大朝日岳（古寺鉱泉よりピストン）

2020年09月02日(水) [日帰り]

• GPS: 11:29
• 距離: 17.2km
• 登り: 1,634m
• 下り: 1,618m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:43
• 休憩: 0:45
• 合計: 11:28

5:24 古寺鉱泉下駐車場
5:29 5:35 古寺鉱泉
7:27 7:28 一服清水
7:32 7:32 ハナヌキ峰分岐
8:34 8:41 三沢清水
9:10 9:17 古寺山
11:10 11:10 銀玉水
11:46 11:58 大朝日岳山頂避難小屋
12:14 12:18 大朝日岳
12:40 12:40 大朝日岳山頂避難小屋
13:07 13:07 銀玉水
14:44 14:44 古寺山
15:04 15:10 三沢清水
15:34 15:34 ハナヌキ峰分岐
15:39 15:39 一服清水
16:44 16:46 古寺鉱泉
16:51 16:51 古寺鉱泉下駐車場
16:52 ゴール地点

天候

曇り時々雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

危険個所等なし。

その他周辺情報

駐車場横に、今年できたばかりの「大江町朝日連峰古寺案内センター」がある。宿泊やシャワー、バッジ販売（この日は完売で入荷後の郵送をお願いした）

http://oekanko.jp/index.php?action=pages_view_main&active_action=journal_view_main_detail&post_id=460&comment_flag=1&block_id=444#_444


下山後入ったお風呂→なの花温泉　田田（でんでん）
https://www.iroribinosato.info/denden.html

写真

9/2 5:23

朝日連峰古寺案内センター横に、段々畑状に三面ほど駐車場。この日は一面のみまばらな駐車。

9/2 5:25

長い一日がスタート。

9/2 5:28

旧・朝陽館前の橋を渡っていく。

9/2 5:36

静かな樹林帯の中。

9/2 5:46

稜線っぽいが、展望はゼロ。

9/2 5:48

序盤はむんむんに蒸れて、とにかく蒸し暑い。水分の消費が激しい……

9/2 5:58

ただ天気がいまいちなので、ぬかるんでいる。

9/2 6:11

合体の樹。確かにこっち側からは合体しているように見えるが……

9/2 6:12

合体の樹の裏側。ブナの木の中は空洞というか、もはや皮一枚って感じ。

9/2 6:26

少し展望のありそうなところで。なかったけど。

9/2 7:22

一つ目の水場。カッパを着ていてとにかく暑いので水分の消費が想像より早い。念のため補充していく。

9/2 7:32

ハナヌキ峰分岐。

9/2 8:17

徐々に斜度が上がっていき、登っては下り、下っては登り……

9/2 8:26

二つ目の水場。登山開始から二時間、早くもぐったりしてくる。

9/2 8:40

まだ核心にも入ってないので、しんどい登りをもたもたと。

9/2 8:54

ようやく開けた場所に出たっぽいけど何も見えない。風がゴウゴウと強い。涼しいけど音が恐い。

9/2 9:06

一つ目のピーク、古寺山。このあたりのアップダウンが地味にしんどい。

9/2 9:50

小朝日岳への道。一切の迷いなく巻きます。

9/2 9:58

冥府へと続くのか……

9/2 10:13

巻き道はなぜか下りが主体。登り返しを考えるとうんざりしながら、小朝日からの道と合流。

9/2 10:49

あとは大朝日へ向けてまっしぐら……と行きたいけど気分は上がらない。

9/2 11:09

晴れてたら素晴らしいんでしょうね。

9/2 11:32

晴れてたらね。

9/2 11:38

山頂へ向かう。

9/2 12:15

登頂。何にも見えない。誰もいない山頂で少しだけ休むが、身体が辛くてたまらない。

9/2 12:41

あまりのんびりしていると日が暮れてしまう。避難小屋まで下りてきて、無理やり食べ物を詰め込む。下りも長いからね。

9/2 14:40

写真もほとんど撮らず、ただ足を動かす苦痛の作業。古寺山直下の水たまりの禍々しさに写真を一枚。

9/2 16:11

雲の下まで降りてきた。やれやれ……

撮影機器：

iPhone X 64GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

消毒用アルコール マスク 除菌シート Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 モバイルバッテリー GPS（スマートフォン） ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 時計 タオル ツェルト ストック

感想

じゅん

この日、出発したのも最後、到着したのも最後だった。
私よりも早く出発し、折り返して戻ってくる健脚さんたち数人と、避難小屋で一泊したグループ一組とだけすれ違う。健脚さんの一人の女性とお話しすると、なんと75歳だとか。ここをソロで日帰りとは、相当お強い。

お弱い私はソロで日帰りなどするんじゃなかった、と序盤から恨み節が頭に鳴り響く。せめて展望でもあれば全然違ったのだろうが、昨日の月山に引き続き雲に閉じ込められ、風が吹けば木々の水滴が滝のように降り注ぎ、長い長い登山道は登っているはずなのに下り、下っているはずが登り、アップダウンが身体を苦しめる。なにしろ精神的に持たず、途中何度も足を止めてしまう。
ただ鎖場だの、両手を使ってよじ登るような場所だの、道自体にそういった険しい場所がないのは幸いだった。

むやみにかかる時間、延々と続く白い壁、足元はぬかるみ、レインウェアの中は汗だくでずぶ濡れ、あらゆる不快、そして情けなさに、自分が何をしているのか分からなくなる。
これ、楽しいのか？
これ、やりたくてやってるのか？
全然やりたくなかった、登りたくなかった、疲れた、辞めたい、と脳内は100％ネガティブ一色で、それでもなんとか下山。達成感はゼロ。こんな罰当たりな私でも下界に返してもらえただけ感謝せねばならんだろう。