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Yamareco

記録ID: 249491
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無雪期ピークハント/縦走
東海

シブロク歩道入口〜バラ谷の頭〜黒法師岳〜等高尾根

2012年11月29日(木) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
8.1km
登り
1,280m
下り
1,157m

コースタイム

6:34戸中山林道ゲート−7:34シブロク歩道入口−8:11 1200M点−8:22 小屋−9:03麻布山分岐−9:49バラ谷の頭10:30−11:30黒法師岳11:46−12:15等高尾根分岐−12:50市川戻り−13:25黒法師岳登山口−14:28戸中山林道ゲート
天候 晴れ時々曇り
過去天気図(気象庁) 2012年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
水窪ダムにトイレ、自動販売機があります。
シブロク歩道入口
シブロク歩道入口
苔むした石積み
写真右上に小屋が写っています。
苔むした石積み
写真右上に小屋が写っています。
1320M付近の小屋
はっきりしていた道が、ここから少し上がった所から薄くなります。
1320M付近の小屋
はっきりしていた道が、ここから少し上がった所から薄くなります。
バラ谷の頭
ここからの展望は一見の価値があると思います。
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バラ谷の頭
ここからの展望は一見の価値があると思います。
黒法師岳・丸盆岳・鎌崩の頭
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黒法師岳・丸盆岳・鎌崩の頭
バラ谷の頭からの展望
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バラ谷の頭からの展望
黒バラ平から立ち上がる黒法師岳
右奥に富士山
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黒バラ平から立ち上がる黒法師岳
右奥に富士山
本邦最南2000Mの地
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本邦最南2000Mの地
本邦最南2000Mの地にあったかわいい標識
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本邦最南2000Mの地にあったかわいい標識
コルの水場標識
黒バラ平からの黒法師岳
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黒バラ平からの黒法師岳
黒バラ平とバラ谷の頭
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黒バラ平とバラ谷の頭
黒法師岳山頂
丸盆岳の奥に聖岳と上河内岳
(黒法師岳と等高尾根分岐との間から)
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丸盆岳の奥に聖岳と上河内岳
(黒法師岳と等高尾根分岐との間から)
風イラズの上に富士山
左に大無間山、右に朝日岳
(黒法師岳と等高尾根分岐との間から)
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風イラズの上に富士山
左に大無間山、右に朝日岳
(黒法師岳と等高尾根分岐との間から)
黒法師岳
(等高尾根分岐手前から)
黒法師岳
(等高尾根分岐手前から)
丸盆岳と鎌崩の頭
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丸盆岳と鎌崩の頭
鎌崩と丸盆岳
(等高尾根下部から)
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鎌崩と丸盆岳
(等高尾根下部から)
黒沢山・六呂場山
(等高尾根下部から)
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黒沢山・六呂場山
(等高尾根下部から)

感想

 水窪ダムを過ぎても恐れていた通行止めの表示は無く、落石に注意しながら戸中山林道を走ってゲート前に車を止める。県外ナンバーの車が1台とまっていた。

 天気は下り坂の予報なので、着替えを済ませると直ぐに出発。周りは明るくなり始めている。
 ゲートからちょうど4.5KM歩いて、シブロク歩道の入口に到着。ここは4.5KMの標識とシブロク歩道の標識が立っていて、しかも小屋があるので非常にわかりやすい。
 しかし、小屋の脇には道らしいものが見当たらない。戻って小屋裏の沢左岸側から渡ろうとしたが、濡れた岩は非常に滑り易い。冷たい沢水に足を突っ込む前に今一度小屋の方を探す。どうやら正解は小屋の中を通ることのようだった。
 小屋を抜けると、そこにははっきりした道が付いていた。丸太で脇を固められたその道は、薄い踏み跡を探しながら登ることを想像していた自分にとってはびっくりする程立派に見えた。
 小屋から程なく踏み跡が薄くなったように感じた。立ち止まって右方向を見ると沢に赤テープが有り、そちらへはっきりとした踏み跡が付いていた。(沢を渡らずに進むと別のコースがあるかもしれません。)
 その後しばらく左岸側を登っていくと、苔むした石積みがあらわれ、その近くには小屋もあった。小屋の脇にはホースで水が引かれていた。
 小屋を過ぎても沢沿いを進み、左岸側に移ってから沢を離れてトラバースしていく。自分の予想とは逆方向でおかしいなと思いつつ歩いていると小尾根に乗り、地図と高度計からすると、1200M点辺りにいるらしい。道ははっきり付いているし、現在地も大体分かったのでそのまま登る。
 しばらく登るとまた小屋(約1320M)が在った。小屋から少し上るとテープがたくさん有り、道が分岐しているように見えた。上足毛沢方面からの道が合流しているのだろうか。
 この辺りからは尾根形状も消えて斜度も増し、踏み跡が薄くなって歩き難くなる。
 250M程高度を稼いで尾根に出ると、樹間から見えるバラ谷の頭に太陽が乗っていた。「ダイヤモンドバラ谷だ」などとくだらないことを思っていたので、この場所の様子をしっかり確認していないが、はっきりしたマークがあった記憶が無いので、下りに使う場合はこの地点は分かりにくいと思う。
 その後は尾根に沿って登り、右から麻布山・前黒法師山方面からの道を合わせる。1682M点を過ぎると最後の登りとなり、笹道の急登から斜度が緩むとバラ谷の頭山頂部に出た。
 明るい方向へ導かれるように進んで行くと山頂標識の場所に着き、素晴らしい展望が広がる。
 眼前に大きな黒法師岳。その右に小さめな三角形の前黒法師岳。二山の間には朝日岳と富士山。左に目を移せば丸盆岳、鎌崩の頭が並び、光岳〜池口岳〜中ノ尾根山〜黒沢山の連なりが見える。黒沢山の左遠方には、雪を被った中央アルプス・御嶽山も確認できる。鎌崩の頭(正確には重なった不動岳)の両側には聖岳と上河内岳が白い頭を見せている。
 ずっと眺めていたい気もするが、用意した服を全部身に着けてもまだ少し寒く、時々太陽が雲で隠れたりし出したので先に進むことにする。
 ガレの縁の急斜面を慎重に歩き、北東へ向きを変えながらコルに降りる。ここには木に水場の標識が掛かっていた。
 コルからは何段かの平地を経ての登りとなり、黒法師岳を眺めながら笹の中を気持ちよく歩いていくが、最後は急登が待っている。
 段々と笹が深くなり、掻き分け掴んでの登りとなる。しかし振り返れば黒バラ平とバラ谷の頭ののんびりした景色が有り、深南部にいることが実感できる。
 斜度が緩み、丸盆とバラ谷を示す道標で右に折れると黒法師岳に着く。展望は無いが、明るく風も無くて休憩するには丁度良かった。
 道標に戻り、ガレの縁を通って等高尾根分岐に向うが、途中大無間と富士山がきれいに見える。
 等高尾根分岐からは急斜面を下り始める。少し下ってやや左方向に進むが、ここはまっすぐだと小尾根に入ってしまう。今回は赤テープがたくさん付いていて、「弁当転がし」の標識も有りわかりやすくなっていた。途中には「市川戻り」「ヤレヤレ平」の標識も設置されていた。北東側に展望が得られる所を過ぎると間もなく登山口に着いた。
 7年振りの等高尾根は、スズタケも全くなくなって見通しが利き、非常に歩きやすくなっていて驚いた。
 後は緩い下りの林道を歩いてゲートまで戻った。

※林道の同じ地点から東側の小尾根に乗って1441M点の下部から尾根を登って行った記録などもあり、「シブロク歩道」がどこなのか私にはよくわかりません。

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