三ツ峠【晴天されど富士山頂の雲取れず】
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- GPS
- 04:25
- 距離
- 9.7km
- 登り
- 681m
- 下り
- 671m
コースタイム
-------- 駐車場 06:45
07:22 ベンチ 07:23 0:37 0:40
07:50 三ツ峠山荘 07:51 0:27 0:35
07:59 木無山 08:05 0:08 0:10
08:28 開運山 08:41 0:23 0:30
08:56 御巣鷹山 08:57 0:15 0:20
09:23 露岩 09:23 0:26 0:25
09:52 見廻り道分岐 09:53 0:29 0:45
<大幡八丁峠で大休止 0:27>
11:06 駐車場 -------- 0:43 1:00
天候 | ![]() 風は強かった… |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・R137新御坂トンネルの南側(河口湖側)に信号のないT字路。 河口湖からはトンネル直前を右折。 山梨からはトンネル抜けてすぐに左折。 バス停「三ツ峠入口」 ・ここから中央線のない舗装道路。 バス停「三ツ峠登山口」を右折。 ・ここから車で約2分。 道の右側にトイレの建物があるのが目印。 目の前はゲートが閉まっている。 ※R137で河口湖大橋を渡って来るとそのままで新御坂トンネルまで行ける。 持っている山と高原地図は2010年度版、カーナビは2011年度版。 いずれも現在の道が開通する前のものだったので、少し慌てた。 スマホやパソコンなどで現在の道を予め調べておいたほうがいいかも。 ちなみに新しい道沿いにローソンが一軒ある。 ◆駐車場 ・ゲート前に約8台。その10mほど下にアスファルトの駐車スペース約6台。 ・トイレ(水洗、ペーパー完備)あり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆登山ポスト 見当たらず ◆コンビニ R137、河口湖方面に下ると河口湖大橋の手前にローソン ◆トイレ 登山口駐車場にあり ◆山小屋、山荘 期間外なのか営業していなかった ◆下山後の温泉 河口湖周辺に日帰り温泉施設いくつかある ※今回は相模湖ICまでR413「道志みち」で帰ったので 途中にあった「道志の湯」を利用 >道志の湯 東京方面へ向かうR413から右折して車で約5分 大人580円 料金は後払い。入場時に鍵を渡され、その鍵の番号のロッカーを使用。 食事等の精算もチェックアウト時に行う。 |
写真
感想
◆服装
帽子 … ニット帽(デビュー。好日山荘で¥980)
アウター … BAILESUのカッパ(上着のみ)
ミドル … ユニクロのライトフリース
インナー … ミズノの発熱シャツ
グローブ … スポーツオーソリティーのスキー用(¥980)
ズボン … コロンビア(インナーにヒートテック着用)
靴下 … 極厚一枚
靴 … ゴロー、S−8
予備 … 防寒ズボン、軽アイゼン
木曜金曜の神奈川県伊勢原市での出張を終え、一般道で河口湖へ向かった
途中、寝袋を忘れたことに気付きエンジンをかけたままで寝られる場所を探した。
河口湖大橋の南側の近くに大池公園の駐車場を見つけ、ここで車中泊。
朝陽に染まる富士山をカメラに収めたかったから、目覚ましは4時にセット。
朝四時、目覚ましに起こされ空を見ると厚い雲に覆われている。
これじゃ思い描いていた絵は無理だな…
二度寝を決め込んだ。
5時再び起き、登山口へ向かう。
R137から旧御坂峠へ向かう県道に逸れ、さらに登山口方面に逸れる。
県道から逸れると、タイヤがキュルキュルと音をたてる。
よく見ると薄く雪が積もっている。
ライトの光線の中にもちらちらと舞っているものもある。
ありゃ!これじゃ景色は無理かな。
今ひとつ気分が乗りきらないまま登山口到着。
ぐずぐずと準備をして、ようやく6時45分出発。
すっかり明るくなりヘッドランプは不要。
轍のある狭い林道の上り坂を歩く。
薄く積もった雪にタイヤの痕があるけど、今朝付いたものではなさそう。
地図だと直登する道があるようなのだが分からずじまいだった。
木々の上では、風が唸りをあげながら去っていく。
陽の当らない山陰側の道。日の出後の一日で最も冷え込む時刻。
見上げると、木々の枝は白く霜がついている。
砂防ダムを滴る水は凍り、道に積もった雪も多くなってきた。
歩き始めて一時間強。
稜線に近づいた。
風の音はより強く、木々の枝の白さは増しつつも、青空とそこを猛スピードで流れる白い雲はすぐそこに見える。
稜線に出ると、強い風が吹きつけてきた。
木無山の方角に歩を進めると、突如として目の前に大きな富士山が現れた。
思わず「おおっ!」と声を出していた。
しかし、7合目から上に厚くひっかかった白い雲は強風に煽られながらも富士山から離れない。
3分ほど待ってみたがダメそう。諦めて木無山に向かう。
木無山山頂は気付かずに通り過ぎ、その先の分岐の場所にあった看板で気付いた。
展望もなく、つまらないのですぐに引き返した。
再び、展望ポイントから富士山を眺めたがやはり雲はそのまま。
三ツ峠山荘、四季楽園を過ぎ開運山へ向かう。
四季楽園から一旦、下り登り返す。
電波反射板の前の裸地の急登を登りきると山頂。
山頂には先客が一名。
強風の中、富士山にカメラを向けるもやはり雲はどいてくれない。
とりあえず一服しようと思いタバコを咥えたが、ガスライターが点かない。
仕方なくザックからマッチを取り出し一服。
温度計を見ると氷点下5度。
それに加えてこの強風。時折、体を動かされてしまうほどの風。風速15mといったところか?だとすると体感温度は−20℃?
先客も下りてしまい、一人残った山頂。
たばこも吸ったし、次へ向かおう。
電波塔の脇を抜けるように進むとすぐにまた轍のある道になった。
暫く下ると、分岐の標識。
これを右に進む。
陽のあたる南斜面を行くと、またまた電波塔がある。
ここが御巣鷹山。
日航の墜落した山と同じ名前なんだ…
山頂には電波塔が占拠している。
電波塔を回り込み、一番標高が高そうな場所まで行って、戻る。
これで、三ツ峠制覇!
ここから同じ道を下るのもつまらない。
北に進路を取る。
電波塔脇から下り始めた道は本当の山道。
今まではほとんどが管理用の林道だった。
人があまり訪れないのか踏み跡は薄い。
落ち葉と残雪で尚更薄くなっている。
だが今朝、先行者が一人いるようだ。
倒れている霜柱がそれを物語っている。
けっこうな急斜面を滑らないように注意して下る。
風は相変わらず唸りながら吹きぬけていく。
アップダウンを繰り返しながら、どこが山頂なのかもはっきりしないまま茶臼山、大幡山を越え、送電用鉄塔に出た。
これをくぐるようにして抜けると左手に開けた場所があった。
清八林道の突き当たり。
ここから駐車場へ戻るつもりだったので、今日初めての休憩。
コーヒーブレイクにする。
風が比較的当たらない東斜面の朽木に腰を下し、湯を沸かす。
甘めのコーヒーを飲み、再び歩き始めた。
林道のはずれから富士山がみたび姿を見せたがやはり山頂は雲の中。
今日はダメだったなぁ。
てくてくと林道を下って行くとあっと言う間に駐車場に着いてしまった。
あちこちのスペースに車が置かれていてちょっとびっくり。
きれいな富士山の写真を撮れなかったのが心の残りで、河口湖畔でカメラを構えたもののやっぱりダメだった…
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