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記録ID: 249787
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ハイキング
奥多摩・高尾

突然の雪 川苔山〜日向沢の峰〜棒の折〜岩茸石山〜高水山

2012年12月01日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 埼玉県 東京都
 - 拍手
GPS
08:43
距離
23.5km
登り
1,823m
下り
1,893m

コースタイム

6:03鳩ノ巣駅-6:45大根の山の神-8:12舟井戸-8:26川苔山8:40-9:33日向沢の峰-
10:58長尾ノ丸-11:21槇尾山-11:37棒ノ折山-11:44権次入峠-11:59黒山-
13:07岩茸石山13:18-13:38高水山-14:46軍畑駅
天候 曇り一時雪 のち晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 自家用車
鳩ノ巣駅の無料駐車場(25台くらい)から

軍畑駅から青梅線で鳩ノ巣駅に戻る(160円)
コース状況/
危険箇所等
日向沢の峰への登り返しの急坂は、下から見て左側の林を出入りして登る。逆コースの場合は踏み跡が中央の大岩へ続いており、その先がわかりにくく注意が必要。

日向沢の峰→長尾ノ丸の下りはぬかるんだ急坂が数か所あり。とくに降下開始直後の下りは慎重に。トレッキングポールがあった方がよい。積雪がある場合はアイゼンも必携か。基本的には逆コースの方が安全と思われる。

長尾ノ丸手前は滑りやすい急坂、虎ロープあり。

長尾ノ丸〜棒ノ折は昭文社の10年版地図で破線だが、歩きやすく危険個所なし。
朝6時の鳩ノ巣駅。駅前にきれいなトイレがあります。ここが最後のトイレです。
2012年12月01日 06:03撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
12/1 6:03
朝6時の鳩ノ巣駅。駅前にきれいなトイレがあります。ここが最後のトイレです。
駅前の踏切をまっすぐに上がっていくこと10分程度で登山口に到着します。
2012年12月01日 06:10撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
12/1 6:10
駅前の踏切をまっすぐに上がっていくこと10分程度で登山口に到着します。
山の神で行ったん林道に出ます。本仁田山へは左に進みます。ところでどこに山の神があるのでしょうか?祠が見当たりません。
2012年12月01日 06:45撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
12/1 6:45
山の神で行ったん林道に出ます。本仁田山へは左に進みます。ところでどこに山の神があるのでしょうか?祠が見当たりません。
とにかく鳩ノ巣からは長い道のり。この連続した階段はきつい登りでした。
2012年12月01日 07:31撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
12/1 7:31
とにかく鳩ノ巣からは長い道のり。この連続した階段はきつい登りでした。
ようやく舟井戸に到着。本仁田山からの道を合わせます。
2012年12月01日 08:12撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
12/1 8:12
ようやく舟井戸に到着。本仁田山からの道を合わせます。
薄い霧に囲まれた静かな登山道でした。
2012年12月01日 08:13撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
12/1 8:13
薄い霧に囲まれた静かな登山道でした。
鳩ノ巣から2時間半、川苔山頂はまだ早いせいか誰もいません。
2012年12月01日 08:31撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
12/1 8:31
鳩ノ巣から2時間半、川苔山頂はまだ早いせいか誰もいません。
つめたい風がこの時点では南側から登ってきました。
2012年12月01日 08:40撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
12/1 8:40
つめたい風がこの時点では南側から登ってきました。
川苔山からの道は防火帯を行く道です。晴れていれば気持ちいいと思います。日向沢の峰手前の急坂はこちら側からは左側を登った方がよいと思います。
2012年12月01日 09:18撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
12/1 9:18
川苔山からの道は防火帯を行く道です。晴れていれば気持ちいいと思います。日向沢の峰手前の急坂はこちら側からは左側を登った方がよいと思います。
本来眺望が望めない日向沢の峰。といっても、この日はガスがかかっていて、それどころではありません。
2012年12月01日 09:33撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
12/1 9:33
本来眺望が望めない日向沢の峰。といっても、この日はガスがかかっていて、それどころではありません。
棒の折れまで6kmの標識。蕎麦粒山への道を分けます。
2012年12月01日 09:35撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
12/1 9:35
棒の折れまで6kmの標識。蕎麦粒山への道を分けます。
先ほどの分岐からすぐに下りの急坂がこの標識まで続きます。滑りやすい道で、踏み跡も落ち葉に隠され、慎重さが要求されます。
2012年12月01日 09:50撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
12/1 9:50
先ほどの分岐からすぐに下りの急坂がこの標識まで続きます。滑りやすい道で、踏み跡も落ち葉に隠され、慎重さが要求されます。
苔むした趣のある登山道。通る人が少ないからでしょうか?
2012年12月01日 09:58撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
1
12/1 9:58
苔むした趣のある登山道。通る人が少ないからでしょうか?
50号鉄塔。先ほどの標識からは東電の整備作業道に使われているのか、細かい階段などが整備されていて格段に歩きやすくなっていました。
2012年12月01日 09:59撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
12/1 9:59
50号鉄塔。先ほどの標識からは東電の整備作業道に使われているのか、細かい階段などが整備されていて格段に歩きやすくなっていました。
長尾ノ丸。手前が滑りやすい急な登りで虎ロープが装備されていました。
2012年12月01日 10:58撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
12/1 10:58
長尾ノ丸。手前が滑りやすい急な登りで虎ロープが装備されていました。
長尾ノ丸から棒の折まではなだらかなアップダウンで、今までとは格段に歩きやすい道です。
2012年12月01日 11:21撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
12/1 11:21
長尾ノ丸から棒の折まではなだらかなアップダウンで、今までとは格段に歩きやすい道です。
途中で霰が....。
2012年12月01日 11:35撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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12/1 11:35
途中で霰が....。
棒の折(棒の嶺)山頂も雪化粧。山頂には12-3人の人たちが陣取っていました。ここまでひとりしか人に逢っていませんでした。
2012年12月01日 11:36撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
12/1 11:36
棒の折(棒の嶺)山頂も雪化粧。山頂には12-3人の人たちが陣取っていました。ここまでひとりしか人に逢っていませんでした。
秩父の町並みが見えるはず....。
2012年12月01日 11:37撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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12/1 11:37
秩父の町並みが見えるはず....。
権次入峠には続々と人が登ってきました。ほとんどは、名栗からの登山者でした。
2012年12月01日 11:44撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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12/1 11:44
権次入峠には続々と人が登ってきました。ほとんどは、名栗からの登山者でした。
人だかりではない「黒山」。
2012年12月01日 11:59撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
12/1 11:59
人だかりではない「黒山」。
黒山から下っているうちに、晴れ間が出てきました。そのかわりに風が強まってきました。
2012年12月01日 13:07撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
12/1 13:07
黒山から下っているうちに、晴れ間が出てきました。そのかわりに風が強まってきました。
岩茸石山からの眺め。蕎麦粒山、棒の折山や黒山....歩いてきた山々が見えました。
2012年12月01日 13:15撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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12/1 13:15
岩茸石山からの眺め。蕎麦粒山、棒の折山や黒山....歩いてきた山々が見えました。
秩父方面の眺め。
2012年12月01日 13:15撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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12/1 13:15
秩父方面の眺め。
パノラマ。クリックして拡大してみてください。
2012年12月01日 13:16撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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12/1 13:16
パノラマ。クリックして拡大してみてください。
高水山下の常福院。黄色い紅葉がきれいでした。
2012年12月01日 13:46撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
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12/1 13:46
高水山下の常福院。黄色い紅葉がきれいでした。
高水山登山口入口。駅からは2.4kmも登ってくる必要があります。
2012年12月01日 14:17撮影 by  COOLPIX AW100 , NIKON
12/1 14:17
高水山登山口入口。駅からは2.4kmも登ってくる必要があります。
撮影機器:

感想

突然の雪でした。
天気予報で午後から北風が強まること、降水確率が0%ではないことは聞いていたのですが.....。

今回のコースは昨年の逆回り。昨年12月は、沢井駅から惣岳山→岩茸石山→棒の折山→川苔山と回って、鳩ノ巣駅に降りました。このときは、日向沢の峰から川苔山周辺には5-10cmくらいの積雪があり、道迷いもありました。さらに、日没が近かったので、下りで飛ばし左足を痛めたという苦い経験があります。

今回、高水まで降りてさらに体力的に余裕があれば、青梅丘陵ハイキングコースまで足を伸ばそうとも考えていたのですが、あまりに気温が低いので次回にお預けとしました。

さて今回は同じコースを逆回りして見たわけですが、同じこともあり、また前回のときに見落としていたもありました。

1.鳩ノ巣⇔川苔山は長い

スタート時の標高差もあると思いますが、川苔山に登られる方の多くが川乗橋から登られるのも、鳩ノ巣からの登りが単調かつ長いので、ここを下りにとるのが正解なのでしょう。まあ、バス便と云うことが最大の要因だと思いますが....。

2.川苔山からの下りがかなりきつい

前回は積雪もあり傾斜がわかりにくかったのですが、川苔の手前で相当にへばりました。下ってみると、防火帯の下りは考えていたものよりきつい下りでした。前回は行程終盤だったからへばったんだと思っていましたが、厳しい場所だったんですね。

3.日向沢の峰への登り返し

登り返しの高さは大したことがありません。日向沢の峰のすぐ下の急斜面で、前回手こずったのですが、ここは下から見て左を登るのが正解でした。前回は積雪があり、トレースを追いかけた結果、逆側を降りることになり難儀しました。

4.日向沢の峰からの下り

前回の登りを思い出しました。ここは4つん這いで登ったところです。下りの方がもっとスリップしやすく慎重に降りました。コースに手ごろな枝がなく、トレッキングポールがないと厳しいと思います。積雪があれば、軽アイゼンも必須です。
ここは登りにとった方が良いコースだと思います。

5.長尾ノ丸

前回長尾ノ丸を確認できなかったのですが、なんとミスコースをしており、結果的に長尾ノ丸を巻いていたことが判明しました。前回は、雪上の先行者を追いかけていたので、トレースに従い作業道に入り込み稜線を目指してコースに復帰できたのです。実際には日向沢の峰側はかなりの傾斜であり、積雪時にはむしろ巻いた方が正解だったかもしれません。

*************

長尾丸〜棒の折山は、道迷いするような場所もなく、緩やかなアップダウンが続く歩きやすいコースです。10年の昭文社の5万分の1地図では破線となっていました(11年版では実線)が問題のないコースです。

棒の折山〜権次入峠〜岩茸石山〜高水山はよく歩かれているコースで問題ありません。棒の折〜権次入峠の長い階段は通行止めで、わきにある林間部にコースが付け替えられていました。植生を回復するのが目的とありましたが、こちらに植物を植えるのでしょうか?

高水山からの下りは階段が整備されているのですが、水はけが悪くぬかるみ&スリップに注意です。舗装路を含め思いのほか下りが長く、また標高差も大きくて、登りにとるのもけっこう大変なコースです。


次は、高水三山+青梅丘陵ハイキングコースを試してみることになりそうです。

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