丹沢・大山 トラブル続出 同級生たちの初登山
- GPS
- 07:09
- 距離
- 9.1km
- 登り
- 1,059m
- 下り
- 1,121m
コースタイム
バス乗り場 8:20
大山ケーブル駅登山口 8:57
大山寺 9:30
阿夫利神社 10:15
大山山頂 12:10-13:40
見晴台 14:50
阿夫利神社 15:25
ケーブルカーで下山 15:42-15-47
登山口 16:07
伊勢原駅前 17:00
天候 | 晴れのち小雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
トイレは伊勢原駅北口バス停前・大山ケーブル駅登山口・阿夫利神社・大山山頂にあります。 (他は寄らなかったので確認できてません) ケーブルカーは片道450円 伊勢原駅-大山ケーブル間のバスは臨時便が出ており、全員が座れる車両に乗りました。 運賃は片道300円 |
写真
感想
今回は、中学からの同級生5人+1人で丹沢大山へ行ってきました。
初登山のS君、H君、Nちゃん
御岳山?に3回ほど登った事のある YちゃんとHちゃん
計6人です。
今回、参加メンバーから厚い信頼を受けている私は、『隊長!』と呼ばれております。
今回の山行の目標は、
1.全員で大山頂上まで登る!
2.ケーブルカーは使わない!
3.今回で終わりではなく、次回開催に繋げる!
です。
この企画が決まったのは9月初めの頃でした。
発案はYちゃん。登山経験豊富?の私が、関東方面に住んでいる中学の同級生に声をかけました。
15人に声を掛け、4人が参加表明。
HちゃんはYちゃんの会社の後輩で、今回スペシャルゲストとして参加してもらいました。
参加メンバーは、ほとんどが初登山の初心者。
しかも隊長(私)以外、どちらかというと運動音痴系。
本当にこのメンバーで山に登れるのだろうか。
企画が決まって以来、メンバーから沢山の山の質問を受けてきました。
ほんの一部だけど、こんな感じです。
Yちゃん『山頂でスープとかコーヒー沸かして飲みたいんだけど、水道あるの?』
隊長 『無いよ・・・』
Nちゃん『半額セールやってたからよくわからず買っちゃった!防寒着かな?でもなんか、キャディーさんみたいなんだけど・・』
隊長 『普段着でいいから・・』
N 『(三日前になって) 何か緊張してきました!』
隊長 『試合する訳じゃないんだから・・』
N 『富士山登った友達が足の爪剥がしたって言ってたよ!』
隊長 『そんな厳しい山じゃないから。』
S君 『行きたいのは山々大山なんだけど、手術後でお尻が痛くてさぁ』
隊長 『無理して来なくていいよ(男性陣は)』
S 『どうやら参加できそうです!隊長のハーレムを阻止するぞ!』
隊長 『それは残念・・』
隊長 『写真載せるから、頑張って山ガールの格好で来てね♪』
Y 『寒いから無理!』
さあ!登山開始!
隊長(CL)である私が、後ろから見守りながら行く予定でしたが、何せ初心者揃いのメンバー。
なかなか前に進みません。
登り始めは楽しく会話が弾んでいましたが、阿夫利神社を過ぎたあたりから皆、無言に・・
結局、途中からは隊長(私)が先頭になり、10歩くらい歩いては後ろを振り向き、隊員の安否を確認する!を繰り返し続けました。
途中、メンバーの中では脚力がある、S君とついつい5分程談笑しながら登ってしまいました。
ヤバイ!と慌てて後ろを振り向いたら、やっぱりメンバーはおらず、全く知らない違うグループの方々がいました。
さらに、一番後方を歩いていたNちゃんのリュック(千円の安物)が登ってる最中、チャックが自動開放してしまったらしい。
暑くなって着込んでいた上着を無理矢理リュックに埋め込んだ為、安物のチャックが勝手に開いてしまったんだろうなぁ。
その為、中に入っていた着替えをバラ撒きながら歩く事に。
それを後ろから来た登山客が気づいて拾って、届けてくれました。
(拾って頂いた方、本当に申し訳ございません)
そんなこんなで景色を楽しむ余裕もなく、写真は全く撮る事ができません。
個人で登ってる姿をこっそり撮りたかったのですが、
『汗かいた(ぐちゃぐちゃになった)お顔は撮られたくない!』
と言う女性陣の強い要望があり、写真は撮ってません。
だからって男性陣だけ撮っても仕方ないですから
やっとの思いで登り詰めた山頂。
一つ目の目標が達成できて隊長として正直、ホッとしました。
しかし朝は快晴だった空も既に曇天、さらには小雪が降っています。
山頂トイレは女子側が30人くらい並んでました。(15分くらいかかります)
女子達が並んでいる間、男性陣は芝生にシートを敷き昼食の準備です。
みんなが食べるカップラーメンやらスープ・コーヒーのお湯を沸かしたり、ウインナーを焼いたりで大忙しの隊長(私)。
バーナーなど使った事のないメンバー達なので、隊長自らみんなにお湯が渡るまで、お湯番をする事になりました。
(お湯いる人? はーい(^o^)/ )
昼食はさっさと済ませて下山する予定でしたが、メンバー達、かなり疲れていたのか、雪が降ってきても全く動じず、まったりしてます。
結局、1時間半も休みました。
下山前にはNちゃんの足にスパッツ(ゲーター)をつけてあげたり、メンバーに靴紐・リュックの締め方などを指導する。
このスパッツ、サイズが分からずに、「ただ安いから」と言う主婦感覚で買ってきたらしく、足が太くて上までチャックが締まらない。
いや、サイズが小さくて上までチャックが締まらない!?
下山途中、土が濡れている箇所で、3番目を歩いていたYちゃんが転倒し左足を痛めてしまった。
それから一気にペースが落ちてしまい、我が隊は常に下り線の渋滞発生源となってしまった。
その後は渋滞の大きさに応じて右側に寄って後続者を先に行かせる。
(お先にどうぞぉ。すみませーん)
この指示を列の先頭からやるのは中々むずかいい。
(みんな、右に寄って!。 はーい(^o^)/)
大山のハイカーは優しい人ばかりだ。
でも、本来なら先頭を歩いていた隊長(私)が危険に気付き、注意を促していれば防げた転倒なんです。
ごめんね、Yちゃん。
今度は、Nちゃんが急に足が痛いと言う。
足を摩ったりしていたが、スパッツ(ゲーター)のチャックを緩めたら痛みがなくなったらしい。
やっぱり、足が太くて、スパッツがパッツパツだったからだね♪
負傷者続出の為、不本意ながらケーブルカーを利用する事に。
こうなったら当初の目標なんてどうでもいい!
どんな形でもいいから、何とか下山したい!
ケーブルカーはとても快適!やっとみんなにも笑顔が戻ってきたかな?
帰り道の土産屋通り(コマ参道)では、もうすっかり笑顔です。
(よっぽど辛かったんだなぁ)
そんなこんなで、ここでは書ききれないほど色々あったけど
みんな満足してくれたんだろうか・・
もう、二度と登りたく無い!って思ってるんだろうなぁ?
そう思いながら伊勢原駅前の居酒屋で打ち上げ(反省会)をしました。
しかし打ち上げの席で、みんなからは・・
『隊長、次はいつ登りますか?』
『私、富士山に登りたいです』
『春には八ヶ岳に行きたいです!』
その後の宴も 山の話題で大いに盛り上りました。
メンバー達、すっかり山に目覚めたらしいです。
企画してから3カ月間、そして当日も色々あったけど、隊長やってきて本当に良かったです。
もちろん次回も私が隊長引き受けます。
今回もとても思い出に残る、良い山行でした♪
無事に行ってこられたんですね
さまざまなハプニングがあったものの、
やはり気心知れた仲間とのお山は楽しいものですね。
山の質問の数々。
とっても笑えちゃいました
とはいえ、私も一年前に初めて山へ登るのに
何を着ていけばいいか、
何を持っていけばいいかがわからずに
前日まであたふたしていたこと思い出しました。
きっとこのメンバー達も
一年後には立派な山人になって
素敵な景色の中歩いていることと思います。
そのきっかけを作ってくれた隊長さんは素敵ですよ
素敵なコメントありがとう
何だかとても褒められているようで恥ずかしいです
正直なところ行く前は、体力的に合わない人との山行は、気も使うし絶対楽しめないものだと思っていました。
でも終わってみたら今までで一番楽しく、とても思い出に残る山行になってました。
何より、みんなが「また登りたい」って言ってくれたのは、企画した者として本当に嬉し事です
mitukiさんにも良い仲間が沢山いて羨ましいです。
これからもお互い良い仲間を増やしていきたいですね。
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