シダクラ沢
- GPS
- 05:50
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 748m
- 下り
- 674m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
その他周辺情報 | 小菅の湯(750円) 駐車場は混んでたけど、お風呂は空いていた。 |
写真
感想
この日は沢に入っててもモワッとした熱気が感じられた。
沢は倒木も少なく、登れる小滝が多く最後まで楽しませてくれた。
最後の詰めは意外と早く登山道へ出れ、下山路も心地よい風が吹いていて気持ち良かった。
奥多摩湖へ着いたら、結構な観光客がいてびっくり。
私みたいな初心者向きの沢でした。
mjunさんの樽ケ沢の募集を見て何とか行けないか検討したものの、できなくはないけど水曜日から長期縦走なのにこれはツライ・・・な日程になることが判明(電車で片道4時間半、伊那市に前泊すればなんとかなるものの・・・)。残念過ぎるので「泣く泣く諦めました」というメッセージを送ったところ、ありがたいことに行き先変更してどこか行きましょう、とお誘いいただく。しかも、CLトレにつきあっていただけることに。
当日は水根の駐車場で集合、二人そろってからバスで移動し、15分ほどで入渓点へ。途中で堰堤があるけど簡単に突破でき、その後は事前情報通り登れる小滝がちょこちょこ出て楽しい沢。基本的には涼しいけどたまに熱波にぶつかるので、水多めのラインで歩いていく。
途中、フリーでも登れるレベルの滝でロープワークの確認。支点を取ってから滝口に移動する場合のロープワークがこれまで教わったものと違っていて、その利点を聞いて納得。とっさには対応できないと思うので、いろいろなパターンを引き出しとして持っておく必要があるなぁ。つるべで登るパターンも実践、これも初めての経験。
2回目にロープを出したのは、セオリー通り7m滝。左を登って、一段上がったところで支点を作ろうとするけど、支点にできそうなところがなかなかない!仕方なく狙ってたあたりより少し上に登り、岩の隙間に詰まった土を取り除いてカムをセット。やれやれ・・・と思ってたら、なんとそのすぐそばに残置ハーケンがあったらしい。。見逃した。。(ナチュプロの練習になったから、これはこれで良し?)
850〜900mくらい?からは水流もなくなり、ツメの急斜面が続く。「ここらへんから行けるのでは」というmjunさんの判断でガイド本より早めにトラバース。わりと楽に登山道に出ることができた。そこからは一般道を下山。帰り道に小菅の湯に立ち寄り、大月駅で解散。
遡行時間が短めの1級沢ということで、大きく時間を取ってロープワークを教えていただけてとても勉強になりましたし、沢としても思った以上に楽しかった!私の勉強にお付き合いいただいたmjunさん、本当にありがとうございました!またよろしくお願いします!
【備忘録】
・これまで支点作るとき(滝口まで移動してビレイするケース)では、支点をクローブヒッチで固定するパターンでやったことしかなかったけど、今回はムンターにして自分が滝口まで下降し、インラインフィギュアエイトで2本のロープをまとめて固定、そこでビレイするやり方を教えて頂いた。支点から滝口までが危険な場合に安全確保しやすいのと、ロープ長を調整しやすい利点がありそう。インラインフィギュアエイトは結び目から出るロープがストレートになるのも利点、とのこと。
・滝口から安全圏まで距離がある場合、かつ後続がアッセンダーで登って来た場合、トップが事前にアッセンダー(またはフリクションヒッチ)をビレイ点より上に設置しておき、掛け替えをしてもらう。残ったアッセンダーを後続が使えるように設置しておく。なるほど、確かにビレイ点より上が危ないケースってあるものな・・
・ハーケンの穴の位置。モチヅキのBS型を持っていったが、これは墜落荷重がかかったときにトルクがかかるようになってる、とのこと。CS型だとまっすぐなので、垂直の溝に打ち込んだら確かにすっぽ抜ける可能性ありそう。
・カメラの曇り対策で人工セームを使ったら、ものすごく効果あり!一発で曇りが取れる。単なる給水タオルを使ったときと、全然違う。
・ツメでつかったハンマーを適当にザックに突っ込んだら、ザックが土だらけになって後が大変なことに!ビニールに入れるか、外付けするべきだったー。
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