縞枯山・三ツ岳
- GPS
- --:--
- 距離
- 5.9km
- 登り
- 431m
- 下り
- 417m
コースタイム
天候 | 曇り・強風・視界100m以下 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
1:山頂駅から縞枯山荘方面の道はトレースがハッキリしており、またロープもあって良好。 2:縞枯山分岐から縞枯山への道,分岐から雨池山への道もトレースあり問題なし。 3:雨池山と三ツ岳の鞍部から三ツ岳への登りは相当な急登で雪深くわかんが必要。スノーシューは役立たない。強風でトレース分かりにくい。 4:三ツ岳喫から曲にかけての岩場は強風下では吹き飛ばされる危険がある。また鎖やロープはあるが雪に埋もれて分かりにくくなっており、視界不良時にトレ−スを見失うと道迷いの危険。 |
写真
感想
大町労山有志の新春山行。
計画では、山頂駅から五辻コースで茶臼山分岐か〜茶臼山ピストンの後、縞枯山へ縦走,一旦雨池峠に下って雨池山,三ツ岳を経て北横岳までを周回する予定であったが、強風と視界の悪さから茶臼山を放棄し、直接雨池峠に向かう。
雨池峠から縞枯山をピストンした後は、雨池山,三ツ岳を経て北横岳ヒュッテ・北横岳ピストンに変更したが、三ツ岳喫の急登に時間と体力を費やした上に、三ツ岳喫〜曲間で烈風に吹き飛ばされそうになり、著しく消耗。
曲付近のトレースは完全に吹き消され、ロープ,鎖等も雪に埋もれて見えない上に視界100m以下と言う状況で曲から先のルートがハッキリしない中,闇雲に歩く愚を避けて坪庭への下降点のわずか手前で前進を諦め、縞枯山と三ツ岳のピークを踏んだだけで良しとして撤退。
最終前のゴンドラに間に合って無事下山となる。
山頂駅から7分で縞枯山荘通過。その後、雨池峠の標識を目にしながら2人とも通過してしまい、道がどんどん下がり始めておかしいと気づき引き返して20分以上のロスとなる。
雨池峠まで強い送り風だったのが、樹林帯の登山道に入った途端に風速ゼロとなる。急登と言うほどではないがセーターを着ていたので汗をかく。
途中10分あまりの休憩時にパンとオニギリを流し込んで50分弱で縞枯山着。ピークに出ると再び烈風に見舞われ、早々に下る。大した急坂ではないと思っていたが、尻セードで一気に下れる斜度だった。20分弱で雨池峠着。
山頂駅に戻って北横岳に向かう選択肢もあったが、計画通り雨池山,三ツ岳を廻るコースを選択。40分弱で雨池山に着く。トレース上の新雪が膝上の深さに達して歩きにくくなったので、ここで相方はスノーシュー,自分はわかんを装着する。
スノーシューのトレースはわかんには狭すぎて歩きにくく、再三ひっかけて転倒したりスパッツをカギ裂きにしたり・・。。
が、鞍部から三ツ岳への登りにかかるとスノーシューには無理な急登となり、トップを交代して胸突き上がりをぐいぐいと登る。まさにこのためにわかんはあると言えるくらい威力を発揮したが、この登りが三ツ岳喫まで約40分続いて消耗したことが後半に祟った。
樹林帯では風が無くて助かったが、喫に着いた途端に凄まじい風に襲われて立っていられなかった。岩だらけの安定しない場所なので踏ん張れないと言うこともあって急登の疲れがどっと出る。急いで次の樹林帯に逃げ込むもすぐに岩だらけの道となる。
烈風で足跡はかき消され何度も道を見失い、ロープと鎖を頼りに修正しながら20分で曲に至る。が、そこから先は完全にトレースが消えており、頼みのロープも見当たらない。山頂駅への下降点まではわずか200m程と思われ、遮二無二突破出来なくはなかったかもしれないが、視界が悪いので強行するのはやめようと、来た道を引き返すことになる。
喫からの下りは登ったことが信じられない程の斜度で、鞍部まで一気に滑り降りることが出来たが、そこから雨池山までの緩やかな登りはきつかった。
さらに大廻りの下山となったのでロープウエイの最終便に間に合わせるため、最後は時間との戦いになり、ヘロヘロになりながら最終前の便に滑り込む。
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