茅ヶ岳 (日本百名山完登後、深田久弥お参り登山)

2020年08月10日(月) [日帰り]

• GPS: 04:07
• 距離: 6.1km
• 登り: 762m
• 下り: 728m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:28
• 休憩: 0:39
• 合計: 4:07

距離 6.1km 登り 762m 下り 744m

8:56 深田記念公園バス停
9:19 林道分岐
9:48 9:51 女岩
10:26 10:42 深田久弥先生終焉の地
11:17 11:37 茅ヶ岳
11:44 千本桜分岐
12:45 林道分岐
13:03 深田記念公園

天候

晴れ ときどき 曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

深田記念公園の駐車場を利用。
山の日ということもあってか、20台ほどが停まっていました。

コース状況／危険箇所等

特段、気をつける箇所は無し。
アブに警戒していましたが、気配を感じませんでした。蒸し暑過ぎたか。

その他周辺情報

ハイジの村まで移動して、ぬるぬる美肌の湯に浸かりました。

写真

8/10 8:56

山の日。百名山完登の報告登山。
深田久弥が1971年に脳溢血で生涯を閉じた山へ。

8/10 9:30

短調なトレイルをほぼまっすぐ進みます。

8/10 9:34

ゆるやかなのに蒸し暑くて汗が止まりません。

8/10 10:13

女岩が近づくと、岩石が増えてきました。

8/10 10:16

女岩のあたり。立ち入り禁止になっている、その先にある岩壁が女岩なのでしょうか？

8/10 10:20

斜度が厳しくなってきました。日本の夏の蒸し暑さ、その中を泳いでいるかのような坂道。

8/10 10:30

目的達成。「深田久弥終焉の地」に手を合わせました。
記念碑と『日本百名山』。

8/10 11:20

そして山頂へ。
夏雲が周囲の山々に引っかかっていますが、まずまずの好天。

8/10 11:28

山梨百名山の標識と、金峰山・瑞牆山など奥秩父主脈の山々。

8/10 11:28

富士山にはかなり雲がかかっていました。

8/10 11:42

八ヶ岳が近いですが、主峰の赤岳はいっとき姿を現しただけでした。

8/10 11:16

南アルプスは、広範囲に雲に巻かれていました。

8/10 11:07

昆虫たちが活気付く盛夏。山頂ではトンボ、ミツバチ、そして蝶が多く飛んでいました。

8/10 11:45

『ヤマノススメ』のあおいちゃんも連れてきました。立体式展望盤によって、百名山をめざす過程で登ってきた、数々の名峰を回想しています。

8/10 12:15

ゆっくり山頂で休みましたが、暑いので金ヶ岳はパスして下山開始します。

8/10 12:40

本日は、百名山おじさん3人パーティー。私以外のお二人は、一年近く前に達成しています。
復路は、岩の少ない西側のコースで帰りました。

8/10 13:04

下山しました。
深田記念公園の石碑を見学。「百の頂に百の喜びあり」

8/10 13:16

深田久弥の人物像とその最期について書かれています。百のナイスチョイス、ありがとうございました。

8/10 14:01

汗を流しに、日帰り温泉へ。入館の際には体温チェックや記名など、徹底した対策が。

8/10 14:58

締めは、ラズベリーソフトクリームで。盆地の熱でみるみる溶けていきます。暑さ厳しい日常へと、帰っていきました。

撮影機器：

DSC-WX500 SONY

感想

sprout

7/23に念願の日本百名山を達成しました。
(↓そのときのヤマレコ )
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2456166.html

気持ちが落ち着いてきた8月。
すでに百名山達成をしている山仲間2人を誘いつつ、『日本百名山』著者・深田久弥の終焉の山を訪ねました。
物語の結び。エピローグ編、といったところです。

日本らしいと言えば日本らしい、蒸し暑い空気にあえぐ盛夏ハイキングとなりましたが、時折吹いてくるそよ風に元気づけられました。
深田の記念碑は慎ましく建てられており、セミの声に包まれていました。
文庫本を取り出し、手を合わせ、ああ自分は完登したのだなと感じました。

山頂は360°の展望。
あいにく蒸気が山々に絡まる日でしたが、それでも、まだ未踏の峰々に目を留めることができました。
山は在り続け、登山もまだまだ続いていくようです。