笊ヶ岳（老平から）

2020年08月09日(日) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 20.5km
• 登り: 2,735m
• 下り: 2,738m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:32
• 休憩: 1:13
• 合計: 9:45

4:15 老平駐車場
5:04 タケ沢吊橋
5:35 5:45 広河原
6:09 6:10 山ノ神
6:50 ４本桧の肩
7:30 7:45 桧横手山
8:45 8:47 布引山
9:31 10:00 笊ヶ岳
10:36 10:37 布引山
11:24 11:30 桧横手山
11:53 ４本桧の肩
12:22 山ノ神
12:47 12:56 広河原
13:28 タケ沢吊橋
14:00 老平駐車場

ルートは山プラのものです。歩くペースはかなり速めだと思います。

天候

晴れ時々くもり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

老平駐車場に前日20時ころ到着で4，5台程度（1，2台は地元車？）
下山時は7、8台程度。

コース状況／危険箇所等

林道終点〜広河原まではつり橋1か所、簡易な橋多数通過し、1か所だいぶ傾いています。崩壊地は幅50�冂�度に彫り込んであるため、不安感無く通れます（ただし、上からの落石には注意が必要かも）。岩場から水が滴る箇所が何か所かありますが、だいたい足場が悪く、落ちたら谷底まっしぐらな感じなので、水を変に避けようとせず堂々と突っ切る方がよさそうです。
広河原〜山の神は斜面をジグザクに走る登山道をひたすら上がりますが、ザレているうえに道幅も狭いので下りの際は気を使いました。
山の神〜布引山は尾根道をひたすら登る感じ。しんどかったです。これといった危険個所はなし。ふみ跡がやや薄い箇所や倒木等により一部ルートが分かりにくい部分もあります。ピンクテープはやたらとありますが、最低限のルートファインディング能力は必要かと。布引山手前の崩壊地の際を歩く箇所は樹林帯の中にルートがあるので、危ない箇所はありませんでした。
布引山〜笊ヶ岳は200m程度の登り返し。若干藪が触るところも。

その他周辺情報

下山後はヴィラ雨畑へ。日帰り入浴550円

写真

8/9 4:22

朝4時過ぎスタート

8/9 4:45

林道終点手前の分岐は右へ

8/9 4:46

林道終点。ここから登山道へ

8/9 4:53

天気は悪くなさそう

8/9 5:04

つり橋。揺れは意外とそんなでもなかったです。

8/9 5:16

崩壊地はしっかりと通路ができていました。整備した方ありがとうございます

8/9 5:24

ひしゃげた橋も。ビクビクしながら渡りました

8/9 5:27

昔のトロッコ道か何かなのか。歩きやすい道です

8/9 5:31

8/9 5:35

広河原に到着

8/9 5:35

渡渉ポイント。行きは丸太にまたがり、帰りは靴脱いで沢の中歩きました

8/9 5:46

広河原からは斜面のジグザク道を上がります

8/9 6:09

山の神到着

8/9 6:16

風が通り抜けて気持ちいい

8/9 6:29

レコでよく見かける林業機械

8/9 6:31

8/9 6:32

ツチトリモチの仲間（たぶんミヤマツチトリモチ）。こんなだけど被子植物。雌花しか発見されてないとか。

8/9 6:41

広葉樹林からカラマツ造林地へ

8/9 7:14

そのうちにモミ林へ

8/9 7:25

コケむした樹林に癒されつつ登り続けます

8/9 7:30

やっとこさ桧横手山。ここからまだ登り返しありで600mも登る

8/9 7:45

1，2張くらいならテントはれそうか

8/9 7:45

一息ついて出発

8/9 7:49

アリドオシラン

8/9 7:59

油断せずにピンクテープやスプレーを確認しつつ登ります

8/9 8:11

日が差すと緑がまぶしい

8/9 8:34

稜線に到達

8/9 8:35

崩壊地のふちを一部歩きますが、向かって右側の樹林帯に道が走っているため、そこまで危険個所はない感じ

8/9 8:37

トリカブトの仲間

8/9 8:41

深南部は雲の中

8/9 8:43

樹林帯の中を進みます

8/9 8:45

布引山

8/9 8:49

布引山ちょい過ぎたあたり。テントが数張ははれそう

8/9 8:50

シャクジョウソウのつぼみ

8/9 8:54

タカネフタバラン

8/9 9:03

コフタバラン

8/9 9:11

おそらく笊ヶ岳と小笊

8/9 9:16

登り返し。地味にしんどい

8/9 9:30

あとちょっと

8/9 9:31

到着！

8/9 9:31

到着したときはガスまみれ

8/9 9:51

次第に晴れて多少の展望も

8/9 9:52

今度はもっと天気のいい日に来たいものです

8/9 9:59

椹島方面

8/9 9:59

小笊の向こうの富士山は一瞬うっすら見えた程度

8/9 9:59

栄養補給して下山へ

8/9 10:11

とりあえず下って

8/9 10:14

また登り

8/9 10:36

布引山へ

8/9 10:40

ガレ場から。晴れていれば山深い景色が拝めそう

8/9 10:42

8/9 11:20

ギンリョウソウの実

8/9 11:22

桧横手山の手前の微妙な登り

8/9 11:24

桧横手山

8/9 11:39

足に疲れがたまってきているので、気を付けながら下ります

8/9 12:19

広河原から山の神のちょい先までやたらと生えているきのこ

8/9 12:21

こちらはおそらくチチタケ

8/9 12:24

山の神過ぎてジグザク道へ

8/9 12:34

疲労がたまった足にこの道は中々つらいものがあります

8/9 12:47

広河原到着。帰りは靴脱いで渡渉。水深は深いところで膝くらい

8/9 12:56

汗が大量に出てたので、沢水でタオル濡らして体拭きリフレッシュ

8/9 12:57

ここからは比較的緩勾配の道

8/9 13:04

イワタバコ

8/9 13:05

涼しげな道を進みます

8/9 13:05

天然シャワー

8/9 13:13

立派なスギ林。獣害にやられ皮向かれているのが非常に残念

8/9 13:20

生々しい小崩壊。割と最近崩れた？

8/9 13:28

つり橋。ここまで来ればあとちょっと

8/9 13:40

無事林道へ

8/9 13:44

林道分岐手前の案内

8/9 13:45

8/9 13:55

来るときは気付かなかった石門

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-870 Tough オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ

感想

motonoko

連休中日に念願だった笊ヶ岳へ。昨年度までは早川町HPで通行禁止となっていましたが、今年度になり通行可能に。コロナ禍で遠出もし辛いことから今回の登山を計画。
他の方の記録を参考に日帰りで行けるか確認しつつ、行程が長く標高差もあるので、行動食の他にアミノバイタル等もしっかり準備。
駐車場が狭いのと早めに出発するために前日入り車中泊。なお、トイレは歩いて7，8分ほどのヴィラ雨畑向かいに公衆トイレがあります。
3時過ぎに起床し、準備を整え出発。広河原までの道は比較的わかりやすいため、ヘッドライト等の明かりがあれば迷うことはなさそうです。
広河原からはひたすら登り。しかも勾配も結構急で、なかなかしんどい感じでした。尾根道を歩いているときは風が吹いて涼しかったですが、尾根から風下側に入ると途端に無風で、汗が大量に噴き出てきました。それでも木々やコケなどの緑や少ないながらも花を眺めつつ登り、笊ヶ岳山頂に到着。稜線に出てからはところどころ展望地もありましたが、雲がかかったりもやっていたりでしたが、今回は笊ヶ岳の山頂を踏むことが目的なのと、時期柄もともと天気はあまり期待していなかったので、十分満足できました。
今回の山行で何となく道の様子もわかったので、今度は残雪期や紅葉シーズンなんかにも来てみたいと思いつつ、行きたい山が大量にあるので、しばらくは来れないだろうなと。