正月山行は常念岳へ
- GPS
- 80:00
- 距離
- 23.6km
- 登り
- 2,104m
- 下り
- 2,095m
コースタイム
【1/4】1596.8m三角点 8:00→13:50夏道合流地点→16:00 森林限界下2350m地点
【1/5】幕営地6:50→8:40前常念岳→10:00常念岳10:20→11:50幕営地13:30→16:40 1596.8m三角点
【1/6】1596.8m三角点 8:30→大平原9:30→11:15冬季ゲート
天候 | 【1/3】くもり一時小雪 【1/4】晴れ一時小雪 【1/5】晴れ 【1/6】晴れのちくもり |
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過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・2000mぐらいまでは概ねトレースを確認できた。年末のものだろうか?それより先はトレースが消えてしまっていた。 ・森林限界より下では、地面の雪と木の枝に付いた雪、双方との闘い。特に枝の雪はかなり鬱陶しい。 ・前常念岳の登りはモナカ雪で意外と疲れた。 ・前常念岳より先は雪がしまっており歩きやすい。 |
写真
感想
昨年末に冬山用の装備をいくつかリニューアルした。今まで靴とシュラフは3シーズンのものを冬でも使用していたのだが、いい加減寒いので思い切って新調した。特に夜は寒い思いをしてきたので、Newシュラフに期待だ。
で、どこに行こうか?というわけだが、一昨年は谷川と浅間山のそれぞれ日帰り、昨年は高妻山の2泊3日だったので、もうワンランク上をということで北アルプス常念岳を目指した。
当初、越年山行を予定していたのだが、天気がいまいち&処々の事情で年明けにシフトさせた。が、年明けも冬型の気圧配置となり、どうしたものかと悩んだが、5日頃移動性高気圧に覆われる予報が出たので、5日に山頂を踏めるように、3日の出発とした。
3日は予報通り天気はいまひとつで、延々と林道歩き。前常念南東尾根の1596mにテントを張った。で、この日の夜も相当冷え込んだのだが、さすがは厳冬期用シュラフ。初めこそ膝下の寒さが気になったが、その後は気持ちよく寝られた。寒さが厳しかった分、Newシュラフの機能を十分に実感することができた。
4日は樹林帯歩き。前日より天気は良くなったが、頭上から降ってくる雪の塊にはいい加減閉口した。雪が深かったので、足回りはスノーシューが最適だった。
5日。いよいよ常念岳を目指す。朝起きるとテントの外は無風。稜線も穏やかそうで思惑通り絶好の登山日和に。前常念岳のモナカ雪には少々苦しんだが、その先は快適に稜線を進み、10時山頂着。少し雲が出てきてしまったが、穂高も槍もばっちりの大展望だった。空気こそ冷たかったが、微風といった感じだったので、20分ほどゆっくりした。で、その後は急いで下山を開始したが、ついテントでゆっくりしてしまったので、5日中の下山は×に。余った食糧を食べた後は、シュラフの中でヤマレコなどを見ながらゆっくりした。安曇野が近いせいなのか、この尾根は終始電波がよく入った。
6日。この日は1時間ほど下ったら、あとは林道歩き。3日前とは異なり天気も良かったので、ちょこちょこ写真を撮りながらゆっくり下山した。今年の正月山行も誰にも出会わないまま終わるのか?と思っていたところ、ゲートまであと5分のところで3人の親子連れに出会った。猿を見に行くらしかったので、今日は1匹も見なかったと答え別れた(3日前は林道沿いにわんさかいた)。でゲート着。ほりでーゆでひとっ風呂あびて帰路についた。
今年は天候にも恵まれ、充実の正月登山となった。が、やはり3泊4日の単独行は寂しいので、次は八ヶ岳あたりにでも行こうと思う。
コメント
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こんばんは、初めてお邪魔致します^−^
コメント有難うございました、私も思わず遊びに来ちゃいました^^
雪の常念、かっこいいですね〜〜〜!!
この景色を独り占めだなんて
角度が少し変わっただけで穂高の表情も違ってきますね
私達は5-6と蝶に居たのですが、こんなに天気が良いのだから
常念にも誰か居てほしいと思っていました。居て下さって良かった!!^▽^
骨太なレコ、有難うございました^−^
yamooさん、蝶のレコではどうもです。
やっぱり常念からみる槍はかっこいいですね〜。
ittiさんも書いてますが
ちょっと角度が違うだけでこうも見え方が違うかと驚きます。
素晴らしいレコですね
私もがんばってレベルアップ目指します。
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