルプスのヤチキ沢へ。しかし中央道に入ってしばらくしてからヘルメットを忘れたことに気付く。がーん。引き返すにはもう遅すぎるし、甲府の登山ショップはまだ開店していない時間だ。
いきなりDNSか…と思ったが、少し足を延ばして長野県に入り富士見パノラマスキー場まで行けば、スキー場の売店が8時半から開いていることが判明。何とかMTB用のヘルメットを入手。胸をなでおろす。

山梨県へ引き返してサントリー白州工場近くのコンビニで松本から来たhaleと合流。
工場の脇の林道を通って崩壊した橋の少し手前の駐車地点へ。すぐ脇に大岩がありボルダラーが集まっているのを横目に、沢装備をセットして出発する。
崩壊した橋を渡渉し少し歩くとヤチキ沢出合に着く。ヤチキ沢に入るとしょっぱなから滝、滝、滝の連続である。数えるのも面倒くさくなってくる。
初デビューのCheriswondoは最初はおっかなびっくりだったが、すぐに慣れてきてどんどん登ってくるようになった。
沢床はナメか白い特徴的な砂利で、泥が少ないので水はきれいだ。宇多田ヒカルの「南アルプスの天然水」はここから作られているのか…と思う。CaixinとChriswondoは工場内にある蒸留所で白州を試飲できるかどうかが気になるようだ。

さて沢の方は滝の数こそ多いものの容易に登れる滝ばかりなのでどんどん進める。ときどきソーヤーミニで無料の南アルプス天然水を飲むが、あっという間に地形図上で中間地点あたりまで来てしまった。
ここからは少しペースダウンして写真を撮りながらゆっくりと歩く。6m滝ではロープを出した。滝の右手上部にある立木を支点にしたが、立木から上に登るときも確保した方がよさそうだった。
6m滝の先には大ナメが広がっている。これがヌメっていてラバーソールの沢靴では歩きにくいが無理という程ではない。乾いた場所を探しながら登る。
さらに小滝をいくつか越えていくと、上部がハングした8m滝が現れる。これも左手のクラックを突っ張って登れるそうだが、無理せず右手を高巻くことにした。
高巻きはこの1回だけだった。
また小滝が続き、水量が減ってくると二俣が現れる。左手の三段滝で源頭部に到達するそうだが左を見ると獣道っぽい踏跡が尾根へ向かって伸びている。他の方のレコで尾根筋までのトラバースが難しい、とあったので無理せずここで遡行終了とした。

沢装備を解除してトラバースに入るとなるほど急斜面で獣道が崩れている所も何か所かある。通れない斜度ではないのでそのまま突破する。と、haleが「oecさん、ヘルメットありましたよ!」と言う。自分のヘルメットは自宅に置き忘れたままだけど?…と思いつつ指さす方を見ると確かに獣道の数m下にヘルメットが落ちている。もちろん自分のものではないが、とりあえず回収した。

きわどいトラバースを抜けると平担地がある。ここが最後の休憩地点だ。
この先は踏跡のない支尾根を適当に降りていくがここも急斜面で歩くのがやっとという感じだ。ルートミスしないように地図と何度もにらめっこしながら何とかこなして林道へ無事帰還した。

トラバース中に拾ったヘルメットを下山後によく見てみたら某山岳団体の名前が書いてあった。それを手掛かりにFacebookで持ち主を探してみたところ、当日中にご本人と連絡を取ることができた。このヘルメットも無事に持ち主の手元へ戻せそうだ。

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