曇→霧→雪→霰→晴、めまぐるしい一日(陣馬山〜笹尾根〜三頭山)


- GPS
- 10:45
- 距離
- 31.0km
- 登り
- 2,504m
- 下り
- 1,852m
コースタイム
天候 | くもり一時雪のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰り:鶴峠16:45発〜上野原駅(バス、900円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
道は全線明瞭です。 落葉がガスに濡れて滑りやすかったです。 |
写真
感想
紅葉山行も終わり、落ち葉を踏みしめる季節になりました。
今回は何となく心落ち着ける笹尾根を目指します。
体力的には三頭山から南下するのが楽ですが、都民の森へのバスは冬季クローズ期間、鶴峠からのバスも登山口着が9:30と遅いので使いづらいです。
今回は北上することにしますが、三国山スタートだと前回の笹尾根山行と同じになってしまうので、気合を入れて陣馬山からのスタートとします。
中央線の始発を使ってコースタイム×0.8で歩けば、ぴったり鶴峠からの最終バスに間に合います。
ペースがきつければ、西原峠から数馬に下りる計画とします。
藤野駅到着は日の出前。
高尾駅から先はボタンで電車のドアを開閉するのですが、藤野駅でホームが暗闇で見えず、反対側のボタンを押しており、危うく下りそびれる所でした。
ホームに降りると東京より暖かい。
それもそのはず、空を見上げると一面の曇り空。
天気が悪いのため、空もなかなか明るくならず、ヘッデンでスタート。
あの人気の陣馬山に誰もいません。
しかし、陣馬山についても天候は好転しません。
それどころかガスは深くなる一方。
テンションも上がらず、ペースが一向に上がりません。
通常コースタイム×0.8だと、山頂で休憩を取ってもクリアできるペースですが、今日はほとんど休んでいないのに、ほぼ計画通りの進み具合。
とうとう笛吹峠からは雪が降り出してしまいました。
あっという間に風も強くなり、今年2回目のレインウェアを取り出します。
テンションも下がりっぱなしだったので、下山の検討をし、予定通りのエスケープルートの西原峠から数馬に下りることにしました。
ところが、数馬峠辺りから天候が回復傾向にあり、西原峠ではあっという間に晴天に。
本当にめまぐるしい天気です。
天候が回復したせいか、槇寄山→三頭山で一気にコースタイムを縮め、初めて余裕ができました。(ここだけCTが甘い気がしますが)
そこで三頭山で大休止し、コーヒーブレイク。
人気の三頭山もこの時間帯では誰もいませんでしたが、しばらくすると女性2人組がやってきました。
チョコをいただきしばらく話していると、都民の森に下山とのこと。
バスが冬季クローズでないことを伝えると、知らなかったようで困っていた様子。
あと1時間もすると暗くなるので、都民の森からの車道歩きを勧めましたが、無事明るいうちに下山できたのでしょうか。
三頭山から鶴峠への下山路の途中からは雪が降った形跡がなく、ふかふかの落葉歩き。
15時過ぎになってようやく求めていたコンディションに巡り合えました。
今日は日の出から日の入りまでのロングコースでしたが、前半は忍耐のトレーニング山行、後半は求めていた落葉フカフカ山行と、両極端なコンディションを味わった一日でした。
終わりよければ全てよし、ということで満足して帰途に着きました。
コメント
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hirokさん こんばんわ
荒天の中、気合のロング!
素晴らしいですね!!
私はヘタレなので、今日は心が折れてしまいました
天気予報は見事に外れるし、変な天気でしたよね
鶴峠方面は気になっていたので参考になります。
電車利用で十分使えるのですね。
今度行ってみようと思います
doppo634さん、おはようございます。
予報で寒気が入ると言っていたので、北風が強くなることは覚悟していましたが、ここまでの天気は想定外でした。
この日はこの季節としては朝早くから歩き始めたので、辛い時間帯が長かったです。
カメラも双眼鏡も出番がなく、もくもくと歩くのみ。
その上雪が降ってきたので、一時期はすっかり下山モードになってました。
このまま降り続けてバスは来るんだろうか
結果的には降雪後ならではの景色に出会えましたし、奇跡的に下山路は乾いていたので、すっかり好印象のまま帰宅しました
鶴峠へのバスは来週末が最後のようなので、気を付けてください。
hirokさん、おはようございます。
笹尾根、自然林が多くてよいですよね。
それにしても、陣馬から三頭とは、超ロングコース! 霰景色や、青空と霧氷。もう冬なんですね。
私は、昨日は大宮にいましたが、ちょうど昼休みの1時間、空が真っ暗になり、雨と強風になりました。その後は、青空になり、奥多摩から秩父の山々がよく見えました。
鶴峠。実は、きょう、鶴峠→三頭→浅間尾根に行こうと思って準備もしていたのですが、朝起きてなんとなく気が進まず、家にいます。
昨日は本当に変な天気でしたね。
それに、メジャーな山のはずなのに閑散としてました。
結局下山までhirokさん以外には一人も会いませんでしたよ
バスの冬期休業の件ではご心配をおかけしてしまってすみません。
バスの運行情報はしっかり調べておかないといけませんね
結果的には、明るいうちに都民の森に着き、数馬の湯の無料送迎バス(都民の森から電話すると来てくれます)に乗せてもらったので、問題ありませんでした。
寒かったぶん、温泉は格別でしたよ
sat4さん、こんばんは。
奥多摩の中では、石尾根と笹尾根が好きですね。
三頭山〜鶴峠は初めて歩きましたが、石尾根&飛龍山や大菩薩を眺めながらの自然林主体のコースで、良かったです。
鶴峠はもう少しバスの便が便利であればいいのですが、行きは1日1本、帰りは1日2本なので、かなり計画的に歩かないと怖いです。
今回も槇寄山まではずっと貯金がなく、降雪後のコンディションでこのまま行くと、厳しいかなあとも思いながら歩いていましたが、三頭山への登りのCTが甘めに設定されていたために助かりました。
今年は秋が遅かったですが、冬の訪れはやや早い気がします。
cucom berさん、こんばんは。
都民の森は東斜面で暗くなるのが早いので、明るいうちに着けるか微妙かなあと思っていましたが、良かったです。
数馬の湯への送迎バスがあるとは知りませんでした。
cucom berさんが温泉で温まっていた思われる頃、こちらは何もない鶴峠のバス停で震えてました。
ほとんどダンプしか通過しない寂し〜い峠でした。
それにしても三頭山に登って誰も会わないとは、ある意味貴重な体験ですね。
hirokさん、こんばんは。
陣馬山からの笹尾根、ガッツリ歩きましたね!
笹尾根の好展望地、槇寄山あたりでは晴れていた
ようで、良かったです。槇寄山からの写真、ちぎれた
雲がどんどん薄くなって行く感じが伝わってきます。
私、この日は富士見の山行と思い、都留市から御正体山
に登り始めたのですが、曇天にモチベーションダウン
で2時間ほど歩いて、帰ってきてしまいました。
富士山目的と思っていなければ、そのまま歩き続けた
と思うのですが、最初から目的にしていると、ダメですね。。。
youtaroさん、こんばんは。
youtaroさんでもそのようなこともあるんですね。
ある意味潔いけど、なかなか真似できません。
どのようなコンディションでも歩けるyoutaroさんでしょうが、山ではそのような判断も大切ですね。
特にこの日は歩くぞ!と気合を入れて始発電車に乗っただけに、陣馬山に着いたときの落胆ぶりは。。。
遠望も効かないので、久々のテンション0状態でした。
霧で味わい深い、などどいう方もいますが、私はやはり青空が好きです。
雪が降ったのを口実として、下山する気満々だったのですが、下山分岐点としていた西原峠手前から急速に晴れてきました。
これだけの天候の急変を見通すのはなかなか難しいです。
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