【日本百名山 No.32】御嶽山 飯森高原駅から剣ヶ峰,二ノ池まで
- GPS
- 06:18
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 1,002m
- 下り
- 1,000m
コースタイム
- 山行
- 4:50
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 6:15
天候 | 晴れのち曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
多くの人が歩く山で,大変よく整備されている。 |
その他周辺情報 | 桟温泉旅館に立ち寄った。なかなかに趣のある温泉。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
非常食
飲料
コンパス
ヘッドランプ
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
GPS
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感想
いつかはきちんと向き合おうと思っていた御嶽山に登った。日帰り日程しか組めなかったので,中の湯六合目から登ろうかと思ったが,先週甲斐駒ヶ岳の下山時に捻挫した左足首が万全ではないので,ロープウェイ利用でお茶を濁す。
四連休の二日目,大阪でヤキユウ観戦後,高速飛ばしてロープウェイ駅を目指す。真っ暗で対向車も来ない山道を泣きながら走り2230頃着いてみると結構な量のクルマが停まっていて,ミナサマ車中泊の模様。こりゃあ明日は大変だわいと思いつつ就寝。車中泊にも慣れてきたもんぢゃ。
翌朝0530起床。既に多くの人が準備をしている。0630から券売開始とのことなので,慌てて準備をして行列。定刻0700より10分ほど前に運航開始して,ちょうど0700くらいのゴンドラに乗れた。ソーシャルディスタンス確保で,ソロのワタクシは一人で乗る。駐車場は曇り空なれど,高度が上がるにつれ青空が見えてくる。うっすらと甲斐駒ヶ岳も見えた。
飯森高原駅でトイレと準備を済ませスタート。七合目まではウッドチップの撒かれた遊歩道。七合目からは樹林帯の中,高度を上げていく。しかし,人が多い。さながら富士山のようで,なかなかペースが上がらない。足元もぬかるんでいてあまりよろしくないので,焦らず,意識的にゆっくりペースで登る。八合目小屋を過ぎると植生は低くなり,岩が多くなる。点在する宗教関連の石碑など眺めながら登る。
この辺りからガスが上がり始め,展望が効かなくなった。と同時に,周りに立ち枯れた植物が目立ち始める。噴火から6年。まだその爪痕は生々しい。九合目の小屋で一息入れ,ミナサマと一緒に黙々と剣ヶ峰を目指す。しかし,ラスボスが階段だとは聞いてなかったよ。これが一番辛かった。1030無事登頂。鐘を鳴らし登山の無事を感謝する。
その後は二ノ池,三ノ池,摩利支天と回るつもりだったが,なんとなく二ノ池辺りでテンションが落ちてしまった。この調子だと下りも渋滞に巻き込まれるのは必須で,長居は良くない気がしたので,ここで引き返すことにする。
この周辺の雰囲気は素晴らしいのだが,日帰りで足早に歩くのではなく,山頂付近に点在する小屋に泊まってゆっくりするのが本来の形なのだろう。それと,火山灰が厚く堆積した二ノ池の有様がワタクシの心に深く何かを刻み付けたのもある。
どうやらこの山に登るのは,まだ早かったのかもしれない。いつの日かゆっくり再訪しよう。その頃には山頂の光景もまた変わっているんじゃないかな。でもきっとその頃になっても,今回同様,供物を携えて登る方とすれ違うのであろう。再びその方々と向き合う体験も必要なんだろうと,深く思う。
というわけで,あとは下山。予想通り渋滞となり,なかなかに大変であったが14時前無事ロープウェイ駅到着。この後,大渋滞に巻き込まれ11時間半ステアリングを握り続けることになることを,この時のワタクシはまだ知らない・・・
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