■2013登り初め【西天狗東天狗】〜正月休みのツケはつらいよ
- GPS
- 08:17
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 894m
- 下り
- 880m
コースタイム
天候 | 晴れ 後 くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場のトイレは使用禁止。 駐車場までの道は圧雪されているものの、冬用タイヤかチェーン必須。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは唐沢鉱泉にあります。 第二展望台を過ぎた辺りにロープが張られている箇所があり、トレースは二手に分かれていましたが、できれば崖側は歩かない方がいいかと思います。 東天狗岳から黒百合ヒュッテまでは雪の下は岩がゴロゴロで、トレースを辿っていても踏み抜いて足をとられる箇所が結構ありました。 歩きにくいです。 黒百合ヒュッテのトイレは外トイレあり。200円。 ヒュッテ内もそうですが、アイゼンは外すこと。 |
予約できる山小屋 |
黒百合ヒュッテ
|
写真
感想
12月24日が登り納めで、年末年始は実家でまったり。
約二週間ぶりの登り初めは八ヶ岳の天狗岳に決定。
天狗は一昨年の秋に、夏沢鉱泉から登ったことはあるので
今回は唐沢鉱泉側から登るルートを選択。
風が強いことが普通のお山なので予報で風の強さなども確認。
中央自動車道の笹子トンネルは対面通行で復帰はしているけれど、
なんとなくまだ通る気がしないので河口湖ICまで乗って迂回ルートを使った。
唐沢鉱泉までの道は圧雪されていて走りやすい。
でもスタッドレスかタイヤチェーンは必須。
5時半頃に唐沢鉱泉着。
二台ほど止まっている車があったけれど、人の気配なし。
ちょっとだけ仮眠したかったけど、寒くてほとんどできず。
(ガソリン残量が気になってエンジンを途中停止させたので。。。)
予定出発時間を6時半としていたのだけど、
モタモタしてて7時前になってしまいました。
明るくなった空を見ながら出発。
寒いな〜。
西天狗に直に登るルートを歩きます。
緩やかな登りですが、なぜかキツイ。。。
雪は締まっているので登り始めてすぐにアイゼン装着。
この方が登りやすいかなと。
たくさん着込んでましたがすぐに暑くなり、
ハードシェル下のダウンを脱ぐ。
それでも動悸が激しくなったりでしんどい。
これは。。。
正月休みにほとんど動かなかったせい。
6日ほど私の実家で過ごしたのですが、
田舎なもので移動はすべて車。
しかも極寒で食事以外は部屋からほとんど出ることなく
テレビを見たりネットをしたり、寝たり食べたりの繰り返しだったので
体が鈍りに鈍って機能しなくなってるwww
ダメだ、、これは。。。
去年の夏、黒戸尾根を日帰り制覇したときの自分じゃないw
なんでこんなになってしまったんだ〜っ。。。(;´Д`)
それでも2人して「しんどい。しんどい。。」と言いながらも
少しずつ登って行く。
心の中では「もっと軽い山にしとけばよかったかな。」と反省もする。
このときはとてもじゃないけど計画したルートを歩ききる自信は全く無かった。
西天狗だけで帰ろうかな。。。ミタイナ。
枯尾の峰との分岐を過ぎてしばらくすると太陽の光が差し込んでくる。
ずっと樹林帯を歩いていたので、その光がとてもまぶしい。
あの光を浴びれば元気になれる気がする。
視界が開けて景色を見ることができれば、、、このつらさも吹っ飛ぶはず。
そう自分に言い聞かせて黙々と登る。
そしてやっと第一展望台。
パッと視界が開ける。
そうそう、コレなんだよ〜。
八ヶ岳はもちろん、南アルプス、北アルプスなどなど絶景が目に飛び込んできた。
一気にテンションが上がる。
元気出た♪
もうここで帰ってもいい程の景色w
ここからは陽が当たる尾根道を歩くのでしっかりと日焼け雪焼け防止。
今日はそれほど寒くない。
オーバーグローブは用無しだ。
第二展望台も通過。
明るい尾根を歩くに連れて目の前にどーんと目指す西天狗岳が見えてくる。
まだまだあんなに距離が。。。
これから一度下るし、、、登り返し結構あるな。。。
ふと、ある山を思い出す。
12月6日に敗退したお山。
あのお山もこんな風にものすご〜く大きく遠くに見えてたっけ。
うーむ、あのお山もリベンジしないとずっと思い出してしまうなぁ。
とりあえず、今日のこの天狗様に登れれば、あのお山だって行ける。
最近気合が足らないから頑張らねば。
登り初めだしっ。
西天狗への最後の登り開始。
ゴツゴツした岩たちが雪を被ってる。
トレースも消えかかっててよくわからないけれど、
所々に目印のロープが雪から顔を出しているのを見つけて登る。
足だけで登るより全身で登るのが好きなのでそれほどつらいと思わない。
あと少し。あと少し。
ここを登り切れば西天狗。
そして4時間以上かかって西天狗登頂。
誰もおらず、2人で占拠。
ここは風も無く気持ちいい♪
東天狗には人がいるのが見えた。
登っている最中ここで帰ることも考えたこともあったけれど、
ここまで来たらあとは予定通り行けるだろう。
少しだけ滞在して隣の東天狗へ向かう。
風が少し強くなる。
そうだった、東の方が風強いんだった。
そして東天狗登頂。
西とは違って風が強いので写真だけ撮ってすぐに黒百合ヒュッテへ向けて
下山する。
あとは楽な道を下るだけだ〜♪
ヒュッテも近くに見えてたし〜♪
と思ったのが大間違い。
岩がゴロゴロしたところに雪が積もっているので所々ハマる。
歩きにくいったらありゃしない。
けっこう苦戦しながら歩く。
しかも歩いても歩いてもヒュッテに着かない。
ヒュッテが見えなくなったせいもあるけれど、途中道間違ってるんじゃ?
と思うぐらいヒュッテまでの距離が長く感じた。
東天狗から1時間以上かけてやっと黒百合ヒュッテ着。
最後の下りは尻セードの跡しか無かったので我々も楽しませていただきました♪
あ〜、やっぱり尻セード楽しい。
黒百合ヒュッテで食事休憩。
温かいラーメンをいただきました。
みんな昨日(土曜)に来て帰ってしまった後なのか、ひっそりとしたヒュッテ。
カモシカのバッジが欲しくてここに来たのだけど、
あれは100個限定でもう完売でした。
あ〜、、、すごく残念。
食後、ヒュッテを出ると4,5人がベンチで休んでました。
みんなアイゼンをここで外して下山する様子でしたが、
私たちは敢えてアイゼンを装着し直して下山しました。
無くても大丈夫なくらい雪は締まってますが、
足への負担を考えてアイゼンでサクサク下りました。
とても歩きやすい道。
今から登ってくる人たちとも結構すれ違いました。
予定よりかなり遅くなりましたが、15時前に唐沢鉱泉到着。
帰りも迂回路で帰ろうかと思いましたが、
車が少なかったので渋滞も無いのではと思い、そのまま対面通行の笹子トンネルを走ることに。
天井板が綺麗に撤去されたトンネル内。
年末には追突事故が多発とのことだったので、車間距離を十分とって走りました。
トンネル内で放送がかかっていて異様な感じ〜。
緊張しながら走り抜けました。
渋滞に巻き込まれることなく、無事時間内にレンタカーも返却。
翌日久々に筋肉痛。。。
鈍った体、徐々に戻さなくてはいけない。。。
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