唐松岳

2020年08月29日(土) [日帰り]

• GPS: 05:39
• 距離: 10.1km
• 登り: 956m
• 下り: 950m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:12
• 休憩: 1:24
• 合計: 5:36

距離 10.1km 登り 956m 下り 956m

9:00 八方池山荘
9:13 石神井ケルン
9:19 9:20 第2ケルン
9:24 9:25 八方ケルン
9:32 第三ケルン
10:16 10:22 扇雪渓
10:32 10:35 丸山
11:14 唐松岳頂上山荘
11:32 12:22 唐松岳
12:40 12:57 唐松岳頂上山荘
13:26 13:31 丸山
13:41 扇雪渓
14:08 八方池
14:14 14:15 八方ケルン
14:19 第2ケルン
14:24 石神井ケルン
14:36 八方池山荘

団体の登山客の方が多く渋滞もところどころで発生していましたが、思ったより時間がかかりませんでした。老若男女問わず多くの年齢層の方がいらっしゃって多くの支持層があるのだなと改めてこの山を見直しました。何歳になっても通える山です。

天候

晴れ(終日ガスが多かったです)

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

白馬和田野の森を抜けて林道をずっと進むと黒菱第三ペアリフト乗り場に到着します。途中林道は一部牧場内を通過しており、段差等もあり道幅も狭いので運転には十分注意が必要です。
※黒菱第三ペアリフト利用(→大人往復1,200円)
※駐車場は無料(→約300台くらい駐車できそうですが、係員の方の指示に従い駐車)

コース状況／危険箇所等

よく整備されており、危険箇所はありません。
下山中、丸山ケルンから少し下がったハイマツ帯にクマがいました。熊出没エリアと認識し、休憩中なども周囲に注意を払った方が良さそうです。

その他周辺情報

スタート地点に八方池山荘、頂上には唐松岳頂上山荘あり。
ふもとには日帰り入浴温泉♨️が沢山あります。

写真

8/29 8:33

黒菱第3ペアリフトの駐車場→土曜日ということもあり既に車がいっぱいでした。

8/29 8:34

ここでリフトの往復チケットを購入します。

8/29 8:38

リフトより駐車場を見下ろす。

8/29 8:38

ゲレンデにはまだ高山植物が元気よく咲いていました。

8/29 8:54

八方池山荘、ここがスタート地点です。あの有名なソフトクリームの売店はこの向かいにあり、山荘の方が運営されています。

8/29 8:57

今日のコース全貌。

8/29 8:58

コースは八方池山荘を出てすぐ二つに分かれます。
写真のコース（左側ルート）はハイキング向けの木道が整備されており、八方池までの観光目的の方でも楽に楽しめるコースです。

8/29 8:59

そしてあえて？（当然？）右側のゴツゴツした岩があるコースを進みます。こちらの方が多少急登ですが渋滞もなく早いと思います。また、ご覧の通り残念ながら最初からガスガスです。

8/29 9:07

途中から振り返って八方池山荘を望みます。眼下に広がるのは白馬村です。リフト利用なので一気に高度を稼げて楽しいです。

8/29 9:28

展望図・・・ガスのせいで何も見えません。

8/29 9:29

八方池・・・もちろん何も見えません。

8/29 9:32

八方池のケルン。

8/29 9:33

八方池から先の登山道起点です。

8/29 9:34

ここから先は本格的な登山装備が必要・・・だそうです。

8/29 9:34

なかなか不安を煽る看板ですね。

8/29 9:41

この先もガスがかかっていてあまり眺望は良くないです。

8/29 9:44

しばらくすると樹林帯に突入。

8/29 10:15

麓から見てこのように樹林帯に再度突入するのは珍しい地形のようです。歩きやすい気持ちの良い道です。

8/29 10:16

みなさんのお決まりの休憩スポット、扇雪渓です。まだ雪が残っていました。今日はこちらはパスしました。

8/29 10:16

分岐看板。

8/29 10:24

扇雪渓上部より。落石を起こすと下の休憩されている方に直撃しますので十分注意して進みましょう。

8/29 10:35

丸山ケルン。ここまで来ても相変わらずガスですね。

8/29 10:41

そのあとも歩きやすい登山道が続きます。

8/29 10:58

そして唐松岳頂上山荘手前の最後の登りの渋滞。かなり人が多いです。ここでこれだけ渋滞するのは初めて見ました。

8/29 10:59

渋滞中。。。

8/29 11:11

流れ始めました。

8/29 11:12

写真のような上部崩落危険箇所などがあります。少々、岩がゴツゴツしてますので転倒注意です。特に下山時はつまずくと命にかかわります。

8/29 12:22

頂上への最後の登り。後ろを振り返り。

8/29 11:36

頂上山荘を横目にパスして唐松岳頂上到着です。

8/29 11:37

みなさんガスが晴れるのを待ち望んでいます。
それにしても人が多い。。。

8/29 11:42

ガスが晴れたり、またガスったり。。。

8/29 12:06

この人の多さ、さすが人気の山ですね！気持ちの良い本当に素晴らしい場所です。

8/29 12:06

時折、黒部峡谷方面が見えます。このずっと下には欅平や祖母谷温泉があります。

8/29 12:23

頂上直下より。

8/29 12:25

下山し始めたら青空が・・・。

8/29 12:31

戻っても仕方ないのでそのまま唐松岳頂上山荘に向かって下山です。

8/29 12:36

終わりかけのコマクサ。ちょっとみすぼらしい。でも既に諦めていたので会えただけで感謝。

8/29 12:36

唐松岳頂上山荘です。

8/29 12:38

振り返ると唐松岳頂上がクリアに見える！ラッキー！

8/29 12:40

またガスが・・・。

8/29 12:39

祖母谷温泉方面への登山道。すごーく長い道のりで健脚社者向きだそうです。私もこのルートは行ったことがありません。

8/29 12:49

山荘前は人が多くてにぎやかです。

8/29 12:50

五竜岳方面への縦走路。この先すぐに「牛首の鎖場」があり、少々危険な場所がありますので誤ってこの縦走路に進入しないようにしましょう。

8/29 13:00

さて下山開始です。今日は午後から雨予報でしたので念のため早めの行動です。

8/29 13:19

丸山まで帰って来ました。（写真奥が丸山）

8/29 13:25

帰りの丸山ケルン。往路より多少景色が良いです。

8/29 13:26

多分見えないと思いますが写真の右奥のハイマツの中にクマがいます。（背中だけ見えている黒い点ほどのやつです）近くには登山者も結構いますので一歩間違えたら危険だなと思いました。

8/29 13:34

クマを見かけてからこういった茂みが怖くなりました。右側から突然出てきたらどうしよう、とか考えていました。

8/29 13:36

帰りの扇雪渓上部より。下で休憩されている方が多いのでこのあたりで落石を起こさないように十分注意しましょう。

8/29 13:38

気持ちの良い明るい登山道。本当に快適です。

8/29 13:54

良い感じで高度を下げていきます。

8/29 14:03

もうすぐで八方池です。

8/29 14:08

八方池・・・相変わらず眺望なし。→通過(T_T)

8/29 14:14

八方ケルン。

8/29 14:24

今日は暑くなくて本当に良かった。

8/29 14:25

白馬村がいい感じに眼下に広がってきます。この感じの下りが大好きです。ただし濡れていると木道は悲しいくらい滑ります。

8/29 14:30

どんどん下りていきます。八方池山荘が見えてきました。

8/29 14:37

無事スタート地点（八方池山荘）に帰ってきた〜。

8/29 14:42

八方池山荘前の売店。山バッジやお土産、飲み物などが売っています。

8/29 14:42

ご褒美ソフトクリーム（300円）を買いました。登山後のこれが本当に最高なのです！写真のこれはブルーベリーです。バニラ、ミックスもありました。

8/29 14:54

さわやかな高原の風に吹かれながら下りリフトに乗ります。

8/29 14:58

黒菱平まで帰って来ました。ここから最後のペアリフトに乗れば駐車場です。お疲れ様でした。

撮影機器：

iPhone XS Apple

感想

ユキカゼ

久しぶりの私の大好きな唐松岳です。天気が多少微妙だったのでどうしようか迷っていましたが、あまり行く機会もないので決行することにしました。
黒菱リフトの駐車場は到着したらすでに8割位駐車場が埋まっていて結構ギリギリでした。登り始めからずっとガスがかかっていて眺望は期待はしていませんでしたが、そのおかげで涼しくて快適な登山が楽しめました。
それにしても10人から15人ぐらいの団体登山客が多く登山道は最初からかなり渋滞気味でした。
かなりゆっくり登ったつもりでしたがいつものコースレコードから大幅に遅れてはいなかったのでとりあえずよかったです。
山頂で昼食を取ったり1時間位景色を楽しんでいましたが写真のようにかなり大勢の登山客が頂上にいて、これだけ多くの方が唐松岳にいるのを私は初めて見ました
しばらくするとガスが晴れたり晴れなかったりで時たま見える景色に皆さん、歓声をあげていました。
下りもかなり快適な下山でしたが、丸山ケルンから少し下がったところのハイマツ帯にクマ(成獣)が1体いました。こちらに向かってくる様子もなくハイマツの中をひたすら食べ物を探しているようでしたがその付近で立ち止まったり座ったり休憩している方もいたので他の下山者とともに私も注意しながら進みました。
八方池からの眺望は今回は行きも帰りもあまりよくなく、特に足を止めることもなく通過しました。そして八方池山荘前のお決まりのご褒美ソフトを買って大満足で登山完了です。
今回は午後から少し雨予報でしたが、全く雨は降らずガスは多少あったものの素晴らしい気候でよかったです。また、危険箇所はなく誰でも登れる北アルプスの後立山連峰でも本当に素晴らしい山だと思います。まだ行ったことのない方はぜひ一度は足を運ぶことをお勧めします。