四ツ又山〜鹿岳(本年最後の南牧トレッキングです)
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.6km
- 登り
- 883m
- 下り
- 869m
コースタイム
天候 | 快晴。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鹿岳二ノ岳から西に下った後、高原降下点がわかりにくく、注意して赤い目印を探しながら戻りました(ちょっと先まで尾根を行き過ぎました) |
写真
感想
11月28日のトヤ山〜黒滝〜九十九谷周回で本年は登り収めと思っていたら、嬉しい事に又来ました、南牧に。(雪も無かったし)
本日はトヤ山から望めた四ツ又山と鹿岳に登りました。
服装は下は冬用ズボン、上は発熱保温下着+カットシャツ+峰の上で寒い時のみソフトシェルという格好です(低山では冬といっても山の中は日差しが意外と暖かく、登りでは汗ばむようです、なるべく汗をかかない様に薄着で登ります)
大久保登山口入り口の先の駐車スペースをお借りし(ありがとうございました)登山口まで戻ってスタートです。
森の精の四ツ又山登山道に入り、山間の道を歩いていくと鹿岳分岐に到着、ここを右折し杉林の間を登り尾根に出たところが大天狗でした。
(大天狗の石碑と恐くなさそうな天狗様がおられました)
この先を登って四ツ又山頂分岐を右に行くと、P1にて最初の石像とご対面です。
朝の日を背に浴びて佇む石像は、剣を持っているところからすると仏を守護する武神なのでしょうか。だけど南牧の山からの眺めはいつもの事ながら感動します。
赤城、榛名、武尊、妙義、浅間、荒船が良い具合に間隔があるので、山々が裾まできれいなんですよね。
次のP2では烏天狗がお出迎えで、頂にはしゃくを持った人物の石像がありましたが、これはだれなのかな?P3では右手に杖、左手に綱を持った石像がありました。それぞれの峰には祀ってあるいわれが有るのでしょうが、謎は深まるばかりでした。(景色も良いけど、こういうところの不思議さを感じるのも、私流の楽しみ方なのです、後で検索)
最後のP4には石の祠が有りましたが、ここまでの4つのピークが四ツ又山のいわれなんだとか、納得。(下仁田ICから走ってくると、鹿岳と一緒にきれいに見えます)
さてここからマメガタ峠までの降りは結構急でやっかいでした。滑りやすい上に松の根が張り出していて、又所々やせ尾根になっており気が抜けません。
時間にも余裕があるので、マメガタ峠で休憩です。
(ここから大久保へ下る道もあり、陽だまりのちょっとほっとする窪みといった感じの所でした)
休憩の後は、目の前の明るい杉林を登り鹿岳に向かって尾根道を歩いていきます。
暫く行くと一ノ岳の正面にどーんと出ましたが、しばし壁面の高さに圧倒されながら、さてここからどうすんのと考えこんでしまった私です。
答は(右方向に、岩の切れ間を通る登山道をロープで登り)でした。ここを通って北側を回り込んで行くとコルに出ます。
ここから東に向かい、一ノ岳の骨太のハシゴを上りながら、ふと思ったのは、ここのところ毎週登ってきた、立岩、毛無岩、トヤ山、四ツ又山等、南牧のこれらの山はなぜか、山の北か南を巻いて西側から頂上への道を上がるルートなんですね。
東側からは侵食が激しく、切り立った壁になっているから、色々工夫してこれらの山に道をつけたのでしょうが、先人達はすごいですね(修験者?)
私がこうして登れるのもそのおかげですね、感謝です。
一ノ岳山頂では摩利支天の石碑が大岩の上で待っていてくれました(恐れ多いことで)ちょっと早いですがここでお昼にしました(10:30だけど場所とタイミングが良ければOK)
二ノ岳にもやはり有りましたよ、木のハシゴ!しかもちょっと年季が入っていて恐いぞ!補強の後もかえって生々しいし。これを登って次は鎖で岩場を斜めに東側に這い上がりますが、雨の日は滑って危ないだろうなと思います。(正直、雨の日にこんなところに来る人はいないだろう)
この後はなだらかな石段をよいしょと登って山頂です。
ここで本年最後の山頂の景色を目に収めながら、お名残り惜しやの休憩です。
(一年無事で登山が出来て、上州の神様ありがとうございました、時々一緒に写真に撮ったりのご無礼はお許しを)
ここから四ツ又山。鹿岳一ノ岳にお別れして、帰りは木々岩登山口に向かってひたすら下りです。高原降下点ではちょっと行き過ぎた失敗はありましたが、後はどんどん下って、途中からの林道は快適に歩き、県道に出てからは大久保に向かって昼下がりの集落内をのんびり歩きました。(熊避けのベルを鳴らしながら歩いていたのは私です、お騒がせ致しました)
途中、切り通しの所は絶景でした(皆さん一度見て下さい)見上げるような谷の間を道路が通っているのです。
又大久保から車で下ってくる途中、道端に大きなこんにゃく工場があったので見学さてもらいましたが、さすが本場ですね〜コンニャクイモが鉄コンテナに入って、どーんと積み上げてあるのです、しかも移動はリフトだし。これを道の反対側にある工場で洗浄しているんです(コンニャク芋ガラガラ〜、コンベヤーでスー、地面が割れて水槽ドボン・・・という具合です)
信州人にはびっくりでした。
最後に、南牧の山に登るには南牧村発行のトレッキングガイドがとても良いです。
(写真もきれいで地図もわかり易く、よくできてるな〜、お金かけてるな〜と思います、道の駅にあったのかな?)
今日は色々な石像にも出会えて良い日でした。(山に登る時は、本人にはいつも良い日なんですけどね)
この後は年末まで我が家の山の神様の相手をしないとな〜、とぼやきつつ、南牧を後にした私でした。
一年間ありがとうございました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する