大菩薩嶺から牛の寝通り
- GPS
- 04:24
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 745m
- 下り
- 1,609m
コースタイム
- 山行
- 4:13
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 4:24
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路)小菅の湯ー山梨富士急バス→猿橋駅(¥1,050) |
コース状況/ 危険箇所等 |
大菩薩峠から熊沢山への登り返しの道は、倒木でわかりにくくなっていましたが、いまはしっかりと整備されています。 |
その他周辺情報 | 「小菅の湯」からは、奥多摩駅行きのバスのほか、大月駅行きのバスもありました。 小菅の湯の入浴料金¥750- この日は比較的空いていましたね。 |
写真
感想
コロナ禍でなまった体。猛暑で具合の悪い体調。食欲もなく、暴飲からか、お腹は下痢続き。久しぶりに山にでも行って、体を引き締め、ストレス発散と思い立ちましたが体力に自信がなくて.....。
先月行った小菅の湯の脇に「牛の寝通り」へという案内板があったのを思い出し、牛の寝通りて行ってみようと思いつきました。
体力に自信がなくなっていたうえに、牛の寝通りの小菅の湯へのコースタイムが4時間ちょっと。帰りのバスが14:49奥多摩行きということは、10時過ぎに石丸峠にいないと、風呂に入れません。逆算すると、8時11分甲斐大和駅発のバスで石丸峠入口8:56着。これで、行けばお風呂に入って帰れるはず。
電車でゆっくりと考えましたが、いざ電車に乗ってみると、近くに座った2組は広げた地図が昭文社の「大菩薩嶺」。みんな考えることは同じなんだな。甲斐大和駅に降りると、改札口出口ですでに行列。
「上日川峠、直行便が出ます。」
臨時便のアナウンス。
訊くと、石丸峠入口は定時便で30分以上後になるとのこと。それでは、上日川峠まで行き大菩薩を登ってから、牛の寝を降りるか、と予定変更。
満員の臨時バスで、上日川峠に到着。すでに一般車の駐車場は満杯の様子。バスで到着した人以外にもどんどん登っていく様子。予定を変更したので、トイレを済ませた後はすぐに出発。歩き始めから標高1,500mを越えているので、東京とは異なり涼しい。歩き始めはウォーミングアップを兼ねてゆっくり歩くので、先日の三つ峠とは異なり、いきなり汗をかく状態ではありませんでした。
歩きなれた大菩薩嶺ですが、なにせ歩いたことのない牛の寝通りを下って、できれば風呂に浸かってから14:49発のバスで帰るのですから、ある程度のペースが必要。給水もせず、休憩もせず雷岩に到着後、荷物をデポして山頂を往復。戻ってから、朝ご飯のおにぎりとスポーツドリンク。本当は富士山を眺めながらといきたかったのですが、それもかまわず早々に稜線を下ります。
大菩薩峠まで一気に下り、再び給水し、いよいよ石丸峠へ。いつもここからは滝子への長丁場「甲州アルプス」の始まりですが、今日は早い時間の下山計画。甲州アルプスよりはだいぶ気楽です。石丸峠からすぐに牛の寝通りへ分岐と勘違いし、左側の稜線を目指しましたが、これは不発。いったん森の中へ入り、登り返ししていよいよ「牛の寝通り」へ分岐です。はじめは細い笹原の踏み跡なので、ちょっと心細い感じがしましたが、ツズラ折れで瞬く下ると、やけに広くて歩きやすい登山道へと変身。以前、大菩薩峠から小菅へ下る道から、この尾根を眺めていた時には、牛の寝通りは標高もずっと高いところを進んでいるだけでなく、アップダウンも厳しそうでした。しかし、実際に歩いてみると、確かに下りは長い道のりでしたが登り返しは緩やかで、想像していたよりもずっと歩きやすい道でした。稜線を忠実にトレースするわけではなく、高いところはほぼ巻いて行く道。残念なのはあまり展望に恵まれないので、自分が今どこにいるかを掴みにくいことでしょうか。
とにかく下って下って....。松姫峠への分岐「棚倉小屋跡」には予想外に早く到着。まあ、下りを小走りにといった歩きだったからでしょう。ここから松姫峠まで、時間があったら歩きたかったところです。なにせ前回の山歩きは奈良倉山だったのですから。ここで地図を確認。小菅の湯までのコースタイムが1時間40分。これなら、お風呂にも入れそう。
昭文社の地図では最後はつづら折れの急降下です。ここまで飛ばしてきたことも一因でしょうが、左ひざがついに痛みを訴え始めました。仕方なくペースダウン。斜面を下りきると、いったん舗装路に出て、どこへ下る?道なりに少し進むと、今度は登り道に「小菅の湯→」の案内板。猛暑の灼熱下で、再び急な登り坂の登場。
「死んじゃう。」
心の中で叫びながら登っていくと、そこには先行者が。追いつくと長い休憩を摂っておられました。気になって振り返ってきましたが、まったく歩き出そうとしない様子。50m歩くと、建物が.....。ちょうど、小菅の湯と道の駅の物産館の間に出ました。
到着!
なんとバスの出発時間まで、1時間30分以上あります。
長風呂と、うたた寝を楽しんで、軽く一杯飲んで....。
ちょうど、奥多摩駅行きのバスの直前に、大月行きのバスが来たのでこちらで帰ることにしました。奥多摩行きのバスは14:49発の後、次のバスは3時間ありませんが、こちらは1時間30分後にあるようです。まあ、温泉で時間調整して、どちらかのバスで帰るといった使い方が良さそうです。
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