空木岳の白い世界

2020年09月02日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 19.5km
• 登り: 2,112m
• 下り: 2,096m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:40
• 休憩: 0:30
• 合計: 11:10

4:50 駒ケ根高原スキー場（池山尾根登山口）
5:20 三本木
5:50 林道終点
6:10 タカウチ場
6:50 池山小屋分岐水場
7:40 マセナギ
9:00 ヨナ沢の頭
9:50 避難小屋分岐
10:30 駒石
11:20 11:50 空木岳山頂
12:30 避難小屋分岐
13:00 ヨナ沢の頭
14:00 マセナギ
14:30 池山小屋分岐水場
15:00 タカウチ場
16:00 ゴール地点

天候

朝から快晴も雲の為に遠方の眺望は無く残念でした、それでも駐車場に戻るまで予報の雨は我慢してくれました。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駒ヶ根高原スキー場駐車場を確認してから菅の台観光案内所駐車場で前泊。（ナビで駒ヶ根高原スキー場で検索すると狭い駐車場に入れます。駐車場は段々になっていますので一番上に上がると、登山道の入り口がゲレンデ側奥にあります。
駒ヶ根ICを降りて10分位です）

コース状況／危険箇所等

特に危険箇所は有りませんでしたが、ヤセ尾根が続く登山道は初心者の方は注意が必要かも（鉄の階段と鎖場が有ります）

その他周辺情報

昭文社の山と高原地図に載っている林道終点までは工事中につき現在は車で入れません、前日に下見したところ、車では入れるのはモニュメントのある展望台（金網にカップルがいくつも鍵を掛けてありました）までです。小生も前泊の場所を探す為に車で上がって来ましたが良い場所はありませんでしたので、菅の台観光案内所の駐車場をお借りし、早朝にスキー場の駐車場の方へ移動しました（お貸し頂いてありがとうございました）

写真

9/1 16:08

前日、下見の際に見つけた古城公園にあるステンレスの不思議な物体（後で調べたらあかつきの塔との事でした）

9/1 16:08

金網には鍵が・・・いろんな人の思いを込めてあるんでしょう。

9/1 16:43

駒ヶ根高原スキー場の最上段の駐車場です

9/1 16:43

駐車場奥に登山口があるのを確認しました、これで安心して眠れます。

9/1 17:07

夕方に女性3名組と男性がソロで降りて来られました。

9/2 4:49

当日の朝です

9/2 5:19

三本木までは暗い道を蒸し暑さにめげずに上り始めました

9/2 5:28

地蔵様の横には慰霊碑がありました

9/2 5:42

現地に来るまでは、ここまで車で入れるものと思っていたのですが現在は通行できません。駒ヶ根高原スキー場から登るしかなさそうです。

9/2 5:44

林道終点

9/2 5:52

この辺りからは朝日の中をサクサク歩けて気持ち良かったです

9/2 5:54

9/2 6:06

タカウチ場という地名には謂れがあるんでしょうね

9/2 6:20

立派な唐松の林でした

9/2 6:29

これも立派に成長したサルオガセ

9/2 6:38

9/2 6:43

池山小屋分岐に来ました、水が冷たくてほっとします。先が長いので今回は小屋へは寄らずに最短コースを進みます（帰りもヘロヘロで結局寄れませんでした）

9/2 6:47

9/2 6:59

9/2 7:14

やっと尾根の尻尾に出たので一息

9/2 7:34

ここは右折

9/2 7:43

9/2 7:49

9/2 7:56

9/2 7:57

9/2 8:11

あの辺りまで行くと山頂が拝めるかな

9/2 8:11

ヤセ尾根の鎖場に差し掛かります、時にはこういう場所もないとつまらない

9/2 8:12

9/2 8:18

9/2 8:19

9/2 8:24

トリカブトの群落に出会いました、尾根を左に巻くコース

9/2 8:25

9/2 8:29

トリカブト園です

9/2 8:30

確かに標識がないと迷いそう

9/2 8:39

9/2 9:00

ヨナ沢の頭

9/2 9:06

葉柄の赤さがきれいでした

9/2 9:07

山が明るくなってそろそろ見えてくるのかな

9/2 9:45

空木岳避難小屋への分岐を通過（帰りは避難小屋を廻ろうと計画していましたが、やっぱりもう一度巨石の庭園を歩いて来ました）

9/2 10:00

天上に出たようです

9/2 10:06

突き抜けた感じです

9/2 10:09

9/2 10:16

ハイマツの緑が山の景色のアクセントになっています

9/2 10:21

駒石��

9/2 10:30

駒石��

9/2 10:31

駒石��

9/2 10:32

駒石��

9/2 10:33

おまけ

9/2 10:34

あと30分かな

9/2 10:39

9/2 10:42

岩はとにかく白い

9/2 10:45

不思議な世界だな〜

9/2 11:07

9/2 11:17

振り返り

9/2 11:20

空木岳頂上到着

9/2 11:20

南側の眺望です

9/2 11:21

既に他の登山者5名ほどは下山しており、この時は山頂独り占めでした

9/2 11:48

南側の2峰

9/2 11:56

今日歩いてきた池山尾根コースです

9/2 11:57

9/2 11:58

振り返り

9/2 12:07

9/2 12:11

アップ

9/2 12:11

美術館の庭園を歩いているみたいです

9/2 12:17

名残惜しいのですが

9/2 12:19

もう山の上ではナナカマドの実もこんなに色づきました

9/2 12:28

ヤマハハコかな

9/2 12:33

天上の楽園もここでおしまいですね

9/2 13:00

9/2 13:12

今年最初で最後のシモツケソウでした

撮影機器：

EX-ZR1100 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

装備

備考

水は４Lとグレープフルーツ

感想

simagawara

中央アルプス入門の第一座としてかねてから憧れていた空木岳でした。友人からは日帰りだと距離が長いので辛抱がいるよと言われていたので、自分の体力、気力が保つかが心配でしたが、時間がかかりながらも何とか登りきる事が出来て満足です。

早朝は涼しいかと期待して暗い内にスタートしたのですが、蒸して暑くて汗だくの登りが続いたのには参りました（佐久と違って南信は暑いわ）。やっと体が楽になったのは三本木を過ぎて林道終点に来た辺りからでした。
空木岳避難小屋分岐を過ぎて、頭が樹林帯から抜けた出た時の感激は忘れられません。なんだ〜あの白い巨石の群れは？ハイマツの緑と石の白さのコントラストには唸らせられました、自分の目で見ないとあの感動は理解できないかも。
巨石の足元にはザラメのように細かくなった花崗岩の粒が積もっていて、手ですくうと車のガラス片のように鈍く光っています、山全体が白く輝く空木岳でした。