【鈴鹿中部】名も無き山P696・P599から太尾最高点〜ミズナシをバリルートで周回する!
- GPS
- 06:57
- 距離
- 14.7km
- 登り
- 1,231m
- 下り
- 1,216m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
※今回のルートは一部の破線登山道・林道を除き、ほぼバリルートになります。 バリルートが苦手な方、初心者の方にはお薦めできません。 ほとんどの区間でGPSやコンパス等でのルーファイ必須です。 ◎スタート地点〜P696 駐車地から一旦、沢に降り、立派な吊り橋を二つ渡りP696の尾根に取付きます。 急登ですが、尾根に取付いてしまえば特に問題なく登っていけます。 稜線までたどり着けば、あとは明瞭な踏み跡があるので快適に歩けます。 ただし、あくまでもバリルートですので、GPSやコンパス等でのルーファイは必須でお願いします。 ◎P696〜山の神峠〜P599〜茶屋川林道 P696から(岳〜旭山)縦走路に合流し、山の神峠からP599経由で茨川林道の折戸トンネル脇に下ります。 (岳〜旭山)縦走路の分岐地点から折戸トンネル脇までの区間も、踏み跡や目印等もそこそこ有り、問題無く歩けます。 ただし、この区間もあくまでもバリルートですので、GPSやコンパス等でのルーファイは必須で。 折戸トンネル脇から少し南に茶屋川林道を歩くと太尾の登山口があります。 ◎太尾登山口〜太尾最高点〜石榑旧道 太尾登山口から太尾最高点、古語録谷に下っていく分岐地点までは、破線ルートなので歩くにあたり何の問題もありません。 ただ、古語録谷に下っていく分岐地点が本当に分りづらいです。 正直自分はGPSで位置確認しないと分からなかったと思います。 古語録谷に下っていく分岐地点から古語録谷〜石榑旧道の区間も多少の踏み跡や目印等がありますし、地形もそこそこ分かり易いので、普段バリルートを歩かれている方でしたら特に問題は無いと思います。 ただ、所々に分りづらい支尾根がありますので、GPS等でのルーファイは必須で。 ◎石榑旧道〜ミズナシ登山口〜ミズナシ ミズナシ登山口からは、基本的に多少の踏み跡や目印のある尾根道を20〜30分登っていくだけなので、歩くにあたり特に問題はありません。 ただ、バリルートが苦手な方や初心者の方には厳しいかもしれません。 ◎ミズナシ〜ゴール地点 この区間は、この日の行程の中では間違いなく一番バリルートらしい区間です。 そんなに歩きにくさは無いのですが、踏み跡や目印はほとんど無く、藪でなかなか思う様に歩けない箇所も多くあります。 ルートを間違えそうな支尾根も多く、GPS等でのルーファイは必須です。 あと、季節柄、蜘蛛の巣が多くて払うのに時間を食われました。 |
写真
感想
こんなマイナーなルートのレポなんて誰が読むんだろ・・・。
そんな事を考えながらこのレポを書いています。
P696にP599。
今回のメインは山名さえ無い山なのだ。
これらの山から太尾最高点を経由し、ミズナシへ至る。
今回の山行はいつも以上にマニアックだ。
自分は山地図を見ながら想像を膨らませルートを考えることが多いのだが、P696の稜線は何故か僕の心を捉えて離さなかった。
行けるのか?
ネットやSNS等で徹底的に調べてみると、居るんですね〜登っている方が!
その情報も参考にしつつ、以前から歩いてみたかったミズナシも太尾最高点を経由して周回することにした。
実際に登ってみると、P696はそれなりに道の付いたとても歩きやすい山でした。
吊り橋からの取付きも尾根から稜線にかけての道も、目印などは無いが踏み跡もそこそこ有り地形も明瞭なので迷うことはないだろう。
特に、ほぼ登りきってからの稜線は快適なくらいだった。
鈴鹿の山は、地図で見てわかる様な稜線には必ずと言っていいほど道が付いている気がするが、ここも例外では無かった。
この稜線には2つのP696がある。
以前はどちらにも山頂プレートが付いたらしいが、朽ち果てたのか跡形もなかった。
地形的に何の特徴や主張も無いので、GPSで位置確認をしなければ自分は山頂とは気付かなかったと思う。
P696だけでなく、今回初めて歩く「山の神峠〜P599〜茶屋川林道」「太尾最高点〜古語録谷」のバリルートもとても快適に歩くことができたのは意外だった。
踏み跡だけでなく目印も結構付いていた。
一般登山道や破線ルートほどではないにしても、それなりに歩く人がいるのだろう。
自分が言うのも何だが、物好きな人って結構いるんだな〜と思ってしまった。
今回、それなりにバリルート感が味わえたのは終盤に歩いた「ミズナシ〜茶屋川林道」間だけだったかもしれない。
歩く人が少ないからだろうが、多少の藪こぎも有りそこそこワイルド感も味わえた。
最後に、今回の山行を計画するにあたり、
teppan2013さんの
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1124849.html
kuda0109さんの
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-443442.html
上記のレポも参考にさせて頂きました。
ありがとうございました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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拙レコを参考にして下さってありがとうございます。
それにしても、こんな鈴鹿のマイナールートをレコにされる方がいらっしゃっるとは!さらに山ノ神峠を加わってマニアック度が増してますね、お疲れさまでした
雲ノ平と野口五郎カールのレコ拝見させていただきました、私達もいつか歩いてみたいと憧れている場所です。
teppan2013さん、こんばんは。
コメント頂きありがとうございます。
今回のルート、後半はほとんどteppan2013さんのルートを頂いちゃってます
今回、前半のP696のルートと組み合わせて、変人ルートにアップグレードさせて頂きました
ありがとうございます!
雲ノ平のレポもご覧頂き、ありがとうございます。
この山行は自分の短い登山歴の中でも、本当に最高に良かったといっても過言ではないくらい素晴らしいものでした。
teppan2013さんも是非訪れて見てください。
今後もレポ楽しみにしておりますので、よろしくお願い致します。
こんなコース取りは今まで考えた事も無かったです。実にマニアックルートで、夏は暑いし、冬は雪が辛いし、春か秋向きのコースですね。鈴鹿は炭焼きの跡を含めて何処にでも先人の痕跡がありますね。
鈴鹿のバリルートの記録は少なく、今回は楽しく読ませて頂きました、ありがとうございます。
yjinさん、こんばんは。
コメント頂きありがとうございます。
私のようなバリルート好きにとってはyjinさんはレジェンドのような存在なので、そう言って頂けると本当に嬉しいです。
今後もyjinさんのレポを参考にさせて頂き、精進していきたいと思っておりますので、よろしくお願い致します
ベジさん、まいどです😊
大人しく謹慎?してるのかと思ったらバリバリのバリルートを歩きに行ってますやん😁もしかして自宅から歩いたのかと思いましたよ。
それにしても素晴らしいですね。自ら、いつも以上にマニアックだと仰るルート設定。それを踏破する脚力。もはや仙人の域に達しつつあります。脱帽です!
ウリさん、こんばんは。
その節はありがとうございました。
今回は謹慎に入る前の悪あがきです
脱帽なんて何をおっしゃいますやら、ルートはマニアックではあるものの、体力的にはそうでもなかったですよ〜!
先週に比べたら散歩みたいなもんですよ
目標である仙人に向けて、今後も益々精進して参ります
またウリさんから色々と技を盗んで行きたいと思っておりますので、またゆっくりと遊んで下さいね
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