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Yamareco

記録ID: 2500212
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥多摩・高尾

2020年8月 雲取山(七ツ石山・三条ノ湯) 1泊2日

2020年08月09日(日) ~ 2020年08月10日(月)
情報量の目安: B
都道府県 埼玉県 東京都 山梨県
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
12:18
距離
27.7km
登り
2,303m
下り
2,285m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:20
休憩
0:35
合計
5:55
距離 15.4km 登り 534m 下り 1,818m
9:02
22
9:30
9:31
62
10:33
19
10:52
40
11:32
11:40
3
11:43
11:56
3
12:06
12:09
0
12:28
12:37
10
12:47
29
13:16
9
13:25
24
13:49
29
14:18
13
14:31
14:32
20
14:52
5
14:57
2日目
山行
5:06
休憩
1:16
合計
6:22
距離 12.3km 登り 1,775m 下り 493m
5:30
35
6:05
6:33
19
6:52
100
8:32
9:20
31
10:42
35
11:17
35
天候 初日:晴れ、二日目:晴れ
過去天気図(気象庁) 2020年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
行き:鴨沢バス停、帰り:お祭りバス停
いずれも奥多摩駅発着。
コース状況/
危険箇所等
三条ダルミと三条の湯の間に数か所迂回路が作られているが、そのうちの一つ(旧道にロープが張ってあるところ)は下りのときに迂回路入り口が分かりにくい。
その他周辺情報 三条の湯は日帰り入浴可(600円)。
七ツ石山山頂からの眺め。いちどぐっと下ってこの稜線を歩いていく。
2020年08月09日 12:29撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
8/9 12:29
七ツ石山山頂からの眺め。いちどぐっと下ってこの稜線を歩いていく。
小雲取山から振り返ると歩いてきた稜線と七ツ石山が見える。
2020年08月09日 13:25撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
8/9 13:25
小雲取山から振り返ると歩いてきた稜線と七ツ石山が見える。
雲取山山頂には野生のシカがいました。
2020年08月09日 14:15撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
8/9 14:15
雲取山山頂には野生のシカがいました。
山頂と雲取山荘の間の道は苔生す森の中。
2020年08月09日 16:07撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
8/9 16:07
山頂と雲取山荘の間の道は苔生す森の中。
これ担いでここまで登ってくるのはきつかった・・・。
2020年08月09日 17:52撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
8/9 17:52
これ担いでここまで登ってくるのはきつかった・・・。
雲取山山頂から。南アルプスもばっちり。一番右が北岳(たぶん)。
2020年08月10日 06:12撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
8/10 6:12
雲取山山頂から。南アルプスもばっちり。一番右が北岳(たぶん)。
雲取山山頂から。今日はばっちり見える。手前は大菩薩連峰。
2020年08月10日 06:23撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
8/10 6:23
雲取山山頂から。今日はばっちり見える。手前は大菩薩連峰。
この日は吊るし雲、笠雲がかかったとニュースになってました。
2020年08月10日 06:31撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
8/10 6:31
この日は吊るし雲、笠雲がかかったとニュースになってました。
東京・神奈川方面の山々。
2020年08月10日 06:32撮影 by  Canon PowerShot G9 X, Canon
8/10 6:32
東京・神奈川方面の山々。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え サンダル ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ テント テントマット シェラフ

感想

(1日目)
鴨沢バス停から堂所辺りまでは平らに近いゆるやかな道。途中の小袖乗越の村営駐車場は9時半前でいっぱいだった。この道は平将門一行が歩いた道らしく、随所にエピソード付きの案内板が立っている。今回は初めてテントを担いで登っていたためペースもゆっくりで、この山はトレランの人も多くてどんどん抜かされていくとこのペースで良いのか不安になったが、堂所、七ツ石小屋では予定よりむしろ早く到着して安心する。七ツ石小屋のゆずはちみつのドリンク(400円)と、小屋の先の水場のきんきんに冷えた水がとても美味しかった。
七ツ石小屋から先はだんだん急登になってくる。七ツ石山からはこれから歩く稜線が見えるがなぜかずいぶん下の方に見え、七ツ石山から一気に100mほど下ることになる。この辺りからだんだん重い荷物の影響が出てきて、下りでふくらはぎがつりそうになったり、かかといまめができたりと経験したことのない異変が現れ始める。特にふくらはぎはここでつるとまずいなと思っていたが、なんとかやり過ごせて一安心。とはいえ前半は木陰の中だったがだんだん日差しの中を歩くことになり、小雲取山への急登はなかなかこたえた。
それでもなんとか雲取山山頂へ。晴れてはいたがあいにく遠くは霞んでしまい富士山は見えなかったが、野生のシカが遊びに来ていてしばらく眺めていた。山頂から20分ほど下って雲取山荘のテント場へ。かかとがやぶれそうだったので、今回新調したワークマンのかかとが踏めるスリッポンがとても重宝した。晩御飯は無印良品のレトルト(この日は中華系)をアルファ米にかけて食べる。ちょっと重いけどドライ品よりずっとおいしい。山小屋で冷えたビールとハイボールが調達できるのがうれしい。
(2日目)
夜中に目が覚めると猫系の動物の怒ったような声や、すぐ近くでシカのこえなどしてなかなかワイルドだった。結局4時前におきて朝食とって撤収して予定より早めに出発。
30分ほどで山頂まで戻ると、この日は遠くまでばっちり見え、富士山、南アルプス、北アルプスまで見える。先客の若い男性二人組は初めての登山が今日のテント泊だそうで、なかなかすごいところから入っている。東京、神奈川方面の山々が薄い雲の中に浮かんでいる様子もなかなか幻想的で、しばらく眺望を楽しんだ。
ここから三条の湯まではひたすら降りていく。途中崩落した斜面に迂回路が設けられているところがあったが、迂回路への入り口が分かりにくくて間違えて微妙に踏み跡がある崩落した方の道に入ってしまい、急に道が悪くなって不安になったが無事に合流。
三条の湯では風呂が沸いていなかったが、親切なスタッフが30分くらいで沸かしてくれるとのことで一番風呂に入れた。ありがとう。
少しさっぱりしてお祭りへの道を下り始める。この辺りは東京都の水源地域で、30分ほどは沢沿いの山道でとても気持ちがいい。問題はその先の林道で、自動車のための退屈な道を延々と2時間ほど歩かされることになりなにかの罰ゲームのようだった。この道はもう歩きたくない。
今回は重い荷物で長時間歩くと上半身より脚にくることがよく分かった。こんどはどこに行こうかな。

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