初日の出は見えず!バナナも凍る石老山


- GPS
- 09:09
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 818m
- 下り
- 817m
コースタイム
3:30顕鏡寺-(桜道コース)-4:42石老山(1:12/予定5:11/+0:29)
4:55石老山-5:52大明神展望台(0:57/予定6:14/+0:22)
7:59大明神展望台-8:43石老山(0:44/予定8:26/-0:17)
8:51石老山-9:29高塚山(0:38/予定外/)
9:45高塚山-10:15石老山(0:30/予定外/)
10:23石老山-(八方岩コース)-11:28顕鏡寺(1:05/予定9:31/-1:57)
11:43顕鏡寺-12:09相模湖病院P(0:26/予定9:47/-2:22)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
夜中も開いていた。午前3時前には駐車一台もなし。午後12時頃には6,7台の車があった。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【相模湖病院P〜顕鏡寺】 登り始めの部分は石畳になっており、濡れていると滑りやすい。 滝不動からの水が登山道を流れ落ちている。普段からそんなに流れているのかどうか定かではないが、今回は滝不動までの道は全面的に水浸しだった。 元々岩の多い山なので泥まみれになることはないものの、岩の上が濡れているとトゥルトゥルする場合がある。 奇岩ポイントが、滝不動、屏風岩、仁王岩、駒立岩、力試岩、文殊岩、と連続するので飽きない。 顕鏡寺の直前で石の階段がある。 【顕鏡寺〜(桜道コース)〜融合平見晴台】 顕鏡寺から少し登ると蓮華岩があり、その先あたりで桜道コース(女坂)と八方岩コース(男坂)に分岐する。 桜道コースは山の斜面沿いに北へ向かい、その間右手に展望が開ける(夜景が見えた)。 その後緩やかに登って八方岩の少し上で八方岩コースと合流する。 夜間だったので周囲の状況はあまり見ていないが、歩きやすくて危険のない道に見えた。 合流後は融合平見晴台まで普通の登山道。 融合平からは相模湖が見える。 【顕鏡寺〜(八方岩コース)〜融合平見晴台】 八方岩コースは斜面を直登するルートで、いくつかの奇岩が見られる。男坂と言うものの、傾斜はそれほど無い。 奇岩ポイントとしては、鏡岩、吉野岩、擁護岩、試岩、八方岩。それぞれ看板があって説明が書かれている。 力試岩や試岩など、いろいろ無茶な伝説がある中、何故か弁慶の伝説にだけ否定的な見解を示しているのが面白い。 【融合平見晴台〜石老山】 特に危険な箇所はなし。 霜柱が激しい。溶けだすとドロドロだろうが、北向きなので凍ったままかも。 石老山からは丹沢方面(南西)の展望があり、蛭ヶ岳、檜洞丸、富士山などが見える。 ベンチと休憩台がある。 【石老山〜大明神展望台】 細かいピークが2、3個ある。 岩の多い斜面が一箇所ある。それほど急ではないが、転んだりすると怪我をする可能性がある。 大明神山はあまり展望がないが、少し先の大明神山展望台は展望が素晴らしく、全方位が見渡せる。 今回は富士山、丹沢方面、南アルプス、甲武信ヶ岳、高尾方面などがよく見えた。 休憩台1つとベンチがある。 【石老山〜高塚山】 あまり大勢が歩いていない道らしく、踏み跡はあるものの柔らかい感触。 ちょこっとアップダウンがある。 登山道に沿ってシモバシラの氷柱がたくさん見られる。 高塚山は展望なし。「行き止まりなので帰れ」と看板に言われる。 |
ファイル |
コースタイム計算用のExcelです
(更新時刻:2013/01/03 02:39) |
写真
感想
初日の出を見に石老山へ。
手頃に登れる上に大明神展望台からの景色は360度見渡せるとのことで、天気さえ良ければバッチリOKだろ!
と意気込んで出かけた。
「初日の出はバッチリ見えます」
と、天気予報のお姉さんも皆言っていたので期待度大。
「登山者がいっぱいいて、駐車場が満杯かもしれないから!」
と心配して夜中の3時前に山麓に到着。
相模湖病院の駐車場は奥手が登山者用になっているが、停車車両は一台もなし。
「もしかしたら皆電車で来て、石老山山頂はいっぱいかもしれないから!」
と心配して、ヘッテン灯してえっさえっさと登って行く。
幸い月明かりの助けもあり、意外と真っ暗闇にはならなかった。
石老山山頂に到着してみたが人影はない。真新しい霜柱の地面には我々の足跡しかなく、誰かが通った形跡は見られない。
「反対側からのルートで皆登って、今頃展望台はいっぱいかもしれないから!」
この期に及んで余計な心配をして息せき切って大明神山を目指す。
予定時刻より20分くらい早めに大明神展望台へ。
……見事に誰もいねぇ。
とりあえず石老山と大明神山の2013年度初登頂は獲得させていただいた。
日の出まであと1時間程ある。
東の空は薄っすらとオレンジ色に……っつーか、なんか雲があるぞ?
こんなんで本当に日の出が見られるのか?
お天気姉さん嘘つきやがったか?
コンパスで方角を確かめ、正確な日の出の方角を探る。
おい待て、雲どころか山があるじゃないか。
日の出の方角を向くと、目の前に石老山が立ち塞がっていて、何も見えねぇ。
石老山、てめぇ、敵なのか味方なのかどっちだ?
そのうち石老山の背後の雲が見事な赤色に染まり、なんかどこかで日が出たっぽい気配を感じた。
「わーい、明けたっぽくて、おめでとう」
切れの悪い新年の挨拶を済ませ、持ってきたおせちを食べるが……。
寒い。
1時間も動かずにいると、ものすげぇ寒くなってくる。
暖まるようちゃんぽん作ったり、おしるこ暖めたりするものの、手がかじかんでしまって箸が使えない。
「うおおおお」
食わねば暖まらない。しかし凍えて箸が使えず食えない。
なんという危機か!
手軽に食えそうなバナナを食おうかとも思ったが、凍りかけていて釘が打てそうな勢いである。
一体どうすれば……。
その時頭の中に、山の師T先生の言葉が響いた気がした。
「フォークだ。フォークを使え。フォークを信じるのだ」
そう、フォークのような単純な武器なら、手に持てさえすれば使えるのである!
フォークを駆使してちゃんぽんとおしるこを食い、一息ついた頃、強烈な光が周囲に満ちた。
ついに太陽が石老山を越え、大明神展望台にも届いたのである。
冷たかった空気もその瞬間から暖まり始める。
「危ういところであった。新年早々炭素冷凍されるところだった……」
動けるだけのエネルギーを確保した我々は、太陽の偉大さに感謝しつつ帰路についた。
富士山を見るには良いポイントだけれど、初日の出を見るには大失敗ポイントだったです(^^;
ちょうど石老山の陰になるなんて…
年末にダイヤモンド富士を撮られている方がいたけど石老山もいいかもしれません。
日の出は残念だったけれど、シモバシラの氷柱が沢山見れてよかった。
冬の山バナナの怖さを初めて知りました。
バナナチップ持っていってよかったぁ〜ん♪
初日の出
別に見えなくてもね〜
楽しいレコがあれば
それでいいですよね
毎度!素敵な♪おふたりさ〜ん
お・つ・か・れ・さ・ま
明けおめでございます!♪(o ̄∇ ̄)/
とうとうバナナ凍っちゃいましたか・・・
誰が一番早く冷凍バナナを作れるか?って楽しみにしておりましたでぇ〜
次回は釘とベニヤ板持参でヨロシクです!
Mococoさん、mizcreidさん、あけましておめでとうございます〜
バナナと太陽の写真、いいですね〜
お面も最高です!!
あ〜、シモバシラが羨ましい〜
今後も爆笑レコ、期待してまっせ〜
新年あけましておめでとうございます。
三日、四日とまた山歩いていたのでお返事遅くなってしまいまして……。
高塚山はかなり踏みつけてきたので、多分今頃は反省していると思います。
次行ったときはきっと歓迎の言葉が書かれているに違いありません。
初日の出は東京方面はほぼ全滅じゃないのかなぁ〜
あけましておめでとうございます。
凍ったバナナはハンマーとして使える他、滑落した際にとっさに斜面に打ち込んで体を止めたり、熊との格闘の際に武器としても使えるのではないかと期待しています。
個人的には試す機会が無いことを願っております。
あけましておめでとうございます。
バナナを手に持つと、どういうわけか太陽か富士山に向けたい衝動にかられます。
シモバシラ氷柱は私は初めて見たので、こんなにいっぱいあって良いのか悪いのかよくわかっていません。
Mococoの話だと40cmにもなるヌシみたいなヤツもいるらしいのです。
長さが40cmなのか高さが40cmなのかは不明です。
まさか日の出が雲と石老山に隠れるとは…
待っている間、寒くて寒くて踊りながら
なにしてんだろぉ〜って笑っちゃいました。
あめおめでぇ〜す(*・ω・)ノ
子供の頃よく冷凍庫でバナナを凍らせて食べましたが
まさか自然凍結するとは…
凍結山バナナおそるべしです。
今年もよろしくお願いします(*・ω・)ノ
今年も覆面かぶってがんがん行きますぅ。
シモバシラは飴細工みたいなんでいつも食べたいなぁ〜って思っちゃうんですよねぇ。
食べたらきっとお腹ピーピーになるんだろうなぁと我慢。
今年のFRESCHEZZAさんの活躍も楽しみにしてます(*・ω・)ノ
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