娘(9歳)と百名山95 暴風の上富良野岳〜十勝岳 縦走ルート
- GPS
- 06:18
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 964m
- 下り
- 1,304m
コースタイム
- 山行
- 5:54
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 6:17
通常メーター運賃の他に3000円かかります。
天候 | 曇り(稜線は強風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
ゴールは娘が5歳だったころに登りに来た思い出の望岳台 無料駐車場 トイレあり タクシーを呼ぶと、迎車料金が3000円加算で来てくれます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
稜線上は暴風で雲の中。登山道自体は火山性でざれている箇所多くスリップ注意。 道迷い注意。 |
写真
感想
2020年 夏のGOTO北海道ツアー
1座目:利尻岳
2座目:雌阿寒岳、阿寒富士
3座目:羅臼岳
4座目:斜里岳
5座目:幌尻岳(チロロ林道ルート)
6座目:大雪山(旭岳)
7座目:十勝岳
娘4歳のときに訪れた十勝岳。
娘との百名山をスタートしたいと思ったきっかけの山。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-647075.html
あの時、十勝岳山頂はともかく、ゴール地点と決めていた避難小屋まであとわずかというところで時間切れ撤退した。
娘はもっともっと進みたがり、涙を流した。
そのときの「また来ようね。今度はてっぺんまで行こうね!」という二人の約束。
今日はその約束を果たす日。
今回も、同じ宿に泊まり、同じように出発し、山頂まで無理なく登りたい。あの時二人で手をつないで歩いた道を歩きたいということで、十勝岳温泉側から登り、稜線を歩いて望岳台へ縦走するというルートを選んだ。
ちゃんとしたホテルに泊まるとどうしてもスタートが遅くなってしまうが、できる範囲で早めに出発。
ところが想定外に、富良野に宿泊すると、もれなくメロンがいただけるという。
ただし、9時から18時までに駅前の観光協会に引き取りに行くという条件付き。
朝、立ち寄るとスタートが遅れるため、下山後に引き取る計画とした。
登頂開始後、しばらくしてメガネを紛失したことに気づき、取りに引き返すか、下山後、置き忘れたと思われる場所まで再度登るか、ルートをピストンにして下山時に回収するか、いろいろ悩み、一度はメガネ放棄を決意。
お子さん連れファミリーが登っていくのを見ていたので、どこかで追いついたら楽しいなぁと思いながら登っていくが、途中で、強風撤退で断念したということでおりてこられた。
怖いと思う心も大切。怖がらない方が危ない。
稜線手前で、この先の天気を考え、レインウェアを着て、お腹も満たしておく。
この準備も大切だと思う。
準備万端で稜線に出ると、真っ白で風も強い。
先行者もいるので、写真を撮って、少しずつ前進。
上ホロカメトック山まではすぐ。
さらに、風に押してもらいながら稜線を十勝岳山頂を目指す。
山頂が見え、登りきる。
景色はない。
山頂の碑が立っている。
そこに二人がいる。
それだけで、ただただ満足。
岩陰で風をよけて、地図を確認。
風向きと、時間と、ルート、リスク、難易度、天気、そして眼鏡と、メロンと、タクシー代。
諸々考えて、予定通りのルートで下山を決定し、ルートの最終確認をして、二人で地図を確認し、下山開始。
岩場を降り、砂地を下り、真っ白な世界をゴールに向かって歩く。
やがて雲を抜け下界がみえる。
ゴールの望岳台までは、5年前の娘と3人で歩いているような不思議な気持ち。
あの時、この十勝岳をハイキングしていなければ、二人の百名山の旅はスタートしていなかったかもしれない。
ゴールしてタクシーを呼んで駐車場に戻る。
もしかしてメガネの落し物が届けられていないだろうか?
などと考えたり、メガネとメロンどっちにしようか、取りに行ったら18時には間に合わないかも。。。
と思いつつ、入林届を書いたポストまで戻ってみたら、メガネありました!
これですべてが解決。
後片付けをして、富良野の街へ行き、メロンをいただきました。
せっかくなので、富良野マルシェを見て、久しぶりのラーメンをいただきました。
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