旭山 お参りをして今年の登り納め
- GPS
- 00:45
- 距離
- 1.9km
- 登り
- 171m
- 下り
- 159m
コースタイム
11:20旭山展望台
11:25朝日山城跡
11:45朝日山観世音前駐車場
歩行時間45分
天候 | 晴れ時々雪、後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
裾花川にかかる「相生橋」を渡り 平柴集落へ(途中に幾つか「朝日山観世音」の標識あり) 道が細く、急勾配なので凍結時は注意してください 集落のはずれに神社があり、前に車が数台置けます 朝日山観世音堂まで、車道に積雪なく車で入れました 観世音堂前に5台程の駐車場があり、 境内にトイレがあります |
コース状況/ 危険箇所等 |
朝日山観世音の裏手から旭山まで登山道は整備されており 積雪、凍結個所なくアイゼンなしで大丈夫です 熊出没注意の真新しい看板が出ていました 先頃駅前にも現れましたので、当然住んでいると思います 出会わないように鈴、ラジオなど携行してください |
写真
感想
ここ数日雪が降り続き、晴れる気配も一向になく、
近くの山に登れる機会はもうないかと諦めかけていましたが
午前中少し晴れ間が見えそうな予報に期待して
朝日山観世音堂にお参りをした後、旭山に登る事にしました。
今年二月にもお参りをして登った山です。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-166967.html
今日は一年の無事に感謝してお参りをしようと思います。
帰省している長男も運動不足だからと、一緒に来ました。
長男にも様々な思いがあるようです。
二人、それぞれの思いを込めて祈りました。
境内は静かで、暖かい日差しが一層心を和ませます。
大晦日で世の中は慌ただしく、やり残した事を片付けねばと気は急きますが
それでも時折お参りの方がいるらしく、線香の煙は絶えていません。
トレイルランニングをする人の姿も見かけました。
お堂の裏から登山道で、歩きだしてから
カメラにカードが入っていないのに気付きました。本日も失態です。
慌てて携帯を取りに戻り、先に登る長男を追いかけましたが
山頂まで追いつくことはできませんでした。
子の成長と共に自分の体力の衰退を目のあたりにするのは当然で
安堵感と哀しさがないまぜになって複雑です。
小さい頃の子供の思い出の残る旭山ですので
過去と現在の深い因縁を思わずにはいられません。
途中から前も見えないほど雪が激しく降って来ました。
通い慣れた散歩道、不安はありませんが
予報に完全に騙されたような気がして心中穏やかではありません。
行きあう人もなく、いつも賑やかにさえずる小鳥の影もなく
深々と山は静まり返っていました。
ついさっきまでは落ち葉の上に雪などなかったと思われます。
濡れた落ち葉の上のまだらな雪はともかく良く滑ります。
急斜面には木段が付けてあり、心配はないのですが
木段のない場所は慎重に足を置かないとバランスを崩します。
展望台からの眺望は全くありませんでした。
深々と降る雪に、這い上がって来る市街地の喧噪も、耳に届かないようです。
僅かな距離を現実の世界から置いただけですが
束の間、気持ちが安らぎ、同時に活力を得た気がします。
城跡は小学生だった子供を連れてきた場所です。
はたして覚えているかどうか?
聞いてみると、それ以降も何回も来ているとの返事が返って来ました。
山に興味はないと言いながら、遊びには来ていたようです。
なんだかほっとしました。
いつまでたっても願い事を絶つことはできないけれど、
叶えられない願い事の方が多い人生を過ごしてきました。
こうして成長した子と山頂に立つ今の幸せは
正に願った以上の幸せと感謝すべきなのでしょう。
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