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Yamareco

記録ID: 259062
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積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

■2013登り初め【西天狗東天狗】〜正月休みのツケはつらいよ

2013年01月06日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:17
距離
9.4km
登り
894m
下り
880m

コースタイム

6:55唐沢鉱泉-8:09枯尾の峰分岐-9:13第一展望台9:43-10:15第二展望台-11:13西天狗岳11:25-11:44東天狗岳-12:23天狗の奥庭-12:58黒百合ヒュッテ13:45-14:55唐沢鉱泉
天候 晴れ 後 くもり 
過去天気図(気象庁) 2013年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
唐沢鉱泉手前に無料駐車場。
駐車場のトイレは使用禁止。
駐車場までの道は圧雪されているものの、冬用タイヤかチェーン必須。
コース状況/
危険箇所等
登山ポストは唐沢鉱泉にあります。

第二展望台を過ぎた辺りにロープが張られている箇所があり、トレースは二手に分かれていましたが、できれば崖側は歩かない方がいいかと思います。

東天狗岳から黒百合ヒュッテまでは雪の下は岩がゴロゴロで、トレースを辿っていても踏み抜いて足をとられる箇所が結構ありました。
歩きにくいです。

黒百合ヒュッテのトイレは外トイレあり。200円。
ヒュッテ内もそうですが、アイゼンは外すこと。
予約できる山小屋
黒百合ヒュッテ
唐沢鉱泉。
立派ですね〜。
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唐沢鉱泉。
立派ですね〜。
西天狗へ向かいます。
西天狗へ向かいます。
なんだか歩くのがつらい。
正月休みに上げ膳据え膳生活だったのが原因です。
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なんだか歩くのがつらい。
正月休みに上げ膳据え膳生活だったのが原因です。
大した登りじゃないのにつらい〜。
大した登りじゃないのにつらい〜。
蓼科山の頭が見えました。
天気はいい感じ。
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蓼科山の頭が見えました。
天気はいい感じ。
自分との闘い。
ちゃんと西天狗に行けるんだろうか。。。
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自分との闘い。
ちゃんと西天狗に行けるんだろうか。。。
陽の光。
あれに当たれば元気出そうな気がする。
早く樹林帯を脱したい。
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陽の光。
あれに当たれば元気出そうな気がする。
早く樹林帯を脱したい。
がんばれがんばれ。
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がんばれがんばれ。
わ〜い♪
見えてきたよ〜。
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わ〜い♪
見えてきたよ〜。
がんばれがんばれ。
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がんばれがんばれ。
空が開けてきた。
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空が開けてきた。
ここを出れば、空だ。
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ここを出れば、空だ。
南アルプスっ。
仙丈ヶ岳、甲斐駒、北岳さま。
明けましておめでとうございますっ!
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南アルプスっ。
仙丈ヶ岳、甲斐駒、北岳さま。
明けましておめでとうございますっ!
真っ白な北アルプスも見えてます〜。
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真っ白な北アルプスも見えてます〜。
乗鞍岳はちょっと雲がかかってる。
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乗鞍岳はちょっと雲がかかってる。
まぶしい太陽の下。
ここからは日焼け雪焼けするのでしっかりと顔を隠します。
今のところ風は無し。
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まぶしい太陽の下。
ここからは日焼け雪焼けするのでしっかりと顔を隠します。
今のところ風は無し。
硫黄岳、横岳、赤岳も綺麗に見えてる。
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硫黄岳、横岳、赤岳も綺麗に見えてる。
南プス。
中央プス。
南プスの女王、仙丈ヶ岳アップ。
ハートになってるのが可愛い♪
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南プスの女王、仙丈ヶ岳アップ。
ハートになってるのが可愛い♪
南プスの貴公子、甲斐駒ヶ岳アップ。
相変わらず素敵。
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南プスの貴公子、甲斐駒ヶ岳アップ。
相変わらず素敵。
南プスのドン、北岳さま。
白いな〜♪美しい〜♪
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南プスのドン、北岳さま。
白いな〜♪美しい〜♪
御嶽山。
そして目指す西天狗の頭がちょっとだけ見えてきた。
そして目指す西天狗の頭がちょっとだけ見えてきた。
ギザギザ横岳アップ。
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ギザギザ横岳アップ。
北アルプス。
穂高連峰も真っ白。
綺麗に見えてます。
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北アルプス。
穂高連峰も真っ白。
綺麗に見えてます。
旦那さまはピッケル準備。
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旦那さまはピッケル準備。
私は南八ヶ岳を満喫。
私は南八ヶ岳を満喫。
もうここで帰っても十分満足。。。とちょっと心の中の声。
もうここで帰っても十分満足。。。とちょっと心の中の声。
でもここからはテンション上がりそう。
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でもここからはテンション上がりそう。
赤岳さま。
冬のあなたにいつ登れるだろう。
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赤岳さま。
冬のあなたにいつ登れるだろう。
蓼科山と北横岳。
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蓼科山と北横岳。
あんなにしんどかったけど、これらの景色で全部帳消し。
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あんなにしんどかったけど、これらの景色で全部帳消し。
準備完了。
ここから尾根歩き。
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ここから尾根歩き。
気持ちよく歩ける。
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気持ちよく歩ける。
っと、、、木々の向こうに見えてきたのが西天狗岳か。。。
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っと、、、木々の向こうに見えてきたのが西天狗岳か。。。
うひ〜ん。。。
あれに登るんだよね。
なんだかまだまだ全然遠い。
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うひ〜ん。。。
あれに登るんだよね。
なんだかまだまだ全然遠い。
景色とこの天気だけが心の支え。
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景色とこの天気だけが心の支え。
第二展望台から西天狗岳を望む。
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第二展望台から西天狗岳を望む。
下る。。。
あんまり下りたくないけど〜。
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下る。。。
あんまり下りたくないけど〜。
そして登る。
登る。。。
でもやっとエンジンかかってきた感じ。
登る。。。
でもやっとエンジンかかってきた感じ。
岩ゴツゴツの登山道。
消えかかったトレースを探しながら登る。
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岩ゴツゴツの登山道。
消えかかったトレースを探しながら登る。
振返る。
海老の尻尾。
岩場を登る。
蓼科方面。
振返る。
穂高連峰、ジャンダルムアップ〜。
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穂高連峰、ジャンダルムアップ〜。
北アルプスアップ〜。
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北アルプスアップ〜。
この長い岩場を登り切れば頂。
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この長い岩場を登り切れば頂。
風は無し。
今は無し。
風は無し。
今は無し。
雲が多くてぼんやりとした日差し。
雲が多くてぼんやりとした日差し。
長い海老の尻尾。
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長い海老の尻尾。
雪景色を堪能。
山頂までまだもう少し。
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山頂までまだもう少し。
赤岳、中岳、阿弥陀岳。
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赤岳、中岳、阿弥陀岳。
根石山荘が雪で真っ白。
根石山荘が雪で真っ白。
赤岳ズーム♪
阿弥陀岳♪
さー、西天狗まで最後の登り。
さー、西天狗まで最後の登り。
がんばりました〜。
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がんばりました〜。
やっぱり爽快♪
むこうに東天狗岳。
山頂に誰かいますね。
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むこうに東天狗岳。
山頂に誰かいますね。
浅間山。
蓼科山、北横岳。
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蓼科山、北横岳。
やっぱコレ撮っておかないと。
クロスピッケル〜。
3月の硫黄岳以来。
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やっぱコレ撮っておかないと。
クロスピッケル〜。
3月の硫黄岳以来。
次は東天狗岳へ。
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次は東天狗岳へ。
雪が綺麗だぁ。
西天狗を振返る。
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西天狗を振返る。
あれが登りの最後。
風が強くなる。
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あれが登りの最後。
風が強くなる。
シュカブラ。
東天狗の頂まであと少し。
風が少し強い。
けれど比較的暖かいので平気。
東天狗の頂まであと少し。
風が少し強い。
けれど比較的暖かいので平気。
東天狗岳登頂。
がんばった〜♪
西天狗岳は真っ白け。
綺麗♪
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西天狗岳は真っ白け。
綺麗♪
予定より時間かかりましたが、登頂できてよかった。
風が強いので写真だけ撮って帰ります。
予定より時間かかりましたが、登頂できてよかった。
風が強いので写真だけ撮って帰ります。
黒百合ヒュッテへと下ります。
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黒百合ヒュッテへと下ります。
あとは帰るだけ〜♪
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あとは帰るだけ〜♪
ん〜、、、雪が多い。
歩きにくいです。
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ん〜、、、雪が多い。
歩きにくいです。
振返る。
天狗の奥庭。
下には岩がゴロゴロとあるらしい。
雪が思ったよりあってとにかく歩きにくいです。
天狗の奥庭。
下には岩がゴロゴロとあるらしい。
雪が思ったよりあってとにかく歩きにくいです。
東西天狗岳を振返る。
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東西天狗岳を振返る。
やっとやっと黒百合ヒュッテ〜。
遠かった〜。
こんなに遠く感じるとは。。。
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やっとやっと黒百合ヒュッテ〜。
遠かった〜。
こんなに遠く感じるとは。。。
最後は尻セード♪
滑り下りて黒百合ヒュッテ♪
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最後は尻セード♪
滑り下りて黒百合ヒュッテ♪
今までの苦労が報われた〜♪
楽しい〜♪
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今までの苦労が報われた〜♪
楽しい〜♪
人がほんといないなぁ。。。
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人がほんといないなぁ。。。
お腹がペコペコなのでラーメンをいただきました。
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お腹がペコペコなのでラーメンをいただきました。
さー、帰るべ。
帰りはとても歩きやすい道でした。
アイゼンでサクサク歩きます。
帰りはとても歩きやすい道でした。
アイゼンでサクサク歩きます。
ただいま〜。
疲れた〜。
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ただいま〜。
疲れた〜。

感想

12月24日が登り納めで、年末年始は実家でまったり。
約二週間ぶりの登り初めは八ヶ岳の天狗岳に決定。
天狗は一昨年の秋に、夏沢鉱泉から登ったことはあるので
今回は唐沢鉱泉側から登るルートを選択。
風が強いことが普通のお山なので予報で風の強さなども確認。

中央自動車道の笹子トンネルは対面通行で復帰はしているけれど、
なんとなくまだ通る気がしないので河口湖ICまで乗って迂回ルートを使った。
唐沢鉱泉までの道は圧雪されていて走りやすい。
でもスタッドレスかタイヤチェーンは必須。

5時半頃に唐沢鉱泉着。
二台ほど止まっている車があったけれど、人の気配なし。
ちょっとだけ仮眠したかったけど、寒くてほとんどできず。
(ガソリン残量が気になってエンジンを途中停止させたので。。。)
予定出発時間を6時半としていたのだけど、
モタモタしてて7時前になってしまいました。

明るくなった空を見ながら出発。
寒いな〜。
西天狗に直に登るルートを歩きます。
緩やかな登りですが、なぜかキツイ。。。
雪は締まっているので登り始めてすぐにアイゼン装着。
この方が登りやすいかなと。
たくさん着込んでましたがすぐに暑くなり、
ハードシェル下のダウンを脱ぐ。

それでも動悸が激しくなったりでしんどい。
これは。。。


正月休みにほとんど動かなかったせい。


6日ほど私の実家で過ごしたのですが、
田舎なもので移動はすべて車。
しかも極寒で食事以外は部屋からほとんど出ることなく
テレビを見たりネットをしたり、寝たり食べたりの繰り返しだったので
体が鈍りに鈍って機能しなくなってるwww
ダメだ、、これは。。。
去年の夏、黒戸尾根を日帰り制覇したときの自分じゃないw
なんでこんなになってしまったんだ〜っ。。。(;´Д`)

それでも2人して「しんどい。しんどい。。」と言いながらも
少しずつ登って行く。
心の中では「もっと軽い山にしとけばよかったかな。」と反省もする。
このときはとてもじゃないけど計画したルートを歩ききる自信は全く無かった。
西天狗だけで帰ろうかな。。。ミタイナ。

枯尾の峰との分岐を過ぎてしばらくすると太陽の光が差し込んでくる。
ずっと樹林帯を歩いていたので、その光がとてもまぶしい。
あの光を浴びれば元気になれる気がする。
視界が開けて景色を見ることができれば、、、このつらさも吹っ飛ぶはず。
そう自分に言い聞かせて黙々と登る。

そしてやっと第一展望台。
パッと視界が開ける。
そうそう、コレなんだよ〜。
八ヶ岳はもちろん、南アルプス、北アルプスなどなど絶景が目に飛び込んできた。
一気にテンションが上がる。

元気出た♪

もうここで帰ってもいい程の景色w
ここからは陽が当たる尾根道を歩くのでしっかりと日焼け雪焼け防止。

今日はそれほど寒くない。
オーバーグローブは用無しだ。
第二展望台も通過。
明るい尾根を歩くに連れて目の前にどーんと目指す西天狗岳が見えてくる。
まだまだあんなに距離が。。。
これから一度下るし、、、登り返し結構あるな。。。
ふと、ある山を思い出す。
12月6日に敗退したお山。
あのお山もこんな風にものすご〜く大きく遠くに見えてたっけ。
うーむ、あのお山もリベンジしないとずっと思い出してしまうなぁ。
とりあえず、今日のこの天狗様に登れれば、あのお山だって行ける。
最近気合が足らないから頑張らねば。
登り初めだしっ。

西天狗への最後の登り開始。
ゴツゴツした岩たちが雪を被ってる。
トレースも消えかかっててよくわからないけれど、
所々に目印のロープが雪から顔を出しているのを見つけて登る。
足だけで登るより全身で登るのが好きなのでそれほどつらいと思わない。
あと少し。あと少し。
ここを登り切れば西天狗。

そして4時間以上かかって西天狗登頂。
誰もおらず、2人で占拠。
ここは風も無く気持ちいい♪
東天狗には人がいるのが見えた。

登っている最中ここで帰ることも考えたこともあったけれど、
ここまで来たらあとは予定通り行けるだろう。
少しだけ滞在して隣の東天狗へ向かう。
風が少し強くなる。
そうだった、東の方が風強いんだった。

そして東天狗登頂。
西とは違って風が強いので写真だけ撮ってすぐに黒百合ヒュッテへ向けて
下山する。

あとは楽な道を下るだけだ〜♪
ヒュッテも近くに見えてたし〜♪

と思ったのが大間違い。
岩がゴロゴロしたところに雪が積もっているので所々ハマる。
歩きにくいったらありゃしない。
けっこう苦戦しながら歩く。
しかも歩いても歩いてもヒュッテに着かない。
ヒュッテが見えなくなったせいもあるけれど、途中道間違ってるんじゃ?
と思うぐらいヒュッテまでの距離が長く感じた。

東天狗から1時間以上かけてやっと黒百合ヒュッテ着。
最後の下りは尻セードの跡しか無かったので我々も楽しませていただきました♪
あ〜、やっぱり尻セード楽しい。

黒百合ヒュッテで食事休憩。
温かいラーメンをいただきました。
みんな昨日(土曜)に来て帰ってしまった後なのか、ひっそりとしたヒュッテ。
カモシカのバッジが欲しくてここに来たのだけど、
あれは100個限定でもう完売でした。
あ〜、、、すごく残念。

食後、ヒュッテを出ると4,5人がベンチで休んでました。
みんなアイゼンをここで外して下山する様子でしたが、
私たちは敢えてアイゼンを装着し直して下山しました。
無くても大丈夫なくらい雪は締まってますが、
足への負担を考えてアイゼンでサクサク下りました。
とても歩きやすい道。
今から登ってくる人たちとも結構すれ違いました。

予定よりかなり遅くなりましたが、15時前に唐沢鉱泉到着。
帰りも迂回路で帰ろうかと思いましたが、
車が少なかったので渋滞も無いのではと思い、そのまま対面通行の笹子トンネルを走ることに。
天井板が綺麗に撤去されたトンネル内。
年末には追突事故が多発とのことだったので、車間距離を十分とって走りました。
トンネル内で放送がかかっていて異様な感じ〜。
緊張しながら走り抜けました。
渋滞に巻き込まれることなく、無事時間内にレンタカーも返却。

翌日久々に筋肉痛。。。
鈍った体、徐々に戻さなくてはいけない。。。










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