燕山荘〜大天井岳〜常念岳 中房温泉から一ノ沢登山口
- GPS
- 36:19
- 距離
- 24.3km
- 登り
- 2,459m
- 下り
- 2,686m
コースタイム
- 山行
- 6:04
- 休憩
- 2:37
- 合計
- 8:41
- 山行
- 9:00
- 休憩
- 3:35
- 合計
- 12:35
もう一度常念岳に登り返してます。
■1日目
5:20 乗車 22℃
6:30 中房温泉 19℃
11:00 燕山荘 26℃
19:00 テント内 15℃
2:30テント張り綱補強 10℃
4:30 テント内 11℃
■2日目
出発時 14℃
常念小屋〜一ノ沢登山口 23℃前後
天候 | 1日目 快晴 2日目 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
穂高駐車場(無料)に駐車 穂高駅前から中房温泉行きバス(1800円) 復路 常念小屋からタクシーを手配して一ノ沢登山口からタクシーで穂高駅に戻る予定だった。(約6000円と思う) ただ、途中で行動を共にした方が一ノ沢登山口に車を停めていたので穂高駐車場まで送っていただけた。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
何箇所か急勾配な箇所はあるが全体的に整備されていて危険箇所なし |
その他周辺情報 | 下山後は割烹旅館 山のたこ平(500円)で入浴。 日帰りをやっており、脱衣所も内湯も広くて居心地が良い。 露天風呂もある。 ドライヤーが無かったのが残念。 その後テンホウ穂高店で食事。 ここら辺でチェーン展開している飲食店で、安く美味しく色々食べられて下山後はお勧め。 ミニ坦々麺&餃子&ミニソースカツ丼セット(890円)を頂いた。 大満足。 |
写真
装備
備考 | ザック14kg 今回、1Lのナルゲンボトルを1Lのプラパティスに変更し、レジ袋でまとめていた雑貨類用に10Lのスタッフバックに収納した。 結果、かなり収納が良くなり前回のテン泊時よりかなりスペースに余裕が出来た。 |
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感想
今まで燕岳には三回来たことがありますがその先の大天井岳〜常念岳と行ったことがなく、今回念願の縦走となります。
マイカー登山でどうやって縦走しようかと駐車場所に悩んでましたが、他の方のレコを参考に穂高駐車場に車を停めてバスとタクシーを利用することとしました。
燕山荘から大天井岳、大天井岳から常念岳とどちらも北アルプスを眺めながらの縦走となりますが、前者は裏銀座方面がよく見え、後者は槍・穂高方面がよく見えます。
今回2日目は日の出直後に奥穂高が見えましたがその後は槍と穂高は厚い雲に包まれてました。
大天荘から槍方面に向かった人もいたので大変だったのでは。
こちらは雲がかからず良い天気でした。
ただ20m/s前後の強風が朝早いうちは吹き荒れてました。
大天荘のテン場は見晴らしも良く素晴らしいのですが夜中から強風でかなりテントを煽られました。
2:30頃、雷鳴が聞こえて小屋に避難しようとテントを飛び出たらフライが風に煽られまくってるテントがあって、そのフライが時折り雷鳴のような音を出してました。
確かに雷光が無かったので変だなとは思ってました。
また、自分のテントの張り綱の石も崩れてました。
以前、テントで嵐に見舞われた経験からかなり入念に石を積んでいたのに破壊されたので、相当な強風だったと思います。
隣のテントの女の子は、朝、怖くて一睡もでしなかったと言っていました。
今回は特にと思いますが、このテン場は風が吹き抜けるので張り綱はしっかりと張るようにしたほうが良いです。
全体的に危険箇所はなく、素晴らしい景色の中をのんびりと縦走できました。
常念岳から見返すと燕岳から大天井岳、そして常念までの稜線が見渡せて感慨深かったです。
天気に恵まれたのもありますが私にとって過去最高の縦走体験となりました。
最後に、合戦尾根から同行し、燕山荘で乾杯し、翌日常念岳の山頂で再び落ち合うことを約束した今年還暦のお二方。
その日、日帰り登山だったのにもかかわらず、翌日本当に常念岳に登ってきてくれました。
山頂で約束の時間になっても現れずしばらく待ったのち諦めて下山を開始したら、しばらく降ったところで再開しました!
という訳で自分も再び登り返し、常念岳で登頂の喜びを分かち合いました。
燕岳と常念岳の日帰り2連発は、ぶっちゃけ縦走よりも大変と思います。
とてもファンキーな還暦のお二人の男気に感動しました!
またどこかでご一緒できればと思います!
こんな出会いも含めて山は良い!
テント泊は、若い方ならだと思いますが、結構しんどい、強風対策はしっかりですね。どんなテントですか、涸沢だと一本ポールのテントでも何とかなりました。
逆コースにて歩きますが、どうでしょう。熊は出なかったですかね。
素晴らしい山で出会う方々、一期一会ですね。
Shimarakuさんこんにちは。
テントはオニドームというフレーム二本のテントです。
テント自体は壊れませんでしたが張り綱をくくりつけた石が10kgくらいだと動かされる程の強風でした。
南西側の張り綱の石が崩されました。
天候次第とは思いますが、大天荘は稜線上で風が吹き抜けるので涸沢よりも強風の可能性が高いです。
ペグは土の中の石に詰まってなかなか深く差し込めませんでした。
なので張り綱をしっかりと張ることをお勧めします。
常念岳は熊が出没しているとの事で、入山時にも長野県警の方に一声かけられました。
「一応、熊鈴持ってます。」と返したら「そうですか」くらいの反応で、特に止めるでも勧めるでもなくという感じです。
そう言われて慌てるような人だと、出会った時に慌てない様に注意を促すんですかね。
常念岳の登山客は全然熊を心配してる素振りもなかったですし、地元の人と話しても「どこに隠れてるんですかね〜」と言っていました。
まぁ、食料も十分にありよく肥えてるそうなので、よほど出会い頭に遭遇しなければ問題ないかと思いますので、熊鈴をお勧めします。
逆コースだとどうかというと合戦尾根は急登で有名ですが、常念の下りも中々ですし石がゴロゴロしてて歩きにくいです。
合戦尾根の方が下りやすいかな〜?という感じです。
どちらも整備されてますし危険箇所はないのでどちら周りも特に問題はないかと思います。
それではお気をつけて!
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