大山 リハビリ山行2ndシーズン
- GPS
- 04:30
- 距離
- 4.9km
- 登り
- 705m
- 下り
- 705m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
そこから先は徒歩で商店街を抜けての登りです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・全般的に特に危険という程ではありませんが、男坂は階段がかなり急で長く、暗くなってくると外灯がありませんので足元注意です。 ・阿夫利神社下社付近には茶店があります。 ・大山寺裏手、無明橋手前にはトイレあります。 ・商店街付近には入浴可の旅館等あるようです。 |
写真
感想
有休を取った週末は、久しぶりの山へ。
ピークは踏まずともぶらりと数時間の散歩程度に歩ける所へ行こうと考えていて、
9時過ぎに家を出て割と近くの丹沢、大山へ向かいました。
道の状況もわかんないけど、最近は平地でもこの寒さだし、ひょっとしたら
凍結あるかも?とアイゼンや、冬用のウェアを詰め込んでみたり。
行ってみて必要なのに足りなかったらお手上げですが、
必須じゃなかったらおもりを背負って歩いてる状態です。
結論、今日は防寒着は必要ですがアイゼンは不要でした。
細い路地を抜けて、市営の駐車場に着くとあと2〜3台で満車状態でした。
史跡散策ぐらいのつもりで、のんびりスタート。
細い遊歩道サイズの登り坂左右にお店が立ち並ぶ懐かしい雰囲気の
商店街を暫く行き、橋を渡り石段を登ると、ケーブルの駅が見えて来ました。
ゆっくり来たはずですが、既に結構心拍数UPしてる感じです。
駅舎へ立ち寄って周囲を見た後元の道に戻り登り続けました。
程なく、正面に続く女坂と、右手に壁みたいな急傾斜の石段から入る男坂との
分岐に着きました。
折角だから両方のルートを行ってみたく、登りに急な方の男坂を選択。
手摺りがある訳でもない階段ですし、まー通常はありませんが転んだら
エライ事になりそう、と軽く緊張しつつ、登りだしました。ここから
山道、といった感じになってます。
時々平坦な所は少し出るものの、急階段続きで心拍数も160を突破。
何か軽くクラクラするなと思って計ると180を越えてたり。ペースを
落としてゆっくり登りました。40分程、との事ですが、この果てしなく
キツイ?男坂を登り始めたばかりですし。
何の変哲もない石段群を黙々と登っていくと、やがてちょっと昔の
史跡っぽい所に出て、それから他の登山者の方とちょっと話をしたりしながら
進んでいると、神社へ辿り着きました。
時間も遅いし上の社やピークはギリギリ行けても、のんびり楽しめそうにないし、
本日の趣旨とは反するので、どこか見晴の良い所で昼食でも食べて降りよう、と
計画。
初穂料100円納め、祓麻で自分でお祓いをし、鳥居をくぐって上へと向かう山道へ。
途中そんなに眺望はないものの、割と歩き易い山道で、夫婦杉や天狗の鼻突き岩など見ながら登りました。
久しぶりのハイクなので、登り始めは雑な歩き方になってて勢い任せにもなりましたが、疲れて来るとやがて自然な動き、これまで登ってくる中で培って来た歩き方に自然に戻ってきたのか、息も上がらないペースで登れました。
どこまで行こうかな…と思案していましたが、ちょうど16丁目分岐で道が合流する所が少し開けて眺望も少しあり、ベンチもあって休憩に丁度良さそうなので、ここでお昼ご飯にしました。
コンビニで買ったサラダに、野菜入り焼きうどん。
ご飯が普通に美味しく感じて食べられる事の幸せ。
寒いのでアルパインジャケットを出して羽織りました。
上から降りてこられた登山者の方と暫し談笑。自分の親ぐらいの年代の方でしたが、昔の登山の話を伺うと、高校生の時に30kg背負って冬の八ヶ岳合宿だとか、東沢の遡行で標高差がしんどかったとか、冬の剱・穂高だとか、とてもマネ出来ない様な経験談を淡々と話されておりました。先月甲武信ヶ岳に登った話をすると、50年近くぶりで急に思い出された様で、今度行かれてみるとの事でアクセスなど色々聞かれました。昨今の機器は使わない主義なのか、パソコンはおろか携帯も持たないと仰っていましたが、会話など知的な雰囲気のある方でした。
写真を撮って頂いた後は、「またいつかどこかの山で」と分岐を別々の方角に別れ、下山開始しました。
降りはじめると、多少膝が笑っています。たったこんだけしか登ってないのに…
体重も増えたし、こりゃじっくりリハビリ必要そうです。
神社を通り過ぎて降りて行こうとすると、茶店のおばちゃん達から勧誘が。
2軒ありましたが、お二人ともお茶入ってるから、等々勧誘されるので、
「両方行きます」と言っちゃいました。
1件目で草団子を頬張り、塩昆布をつついてお茶をすすった後は、お隣へ。
自家製のノンアルコール甘酒があるとの事で、頂きました。
熱々でしたが、懐かしい素朴な味わいです。女坂の七不思議について聞いて
みたり、観光がてら写真を撮りたい事など話すと、先日この先の滝で写真を
撮った女性が居たけど不思議なモノが写って…そういうのもある土地だからね
的な世間話になりました。
外に出ると陽も傾いてきて少し薄暗いし1人きり。
これから女坂を降ります。
しんとしていて、自分の他には何の音も聞こえませんが、外灯もありケーブルなど
人工物も何かしら見えてるので安心感はありました。
道中の7不思議を順番に巡り、途中のお寺さんにも立ち寄ったり。
無明橋など、この上を渡る時に会話をしていると…なんてちょっと
コワい系?のもありましたが、まー自分は降りて来た方だからいいけど、
それは登り側の手前にも書いといてほしーなー、なんて思ったり。
下の方にはお地蔵さんなんかも並んでいて、信仰の山を思わせる雰囲気でした。
17時、まだ辺りがほんのり見える明るさの頃、駐車場に辿り着き、帰路へと着きました。
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