カムイエクウチカウシ山
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- GPS
- 49:24
- 距離
- 31.1km
- 登り
- 1,769m
- 下り
- 1,763m
コースタイム
- 山行
- 11:20
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 12:15
天候 | 1日目:晴れ 2日目:無情の雨 3日目:晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
‘程について 一泊二日がスタンダードなルートかも知れないが余裕をもって八ノ沢出合の野営地に二泊のスケジュールとした。八ノ沢に野営道具をデポして身軽な装備で山頂往復が出来るメリットは大きい。幌尻ゲートから一泊二日の日程であれば初日c999三股に一泊するのがベストかと思う。日帰りで敢行するパーティもあったがゲートから七ノ沢出合まで自転車でピストンしていた様だ。 ▲ャンプ地について 八ノ沢出合から八ノ沢を150m程遡行した左岸に樹林に囲まれた広いスペースがある。c999三股の草地に一ヵ所、八ノ沢カールに一ヵ所、それぞれ1人用テント5〜6張くらいのスペースがある。c999三股までの区間であれば広い河原に野営地を求めるのも容易だと思う。 ルートについて ■幌尻ゲート〜七ノ沢出合■ 乗用車が普通に通行できる立派な林道。途中で橋の修復工事をしている。自転車を利用するなら言うまでもないがMTBタイプが有利。 ■七ノ沢出合〜八ノ沢出合■ 始め河原歩きから左岸の踏分け道を進む。踏分け道の入口にはピンクテープがぶら下がっていることが多いので見極める。いくつか渡渉を繰り返して八ノ沢出合の野営地へ。 ■八ノ沢出合〜三股■ 相変わらず渡渉の繰り返しと踏み跡歩き。滝登りとかヘツリとかコアな沢登りの要素は全くない。次第に流れの落差も河原の岩も大きくなってゴーロ歩きの消耗戦となる。 ■三股〜八ノ沢カール■ 沢に沿うように施された登山道は急勾配で、一部ガレていたりスラブ状だったりと一筋縄ではいかない。危険箇所にはフィックスロープが張られている。ピンクテープ通りに進めば迷うことはないが逆に見落としには注意だ。 ■八ノ沢カール〜カムイエクウチカウシ山■ カール歩きは気持ちいのだろうが(この日は雨でそうでもなかったが)ヒグマとの遭遇リスクは一番高い場所だ。電子ホイッスルをビービー鳴らしながら歩いたが今回ヒグマの気配を感じることはなかった。道そのものは明瞭で林道を除けば全ルート中最も歩きやすいセクションだ。傾斜のきついカールバンドを登り切り、最終尾根へとゆるゆると進む。踏み跡がしっかりあるのでハイマツ漕ぎは大したことはない。岩場の細尾根を細心の注意で登り切れば岳人憧れの山、カムイエクウチカウシの山頂だ。 ち備について 沢登りの装備に準じることとした。共同装備として20mロープ×1本(渡渉用)。足元はファイブテンのアプローチシューズで全行程快適だった。アクセスメッシュというモデル名だが、フリクション性やクッション性、水抜けの良さと三拍子そろっていて、日高の山渓を攻めるにはベストな一足だろう(残念ながら廃版・・) ゥ肇ぅ譴砲弔い 野営を伴うなど長い行程になるが、当然のことながらルート中にトイレなど無い。野営地やトレイル脇に白い塊が散見されたのは残念だ。カムエクがティッシュの花だらけにならぬよう祈るばかりだ。 |
写真
感想
自分がカムイエクウチカウシ山に登ることなんか
正直、無いと思ってました。
カムエクは良くも悪くも、カムエクでした。
二度目は・・あるかなぁ?
でも日高の山には魅力がいっぱいだし、
ネンイチでもいいから地味に通いたいな。
ともあれ無事に下山できて良かった!
久々に下山後の温泉が浸みましたよ〜!
念願のカムエクに行ってきましたー。遠かった〜(^^;
結構雨も降ったので、水位も気になるところでしたが、問題なし^^
頂上はガスで残念!でしたが、夜は満天の星の下で乾杯♪
奥深い日高を3日間十分に堪能してきました〜
念願のカムエクに行ってきました。思い立ってから何年たったかな。単独や日帰りで登頂という猛者もたくさんいるようです。カムエクを日帰りとはもったいない。いや、ぼけ老人の域に達したからには2泊は楽しみたい。実際は、1泊でもきついかな。山行前の降雨でとにかく水位が気になっていた。登頂日の7日は残念ながら雨およびガスとなってしまった。八ノ沢カールもガスの中であったが、熊さんお邪魔しますよ、と念じたおかげか、気配は感じられなかった。コイボクカールもピラミッド峰も念願の1839峰、幌尻岳、札内岳、カチホロ等の山並みも拝むことはできなかったけれど、達成感で充ち溢れた。また、2晩とも満天の星空を楽しむことができ、子供の頃よく星空を眺めていたことを思い出した。今回のカムエク行の最大の収穫は、山歩きする人はいい人ばかりだということを痛感したことです。八ノ沢カール下山時に言葉を交わしたやはり八の沢出会い泊の若いカップルが、紛失したヘッデンを見つけて持参してくれました。駐車ゲートでポケットに入れたつもりのリモコンキー、その場に落としたらしいが、どなたかがワイパーに括り付けておいてくれました。そして、何よりyuhoさんvenさんが2泊の予定を快く受け入れて同行していただいたことに改めて感謝です。
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