高川山

2012年12月12日(水) [日帰り]

• GPS: 03:53
• 距離: 8.1km
• 登り: 607m
• 下り: 716m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:08
• 休憩: 0:45
• 合計: 3:53

8:58 初狩駅
9:18 9:23 登山道入口
10:11 10:26 高川山
11:23 0:00 天神峠
11:34 0:00 峯山
11:53 12:13 H470m付近
12:28 12:33 むすび山
12:51 大月駅

【参考コースタイム】昭文社地図 4:20

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

電車

行き)初狩駅
帰り)大月駅

コース状況／危険箇所等

登山口から高川山への登りは男坂であってもつづれ折れの道で登り易い。寒波襲来の報があったが湿度が低いためか霜や凍結個所はほとんどなかった。
高川山からむすび山への尾根道は何ヶ所かの急な下りがあり落葉で滑りやすい所がある。
コース中に田野倉への下山道等いくつかの枝分かれがあるが、標識が充実していて迷う所はない。

写真

林道から男坂・女坂への登山道入口

12/12 9:58

男坂と女坂の合流点

12/14 9:13

合流点から枝越しに滝子山を見る

ここで始めて冨士が顔を見せる

12/12 10:12

高川山頂上に到着、先客は一組のご夫婦

冨士を大きく切り取って

12/12 10:15

御坂山塊越しに白銀の南アルプスが覗く

ここは秀麗富岳十二景のひとつ

12/14 9:15

冨士を挟んで右は三ツ峠

12/14 9:15

左は杓子山、倉見山

12/14 9:16

東南方面、道志の山並み

12/12 10:22

東側、リニアモーターカーと九鬼山

今一度の冨士を、下は都留の町並み

12/12 10:32

禾生駅への分岐点標識

12/12 10:44

むすび山への林間の尾根道

12/12 10:44

尾根道から枝越しに大月方面を望む

12/12 11:01

尾根道の急勾配のひとつ

リニアモーターカーと中央道を覗き見る

12/12 11:22

天神峠手前の祠

12/12 11:23

天神峠、古い街道と交差する

12/12 11:25

天神峠付近の二つめの祠

12/12 11:34

峯山頂上、かすかな標識が、向こうは大月方面

12/12 12:13

むすび山手前の尾根道、この辺りで昼食をとった

12/12 12:23

むすび山から富士急沿線方面を望む

12/13 13:14

むすび山の防空監視消の跡

むすび山から大月の町並みを望む

むすび山からの冨士の拡大

むすび山登山口、この下は住宅地

撮影機器：

COOLPIX P7100 ニコン

感想

kesera182

今年最後の山行きは「駅から山歩き」が可能な冨士展望の山、高川山とした。
高川山は2度目だが、前回はストック講座を兼ねてで、天気も悪かった。
今回は天気は快晴、初狩駅から林道を行き、男坂・女坂への登山道に入るとやや急な斜面になる。この辺りで聞こえる採石所の作業音が静かな山の雰囲気を損なう感じだ。男坂・女坂分岐から男坂に向かう。つづら折の道を登っていくと女坂との合流点、この辺りから冨士が顔を覗かせ、まもなく高川山の頂上に達する。
まず端正な冨士の姿に目がいく。富岳十二景の十一番目とある。頂上からは遮るもののない360度の大パノラマが素晴らしい。冨士を挟んで左に杓子山、右に三ツ峠、そし北東には南アルプスの白峰が垣間見える。東側にはリニアモーターカー実験線と九鬼山が見える。
ここからむすび山縦走コースを行く。急斜面と坦々とした尾根道が交互に現れる快適な道だ。周りの枯れ木の間から見える周辺の町並みも目に変化を与えてくれる。
寒波のはずだが日当たりがあって寒さはあまり感じない。
天神峠は古い峠道とのこと。峠の両側にある小さな祠が印象的だ。花咲トンネルの上を越え、昼食時になり適当な場所探しの後、結局はむすび山手前のP3表示のある大きな岩の傍でお昼をとることにした。
昼食後、約15分でむすび山に着く。ここも冨士の展望台だ。戦時中の防空監視消の跡があり、大月の町並みが見渡せる。山行最後はむすび山登山口への下り、やがて市街地になり大月駅まで20分の道のりだ。
本コースは本格山歩きを楽しむには距離的にチト物足りないが、登山口から1時間で頂上に立って冨士を眺められ、比較的変化のある縦走を楽しめる手軽なコースとしてお勧めできる。