丹沢山 「塩水橋→天王寺尾根→丹沢山→塩水林道」

2013年01月05日(土) [日帰り]

• GPS: 07:12
• 距離: 12.6km
• 登り: 1,192m
• 下り: 1,191m

コースタイム

7:30　塩水橋 -
7:55　本谷橋 -（天王寺尾根）
10:00　堂平分岐 -
10:45　丹沢山　11:30 -
12:10　堂平分岐 -
13:00　雨量観測所 -（塩水林道）
14:15　塩水橋（End）

天候

曇り, 山頂付近 小雪

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車スペース；塩水橋（林道入り口付近）の路肩のポール内に駐車。キャパは10台ぐらい。塩水橋の前後にも数台駐車可能。

コース状況／危険箇所等

○ 天王寺尾根
山頂下の崩落地が唯一の危険箇所（鎖あり）。ただし、鎖を使わなくても通過できるレベル。
階段＆木道の連続区間から山頂までは凍結あり。アイゼンなしでもクリアできたが、特に下りはあった方が安心かも。

○ 塩水林道
雨量観測所脇からのショートカットコースは他の方がたくさん情報をupしてるので割愛。（今回は使用しませんでした。）塩水林道は沢水が路面に流れ出している箇所は凍結（スケートリンク状態）しているので注意。

写真

塩水林道のゲートからスタート。路肩の駐車スペースは7時半の段階で、意外にも一番乗りでした。

歩き始めてすぐに分岐。登りには天王寺尾根（看板では本谷林道経由）を選択。

本谷川に沿った舗装路を登っていきます。

吊り橋のところから登山道開始。天王寺尾根に向かって一気に登ります。

初めは植林の杉林。

尾根に出てしばらく行くとブナが増えてきます。

ちょっと展望が開けたところ。空は雪雲っぽいです…。大山と手前の長尾尾根の間に、輝く相模湾が少しだけ見えました。

冬枯れのブナ林を行く。このあたりから小雪が舞い始めました。

堂平からの道と合流したあたり。結構、雪が降ってます。登山道もうっすらと白く。

いい樹形です。

崩落地を通過。

鎖がありますが、難しくはありません。

振り返ると宮ヶ瀬湖に続く丹沢三峰が見えました。東京方面はわずかに見える程度。

頂上が近づくと階段＆木道が登場。

うっすら雪が積もった木道。ブナの森がいい雰囲気。

木にも少し雪が積もっています。

そして丹沢山に到着。ガスって何も見えませんが、木々には霧氷が付いていました。

晴れていれば、いい写真が撮れたのになぁ。

西側の斜面からガスが吹き上げてきます。

霧氷を拡大。

青空が欲しいけど、これはこれで幻想的で好きです。

そして美しい。

雪で隠れた文字を拭ってみました。

あまりに寒いので、昼食は山小屋で。

本日の気温、マイナス4℃なり。

まだまだ小雪舞う中、もと来た道を戻ります。

崩落地からの眺望。下の方は陽も差していました。

岩場に少し雪が積もってますが、問題はありませんでした。

帰りは堂平方面へ。新緑の季節に来てみたいブナ林です。

塩水林道を歩いていると、ところどころで小さな滝（沢）が凍っていました。ハート形の氷も。芸術的ですね。

きれいな流れも音は寒々と…

お疲れ様でした。この日は入山者が少なかったみたいですね。

感想

おーちく

2013年の初山行は丹沢山へ。塩水橋から天王寺尾根を登りました。

天気予報は午後から曇りでしたが、やはり上の方はすでにガスが掛かっているようです。尾根から見えた大山には黒い雲が被さっており、あれはきっと雪雲…。天王寺尾根にも小雪が舞って来ました。

時折、雪は強くなるものの特に問題はなく、順調に丹沢山の山頂に到着。予想通り西側の斜面からガスがどんどん上がってきていて、眺望は全くありませんでした。でも木々には霧氷が付いていて、それが白いガスの中で浮かび上がり、なかなか幻想的な雰囲気。これはこれで好きです。登山者は数人しかおらず、静かな冬の丹沢を味わうことができました。

今度は塔ノ岳からの稜線を歩いて、青空バックの霧氷を見に来たいですね。