皇海山(ブルースカイさん!)庚申山〜鋸山〜皇海山〜六林班
- GPS
- 11:46
- 距離
- 29.6km
- 登り
- 2,845m
- 下り
- 2,875m
コースタイム
- 山行
- 11:48
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 12:49
天候 | 晴れときどきくもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
途中草木ダムを通過 庚申アンダー手前の信号を左折(かじか荘の看板あり) 県道293号線を登ります。 庚申川沿いの道で途中、庚申ダムあり かじか荘までは、車道がしっかりしており、落石もありませんので、問題なく車で行けます。しかし夜中3時頃に向かいましたので、県道293号にはシカだらけで、合計6匹のシカに遭遇しました。車を近づけると逃げていきますが、1匹だけは車と一緒に走りました。衝突しないよう、気をつけてください。 駐車場は国民宿舎かじか荘の先にある駐車場をお借りました。そこは車20台位停められます。もちろん照明はないので、駐車する際はご注意ください(地面は砂利)。(そこにもシカがいました。)その駐車場からさらに登ったところにも駐車場がありました。そこも結構(20台位?)停められそうです。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
駐車場〜庚申山荘 一の鳥居までの道は一部アスファルトで途中砂利道となりますが、落石が多く、前回来た時に落石に合いました。当たらなかったですが危険です。真っ暗だったので動物に遭遇するか心配しましたが大丈夫でした。星がとてもきれいでした。 一の鳥居〜庚申山荘までは、ハイキングコースのように沢を渡る橋や木の階段があり、目印も多く歩きやすいルートです。途中まで沢沿いを歩き、沢から外れてからも険しいところはありません。庚申七滝や鏡石、夫婦蛙石などがあり、楽しいルートですが、まだうっすら明るくなってきた位だったので、よくわかりませんでした。 庚申山荘〜庚申山 岩場の箇所が多く、登りも急になります。途中はしごが何ヵ所かあり、大胎内くぐり?をすぎるとやぶがあり、朝露で濡れていてビショビショになりました。目印や赤テープも多く、迷わず頂上まで登れました。 庚申山〜鋸山 初めはハイキングコースのように、気持ちよく歩けます。やぶが多くなってきますが、やぶも刈って頂いてるようで、歩きやすいです。薬師岳辺りまでは険しいところもなかったように思えます。鋸山に近づくと険しさがましてきました。鎖場を下る危険個所もありましたが、鎖がしっかりしているので、まったく問題ありませんでした。鎖場よりもピークが何度もあり、頂上部は狭く足場も悪いのでそちらのほうが危険に感じました。鎖やはしごが多く用意されており、確実に進めば大丈夫でしたが、傾斜が強いアップダウンが多く、急な登りで道が分かりにくい箇所がありました。(自分事ですがやっぱり鋸山は険しく、鎖場を降りている際に登山靴ソールが一部剥がれました。下山時には左足全てのソールが剥がれました。やっぱり厳しいルートですね) 鋸山〜スカイさん 鋸山山頂から皇海山に向かう、下り始めの傾斜がきつく、鎖がありますが砂利に近い道で滑りやすかったです。ソールが一部剥がれていたのでよけいでした(笑) 傾斜がきつい部分を越えると、不動沢のコルまではルートも判りやすく、問題なく進めます。不動沢のコルから皇海山までは、ルートがはっきりしており、標識も何か所かありました。不動沢からは沼田側ルート、鋸山ルートが合流しており、とても整備されている印象でした。 鋸山〜六林班〜庚申山荘 鋸山から六林班まではやぶが多く、背の高いやぶも多くなってきます。ルート上はやぶが刈られていることと、ひし形目印、赤テープもあるためまったくルートが解らなくなることはありませんでしたが、集中力が必要でとても気を使うルートだと思いました。以外に六林班までが遠く感じました。 六林班から庚申山荘までは、道がはっきりしており、ひし形目印、赤テープもあり迷いは少ないのですが、沢を数回横断するのですが、その時にルートを見失うことがありました。沢は浅いため渡るのは問題ありません。危険個所は少ないですが斜面にルートがあり、やぶもひざ下くらいで見えにくいので、踏み外すことが多々ありました。なるべく内側?を歩くといいと思います。 印象としてはとにかく長い、遠かったです。このルート上で2回休憩を入れましたが、永遠に続くように感じました。天下の見晴の看板を見た時はほっとしました。その見晴らしでも少し休憩しました。 |
その他周辺情報 | かじか荘 日帰り温泉は11時から15時まで。(コロナ対応でマスクをお忘れなく) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ 1 着替えとして
Tシャツ 1
タイツ 1
ズボン 1
靴下 1
グローブ 1
防寒着 1
雨具 1
ゲイター 1
着替え 1 Tシャツ・インナー
靴 1
昼ご飯 5 パン・おにぎり
行動食 4 カロリーメイト等
非常食 2 カロリーメイト等
飲料 6 500mlペット
地図(地形図) 1
コンパス 1
ヘッドランプ 2
予備電池 1 携帯用
ファーストエイドキット 1
携帯 1 スマホ
時計 1
タオル 3
ナイフ 1 万能
カメラ 1
ロールペーパー 1
アームカバー 1
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備考 | 登山靴のソールが剥がれたのそれを止める、細ロープやガムテープなどのリペアキットがあればよかった。 |
感想
コロナの影響で時間が空くことが多く、少し山に登ってみたいなと思い、山と高原地図の赤城・皇海・筑波を購入しました。
以前に筑波、富士山に登り、7月に赤城に登りました。いろいろ調べてみて、百名山である皇海山に行ってみたいと目標に決め、鍛えるために袈裟丸山、庚申山(お山めぐり)と経験させていただき、いまなら行けるかもという、全く根拠のない気持ちが出てきたので、目標である皇海山へ登らせていただきました。
一番気になっていたのは天気で、雷が怖かったの、遅くても17時に下山をと考え大体14時間位かかるかなと思い、逆算して3時出発を決めました。
前半の庚申山までは以前に登っていたので、問題はありませんでした。前回の経験がとても役に立ち、体力温存と時間短縮が出来ました。
登山前にいろいろ調べ、鋸山が一番の難所だと思い心してかかりました。そのせいなのか、あまり難所とは感じなかったというか、あっという間に頂上まで行けたように感じました。はしごや鎖、ロープなどが多く設置されており、とてもありがたかったですし、それがないと登るのはまず無理だなと感じました。先人の方々に感謝でございます。
皇海山の頂上に着いたときは、目標を達成できた喜びでとても幸せでした。景色はありませんでしたが、あの場に行けたことで十二分でした。渡良瀬川水源碑も見たかったのでうれしかったです。実家が渡良瀬川の近くで、子供のころから渡良瀬川は身近な川だったので。
鋸山から六林班峠、庚申山荘までは、とにかく遠く感じました、到着しないのでは?と感じるくらいでした。またこのルートはやぶが多く、とても気を使いながら進んだので(袈裟丸山で迷い、怖い思いをしたため)肉体的にも精神的にきつかったです。
今回のルートがクラシックルートというのかよくわかりませんが、全体的にルートは判りやすく、ひし形目印、赤テープ、ロープなどとても整備されている印象でした。やぶは刈られて、かき分ければ必ずルートが解りました。危険な箇所にははしご、鎖やロープがあり、どうやってこのはしご持ってきたのかな!と思うくらいでした。本当に本当に先人の方々に感謝感謝の登山となりました。さすが百名山!
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