【高水三山】地図読み練習山行の巻/軍畑から沢井方面コース

2013年01月02日(水) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.2km
• 登り: 750m
• 下り: 742m

コースタイム

08:10 寒山寺駐車場出発
08:20 沢井駅到着
08:30 電車出発(軍畑まで3分ほど)
08:40 軍畑駅出発
09:10 登山口到着
11:00 高水山山頂
-------(休憩)----------------
11:20 高水山出発
12:00 岩茸石山山頂
-------(昼食)----------------
13:10 岩茸石山出発
14:00 惣岳山山頂
15:20 登山口到着
15:50 駐車場

合計：6時間10分（休憩除く）

天候

晴。風は多少有り。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

青梅線/沢井駅にある寒山寺の駐車場に車を停めました。
駐車場は30〜40台くらいは停められると思います。
ここから青梅線に乗って軍畑駅(いくさばた)まで行き、登山口まで歩きました。
・駐車場→沢井駅まで　徒歩約10〜15分
・軍畑駅→登山口まで　徒歩約30分

コース状況／危険箇所等

岩茸石山からの下りなど、一部ぬかるんで滑りやすい箇所あり。
惣岳山までの急登、その先のロープ場は注意が必要です。

ちゃんとした標識が随所に設置されており分かり易いです。
登山道も綺麗でした。

写真

1/3 7:55

今回の目的は地図読みの練習です。

1/3 9:12

教科書はこれ。実はこの本に高水三山が見本として挙げられていたのです。

1/3 7:49

寒山寺の駐車場は空いていました。綺麗なトイレ有り。

1/3 8:28

徒歩15分程で沢井駅に到着。SuikaもOK。

1/3 8:54

隣駅の軍畑駅を降り、登山口を目指してひたすら道路を歩きます。

1/3 9:07

30分ほどしてようやく登山口。

1/3 9:19

登山口のすぐ先にある高源寺前で身支度して出発。といってもまだ舗装路。

1/3 9:37

堰が現れます。と同時に長い階段も出現。ここで舗装路は終了。

1/3 9:43

天気の良い日の森林は気持ちがいいです。

1/3 10:45

見事に真っ直ぐ。木漏れ日が差し込みます。

1/3 10:57

尾根は風が強く、汗が一気に冷えます。

1/3 11:00

高水山到着！

1/3 11:00

フェンスに貼られたカエルがお出迎え。

1/3 11:23

三山の名前にもなっている山なのに展望は良くありません(´；ω；`)

1/3 11:09

お腹が空いたので持ってきたお湯でコーンスープを飲みました。美味し！

1/2 11:24

高水山を出発するとまもなく急な下り坂。

1/3 11:54

地図にもある通り、登ったり降りたりを繰り返し。最後の急坂を登ると・・・

1/2 11:57

ひらけました！頂上が見えています。

1/3 12:04

岩茸石山山頂。綺麗な景色です。

1/3 12:13

地図読みに次ぐ今回の目的。バーナー(新品)で湯沸し！この日をどれだけ待ち望んだ事か・・・。

1/2 12:23

初バーナーでは山の棒ラーメンを作りました。

1/3 13:08

食後にはドリップコーヒー。良い景色にはなぜかコーヒーがぴったし！ついつい岩茸石山頂で1時間以上ゆっくりしてしまいました。出発します。

1/2 13:48

惣岳山直前の急登。足を掛ける面積が狭いので両手をしっかり使ってよじ登ります。距離としてはそれ程長くないです。

1/2 13:49

さらなる急登を前にしてボーゼンとなるの図。
超が付くほどの高所恐怖症なので、足が滑った時の妄想ばかり膨らみ足がすくんでいる最中です。

1/2 13:52

3点確保で慎重に・・・。そして登りきった所にはロープが控えてます・・・。

1/3 13:58

ロープ場です。片方が切り落ちているので滑らないよう進みます。

1/2 13:55

ロープ場が終わるとこんな標識が。登ってきた自分にとっては事後注意となりました。
でも確かに下りの方が怖そうです。

1/3 14:04

惣岳山に到着。

1/3 14:05

展望は・・・(-公-、)
早々に出発。

1/3 14:17

分岐点があります。沢井駅に行く場合は高水山方面へ行きます。

1/3 14:24

少し進むとすぐにまた分岐。沢井駅方面の標識が現れます。

1/3 14:34

この道を使う人は少ないのか、これまでの道と比べてちょっと荒れてきました。

1/3 14:38

御岳駅との分岐から20分ほど進んだこの辺りで、道に迷い引き返してきたという親子に出会います。私達はこのまま進む方を選びましたが、この判断が正しかったのか・・・登山口に着くまで不安と緊張でいっぱいでした。

1/3 14:46

迷い易いポイントを考えながら注意して進みます。ところどころに標識があります。

1/3 15:07

標識2。

1/3 15:15

標識3。だんだん沢井駅の表記が小さくなってゆく・・・。でもあるだけ有難いです。元々はなかったんでしょうね。

1/2 14:45

なんと木が根こそぎ倒れて登山道を横切ってます。下をくぐり抜けます。

1/2 14:46

さらにもう一本。今度は完全に倒れこんで登山道を塞いでいるので木の上をまたいでゆきます。

1/3 15:29

登山口へ到着。安堵感に包まれます。あの親子は大丈夫だろうか・・・

1/2 15:27

登山口の横には茅葺の家がありました。

1/2 15:33

線路沿いを歩いて駐車場を目指します。

1/3 16:01

駐車場に到着しました。地図読みはうまく出来ず・・・簡単にはいかないです。またチャレンジ！

撮影機器：

NIKON D7000 NIKON CORPORATION

NIKON D80 NIKON CORPORATION

感想

yamadeco

本屋でちらっと立ち読みした山登り本に、
「頂上まであとどの位ですか？」と人に聞く時点で現在地を把握していない事になり、遭難者だ。
といった内容の事が書かれていました。

私も今まで、地図は持参しても一度も開かず、
登山道だと思われる道をただひたすら進んでいるだけでした。

山登りをするに当たって、地図が読めない事に不安を覚え、
思い切って地図読み目的で山に行く事にしました。

結論からいくと、今回は失敗に終わりました・・・。

堰や分岐などの大きな目印は分かっても、現在地把握がほとんど出来ず仕舞いでした。
現在地把握の1つの目印となる鞍部(コル)も、
今歩いている鞍部が地図上でどこに当たるのか全く分からず・・・。

地図読みは簡単ではないですね。

でも今回の山行で地図を見ながら歩くという事ができ、小さな一歩踏み出せたような気がします。
あと鞍部(コル)や巻き道(トラバース)などの単語の意味もようやく理解出来ました。
(今まで知らなかった！）

諦めずにまた再チャレンジしてみます。

ちなみに今回参考にした本は、
　学べる！山歩きの地図読み／佐々木亨著　山と渓谷社　です。
写真も豊富で本屋で色々見た中では一番見やすかったです。

地図は、買う時間が無かったので電子国土ポータルサイトで印刷した地図を利用しました。
使う範囲のみ印刷出来るので便利です。



最後になりましたが、写真コメント中で少し触れた親子について。

沢井駅方面へゆく道を進んでいると、向かいから子供を一人連れたお母さんと思われる方が歩いてきました。
なんでも、この先で登山道を見失ってしまい歩き回った挙句、仕方なく引き返してきたとの事。
あちこちの木にテープが巻いてあり進む方向が分からなくなってしまったそうです。
非常に怖い思いをしたのかかなり慌てている様子で、足早に御岳駅ルートを目指し戻ってゆきました。

私達も引き返した方が良いか悩みましたが、悩みに悩んだ結果、道が怪しくなったらすぐ引き返す心構えでこのまま進む事にしました。
この判断が最悪の結果に繋がるかもしれない事から、かなりの緊張の中での下山でした。

確かに途中にはテープがあちこちの木に巻きつけてあります。
このテープは登山道を示す道しるべではないようです。
終始、注意を払いながら進んでいった為か、道に迷う事なく下山出来ましたが、今回のことで道迷いの怖さを感じました。
すれ違ったお母さんは本当に怖い思いをしたのだと思います。。
自分も道に迷ったら恐らくパニックになってしまうと思います。
その為にも現在地把握や、いざという時の為の装備をしっかりしようと思いました。