唐松岳 八方尾根


- GPS
- 26:45
- 距離
- 11.3km
- 登り
- 1,157m
- 下り
- 1,150m
コースタイム
八方池山荘8:40→八方山ケルン9:15→第2ケルン9:25-9:30→第3ケルン9:50−10:00
→下ノ樺(ワカンデポ)10:20-10:30→丸山ケルン11:45−12:15
→主稜線に出る13:20-13:30→唐松岳山荘13:40(幕営)
行動時間:5時間(歩行3時間55分)
【2日目】
唐松山荘テン場7:20→唐松岳山頂7:55-8:10→唐松岳山荘8:25-8:50→丸山ケルン9:20
→下ノ樺(ワカン回収)9:50-10:00→八方ケルン10:20-10:35→八方池山荘10:55
行動時間:3時間35分(歩行2時間30分)
天候 | 1日目:晴れのち曇り 2日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2008年03月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
ゴンドラリフト「アダム」荷物料200円(10キロ以上課金)重量は自己申告。 なぜか下りは取られなかった。 アダムを降りてさらに2本リフトを乗り継ぐ。 最後のリフトは8時半運転開始。 スキー場より上部はよく締まった雪質で歩きやすい。 小屋周辺は風が強いので幕営地の選定と風対策はしっかりと。 下山後の入浴は八方アルピコバスターミナルすぐ近く「第一郷の湯」。 小さめの内湯と露天。500円。 |
写真
感想
雪に覆われた剣岳を見たくて唐松岳まで来た甲斐があった。
何といって良いのか、自分が見てきた景色をうまく言い表すことは到底できない。
不帰ノ険・剣・白馬三山・五竜・鹿島槍、またはるか遠くの山々まで視界に入るほとんど全てが
雪の山々と空と雲海の織り成す神々しいまでの景色だ。
春の訪れが本格的になってきた時期とはいえ、まだまだ稜線上は厳しい世界だった。
強風のため幕営地の選定と設営に手間取り3時間近くかかってしまった。
夕方には日本海に近づいた低気圧の影響かガスも出てテント場はホワイトアウトになった。
生存本能に憑りつかれた動物のように一心不乱に設営作業に没頭する。
やっとテントの中にもぐり込んだ時には心底ほっとした。
夜半にはだいぶ収まったけれど風は一晩中吹いていた。
それでも疲れからか2時間おきぐらいに目は覚めたもののぐっすり眠れた。
気温は朝方で-10℃前後だと思うが、暖かく感じた。
翌朝は快晴の空の下、名残を惜しみながら下山した。
広い雪原を歩きながら、もし今ホワイトアウトだったらと想像してみた。
途中、要所要所に築かれたケルンは、実際にこの八方尾根で遭難した人々の慰霊の
ためのものでもある。好天と悪天の差が雪山の怖さなのだと実感した。
【覚え】
・ナイフを忘れるな!細引きを強風の中いちいちライターで溶かして切ったり、サラミをまるかじりする羽目になる。
・竹ペグはあらかじめ細引きに十字に繋いだ状態で準備しておかないと、手袋で作業性が低下するので時間がやたらかかってしまう。
・炊事の際、湯気をあまり立てると後になってテントの結露が酷い。
・水作りの際、網つきのジョウゴがあると水がこぼれにくいので良いかも。ゴミも取れるし。
・手袋は極力濡らさないように。
これぞ日本アルプス!
天気にも恵まれ、最高の山行になったようですね。
生きとし生けるもの(含むボク)に感謝ですねえ。
今度、ネパール料理屋でお話をお聞かせくだされ♪
夕方、テン場が一時ホワイトアウトになった時は
「え?うそでしょ!勘弁してよ〜」てな感じでしたが、
翌日快晴になってよかったです。
これも日頃の行いのおかげ
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