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Yamareco

記録ID: 257856
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積雪期ピークハント/縦走
大山・蒜山

吹雪&ラッセルの大山 一瞬の絶景

2013年01月04日(金) [日帰り]
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GPS
06:26
距離
6.0km
登り
943m
下り
934m

コースタイム

7:46 南光河原駐車場
7:47 登山口
9:51〜10:01 六合目避難小屋
12:07 山頂避難小屋
12:15 弥山山頂
12:20〜13:12 山頂避難小屋
13:36 六合目避難小屋
14:10 登山口
14:12 駐車場
  登り: 4:29  下り: 1:05
天候 曇。六合目から上は吹雪。
過去天気図(気象庁) 2013年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
【アクセス】
 米子自動車道 溝口ICからr45-r158で。
【駐車場】
 登山口近くの南光河原駐車場を利用。
 夏期無料、冬期有料(土日祝日1,000円、平日500円)。
コース状況/
危険箇所等
【道の状況】
・六合目まで:樹林帯、危険箇所無し。
       新雪ふかふかだけど、先行のご夫婦がラッセルしてくれていた。
・六合目から:樹林帯を越え、尾根線上を登るため暴風を遮るものはない。
       ここからトップに立ったが、当然トレース無し。
       吹雪の中ひたすらラッセル。
       一部凍結箇所もあり、途中でアイゼン装着。
天気次第、トレース次第だろうが、六合目までとその上では世界が全く違う。
相応のウェア、装備が必要。
駐車場に向かう道。完全な雪国だ。
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駐車場に向かう道。完全な雪国だ。
南光河原駐車場
登山口。トレースなくて焦ったけど、少し先から先行ご夫婦のトレースがあって助かった。
登山口。トレースなくて焦ったけど、少し先から先行ご夫婦のトレースがあって助かった。
6合目まで樹林帯を行く
6合目まで樹林帯を行く
白の世界
先行ご夫婦に追いついた。ここまでトレース有り難うございました。
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先行ご夫婦に追いついた。ここまでトレース有り難うございました。
六合目避難小屋
中はこんな
突如晴れた!!
下界、日本海まで
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下界、日本海まで
いい景色
これがかの大山北壁か
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これがかの大山北壁か
六合目からはひたすらラッセルするのみ
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六合目からはひたすらラッセルするのみ
後ろには自分のトレースのみ
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後ろには自分のトレースのみ
しんどいけど雪が美しい
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しんどいけど雪が美しい
すぐに吹雪き出して写真を撮る余裕が無かったが、ようやくなだらかになったとこ。ホワイトアウト寸前。
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すぐに吹雪き出して写真を撮る余裕が無かったが、ようやくなだらかになったとこ。ホワイトアウト寸前。
突如頂上小屋が現れた。ホワイトハウスだ!
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突如頂上小屋が現れた。ホワイトハウスだ!
この辺が弥山山頂のはずだけど、雪が深い&視界不良過ぎて山頂の標は見つけられず・・・
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この辺が弥山山頂のはずだけど、雪が深い&視界不良過ぎて山頂の標は見つけられず・・・
追いついてこられたご夫婦と単独男性の方が、小屋の入口を掘り出してくれた。
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追いついてこられたご夫婦と単独男性の方が、小屋の入口を掘り出してくれた。
小屋の中は真っ暗。凍えながら食事休憩。
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小屋の中は真っ暗。凍えながら食事休憩。
下りはトレースも増えて、吹雪も弱まって、楽勝。
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下りはトレースも増えて、吹雪も弱まって、楽勝。
六合目避難小屋には大量の韓国人
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六合目避難小屋には大量の韓国人
一気に下って、駐車場の対岸のmont-bellへ。
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一気に下って、駐車場の対岸のmont-bellへ。
大山は厚い雲の中
大山は厚い雲の中
温泉に寄り道して解凍。白鳳の里 淀江ゆめ温泉。
温泉に寄り道して解凍。白鳳の里 淀江ゆめ温泉。

感想

2013年最初は中国地方最高峰の大山へ。

鳥取は人生初。山陰は雪国だとは聞いていたけど、この雪の多さには驚いた。
高速道路も雪道、車中泊した米子道の蒜山高原SAは大雪で、朝までに積雪15cm。
若干気後れしつつ、登山口へ。

今回は最初からのトップは避けたいなぁと思い、スタートは若干遅らせて出発した。
これが功を奏し、六合目までは先行ご夫婦のトレースをたどることができた。
六合目手前で追いついたが、ここまでずっと旦那さんがトレースを付けてくれていたようだ。
有り難うございました。助かりました。

六合目で突如太陽が顔を出したので写真撮影をした後、トップを交代して新雪ふかふかの中
ラッセル開始。少しすると、またガスに包まれ、さらに吹雪出した。
吹雪で視界不良の中、目印のポールを探しながら、尾根線をラッセルし続けた。
途中で諦めて撤退しようかとも思ったが、下の方を見るとご夫婦とさらに単独の方が
続いてこられていたので、粘って粘って最後までラッセルをやりきった。

弥山山頂は雪が深いし、吹雪で視界が悪過ぎ、山頂の標を見つけられなかった。
山頂らへんをうろうろしている間に、ご夫婦と単独の方が追いついてこられて、
単独の方がスコップ、ご夫婦の旦那さんがアックスで山頂小屋の扉を掘り出してくれた。
小屋を利用するつもりなら、スコップは必要でした。

小屋で休憩している間に、もう一人単独男性の方が登ってきていた。
下りでは標高1,600m付近で韓国人4人組、さらに下でスキーを背負った単独男性の方が。
スキーで滑って下りるのか聞いてみたら、「今年はまだ雪が少ないから難しそう」だそう。
これでもまだ雪が少ないのかとビックリ。
六合目上では韓国人7人。六合目小屋には韓国人15人くらい。六合目下で下っている韓国人2人。
六合目下では、登ってる人、下ってる人、日本人、韓国人多数。

まあ、思うところはいろいろあるけど、
六合目からの絶景、六合目からはずっとラッセルし続けての登頂。
かなり達成感もあり、大満足の山行でした。

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