秋の始まった八ヶ岳:天女山から三ッ頭往復
- GPS
- 08:06
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 1,059m
- 下り
- 1,056m
コースタイム
天候 | 晴、一時霧 |
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過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
電車利用の場合、小海線甲斐大泉駅から天女山まで徒歩で1時間〜1時間半。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口に登山ポストあり。 全体としては、笹が被さる箇所はあるものの登山道は明瞭で、かつ道標もあり、迷う心配は少ない。登山道を忠実に歩く限り、特段の危険もない(手まで動員して登る箇所はない)。 駐車場から三ッ頭までの前半は比較的緩やかな尾根歩きで、何箇所か河原のように開けた場所もあり、高原気分が味わえる。標高2000mに近づく辺りからの後半は急な登りとなる。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
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感想
前三ッ頭でオオビランジの花を見ようと計画しました。一昨年、天の河原から暫くの間路傍のあちこちでミヤマモジズリも目にしていますので、それが第2の目的。ハナイカリも沢山咲いているはず。
登山道に入って直ぐに萩と薄が目に入ってきました。もう秋なんだなという感じです。ハナイカリは路傍の笹に紛れるように咲いていることが多いので、注意して歩きましたが、下部ではまだ蕾で、途中から花になっていました。
天の河原辺りからは期待通りミヤマモジズリ、ママコナとイブキジャコウソウも目立ちました。
前半は快適な尾根歩きですが、標高1900mを超えた辺りから傾斜が急になります。最近、本格的な山を歩いていないために身体がなまっているからでしょう、急にペースが落ちました。周囲にはベニヒカゲが沢山飛び回っています。写真を撮るのを口実に頻繁に休もうとするのですが、蝶の方は付き合ってくれません。おまけに霧も流れ始めました。眺望が主目的ではないので視界が閉ざされるのは構わないのですが、雷雨は勘弁して欲しい。
ようやく前三ッ頭に着き、前方の三ッ頭は雲に隠れそうなものの、後方では富士山がまだ見えていて、一気に天気が悪化するわけではなさそうなのでひとまず安心しました。ここまでオオビランジの花も目にはしてきましたが、咲いているのは近寄らない方がいい場所で、遠くから眺めるだけでした。山頂付近では路傍に咲いていたはずです。三ッ頭方向に少し進むとありました。これで目的は一応達成です。が、三ッ頭まで行けば、ガスに隠れたり現れたりする権現岳や赤岳が見られるのではないかと欲が出て、更に足を運びました。
幸か不幸か空模様は回復してきて、三ッ頭からはそれなりの眺めを得ることになってしまいました。見え隠れする権現岳や赤岳は目にできませんでした。足下にはトウヤクリンドウが咲いていました。もう山は秋です。
10年ほど前には駐車場からここまで3時間半程度でしたが、今回は5時間、驚くほどの衰えです。家を出る時には、三味線滝に下って山腹の道を天の河原に戻るなどという計画も頭をかすめていましたが、この状態で実行したら無謀です。登って道を素直に下ることにしました。
駐車場まで30ほどの所まで下ると、東の方から雷がゴロゴロと盛大に鳴り始めました。上空はまだ青空で、降られないうちに車に戻ろうと足を速めました。
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