霧氷の明神岳からヒキウス平へ

2012年12月23日(日) [日帰り]

• GPS: 07:25
• 距離: 14.2km
• 登り: 1,046m
• 下り: 1,027m

コースタイム

8:45大又林道ゲート-8:55登山口-9:05林道終点-9:45明神滝-10:35明神平-10:20明神岳-12:20ヒキウス平12:30
-12:55判官平(昼食)13:35-14:05明神岳-14:30明神平14:40-15:45林道終点-16:00登山口-16:10大又林道ゲート

天候

最初は晴（よっしよっし）。
稜線に出るころには曇（え〜）。
帰路は雪（うっそ〜）。
終日寒風強し（とほほ）。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

大又林道の一般車両終点(ゲート)手前に30台くらいは停められる駐車場（空地）があります。

コース状況／危険箇所等

林道終点の水害崩落地は修復されることもなくそのままになっています。
特に危険はないと思いますが、むき出しになっているプラスチックや化繊の土木資材は踏むと滑ります。

明神平直下のつづら折りは、圧雪が凍結してツルツルでした。
横着をして往復ともアイゼンをつけませんでしたが、
登りはともかく下りは、午後降った雪に覆われて圧雪と周囲の枯葉の区別もつかなくておっかなびっくり。
明神平下ではずしたアイゼンを再びつけるべきなんでしょう。
転ばぬ先のアイゼンですね。

下山後は大又川沿いにやはた温泉があります。
くせのないアルカリ性単純泉が山の疲れをほぐしてくれます。

写真

12/23 21:02

ゲートから先は大又川の清流に沿って林道を登って行きます。

12/23 21:03

仰ぎ見ると暗い谷の先に白銀の霧氷が輝いています。
（実際は遥か彼方に小さく見えます）

12/23 9:00

対岸に砂防ダム。
えっ！！木造？まさか…
林道の先から見下ろすと、コンクリート製でした。
壁に木を貼り付けているようです。
下流にももう一つ同じようなのがありましたが、吉野杉のPRなのでしょうか？

12/23 9:08

林道の終点は水害禍の惨状がまだ手つかずで残っています。

12/23 21:07

明神滝。
今日は全然凍っていません。

12/23 10:07

いつもよりずいぶん上まで登ってようやく霧氷に出会えました。

12/23 10:10

苔霧氷(笑)

12/23 10:26

明神平手前の水場。
と言うか、大又川の源流ですね。
四郷川、高見川、吉野川、紀ノ川と名前を変えて、紀伊水道に注ぎます。

12/23 10:30

今日は積雪がないので、枯れ草の海老色と霧氷のコントラストが見事です。

12/23 10:36

明神平。
あしび山荘は霧氷が似合う。

12/23 10:42

明神平から薊岳。
あちらも霧氷に包まれています。

12/23 10:55

今日は海老色の明神平。
これはこれで美しい。

12/23 10:58

三ツ塚の中腹まで来るとようやく30�冂�度の積雪。
今日はワカンの出番はありませんでした。

12/23 11:22

明神岳1,432m。

12/23 12:17

桧塚奥峰の手前で右折し、しばらく下って登り返すと今日の目的地ヒキウス平です。

12/23 12:28

なかなか見事なエビの尻尾。

12/23 12:37

吹雪始めて明神岳が霞んできました。

12/23 14:06

明神岳の稜線は西側が切れ落ちています。
積雪時には危なくてエッジには立てません。

12/23 14:32

明神平。
あしび山荘が霞んでいます。

12/23 14:35

あしび山荘の階段の柱。
湿った寒風に吹き晒されて、エビの尻尾が育ち始めています。

撮影機器：

Optio W60 ペンタックス

感想

ikomaniyon

今年最後の3連休。
大掃除も年賀状も何とか目途立ったし、頚の調子も腕の痺れを除けばまずまず。
ということで、今年の山納め。

秋に紅葉が素晴らしかったと相方が言うヒキウス平に、今季初ワカンで霧氷を見に行くことに。
紅葉の時は頚の症状がきつく、OMさんやTRさんと相方の3人でお楽しみされやがって(笑)、
とても残念だったのを昨日のように思い出します。
そのヒキウス平、あいにくの曇天から吹雪に変わり始め早々に退散しましたが、
霧氷は見事でしたし、その霧氷に覆われた木々の大半がシロヤシオだということを見逃していません。
これは花の季節にも来なければ。
半年先の予定もできてしまいました。

意外に積雪が少なくワカンは楽しめなかったのは残念でしたが、正月のお年玉にとっておきましょう。

下山後、以前大変お世話になった山○○リーダーのDさんやSさんと出会いました。
大又の集落の上手に駐車し、明神平から水無山、国見山、伊勢辻山と周回して大又に下りてきたそうです。
数分間の立ち話でしたが、相変わらずのタフネスぶりが溢れていて楽しく、こんな偶然もいいものです。