大菩薩嶺(息子と同僚で誰もいない氷路を)
- GPS
- 07:58
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,191m
- 下り
- 1,209m
コースタイム
天候 | 晴れ 丸川峠分岐駐車場-2℃ 雷岩0℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■道路の状況(要注意) 丸川峠分岐駐車場から上日川峠への道路は12月17日から冬季閉鎖されています。また、甲斐大和から上日川峠への道路も1月7日より冬季閉鎖されたとのことです(ロッヂ長兵衛主人談)。なおいつ閉鎖になるかは、直前に行政から知らされるそうです(ということは閉鎖解除も急に決まるということか・・・)。 ■山小屋の状況(要注意) 1月のお正月営業が終わると土日営業が中心になるそうです(もちろんすべてが開くわけではないがいずれかの山小屋はやっている)。平日は宿泊者がいれば開くとのこと。丸川荘は未確認です。 ■コースの状況 �丸川峠分岐P〜上日川峠 アイゼン不要です。上日川峠の手前だけ凍っています。下りは危ないので、そこまでアイゼン着用が無難です。 �上日川峠〜唐松尾根〜雷岩〜大菩薩嶺〜大菩薩峠〜上日川峠 8割以上が氷か固雪です。上部の岩場は雪が解けている箇所がありますが、軽アイゼンは必須です。特に唐松尾根はアイゼンなしでは登れません。でも、全体的に危険というわけでなく、軽アイゼンで十分に楽しめます。晩秋に登山者を悩ます、雷岩〜大菩薩峠の名物「ゆかるみ」も、完全に凍っているので、かえって歩きやすいです。 ■その他(要注意) 嫌な予感はしていたのですが「大菩薩の湯」は、火曜日が定休日でした(涙)。また、近隣の他の日帰り温泉にもいってみましたが、ことごとく「定休日」。平日に地元の日帰り温泉にいったことないので知りませんでしたが、山梨県の火曜日は、温泉要注意です(結局は、かなり遠い「みたまの湯」(年中無休)に行くはめに) |
写真
感想
【感想】
12月はじめに大菩薩を目指したのですが、快晴にも関らず山々がまったく見えませんでした。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-250715.html
100名山バッチ収集が目的の小学校高学年の下の息子と、山にははまらないといいつつすっかりはまりつつある同僚も加わり、今回はこの3人でリベンジです。
事前によく調査すればよかったのですが、塩山側から上日川峠まで車で行けるかどうか不明だったので、上日川峠からのお手軽コースとともに、丸川峠分岐駐車場からのヘビーコースも念頭において家を出ました。結果は上述の通りの「冬季閉鎖」。ヘビーコースとなりました。丸川峠から回ることも考えましたが、急な山道をアイゼンで行くのは、子連れでは無理と判断し、上日川峠との往復に。山行も終盤、すべての小屋が閉まっていて、バッチを買えず息子のテンションが下がり気味。そんな時、幸運にも帰りのロッヂ長兵衛にて、長兵衛の主人に出会いバッチをGet。3人とも、(帰りの温泉を除いては)減点なしの大満足の大菩薩となりました。
【冬の大菩薩】
最後に今回の山行を通じて感じた、冬の大菩薩の(意外に)いい点をレポートしておきます。
(親だったこともありますが、冬季の大菩薩嶺は人がいません。ハイシーズンのあの混雑ぶりからは想像できませんが、すべてを独り占めできます。
日を選べば、おもったほど寒くありません。今回の山行は、風がほとんどなく、12月よりかなり暖かく感じました。温度や天気にもまして、風の強弱のチェックが重要です。
山頂からの景色については、冬場は空気が澄んでいて、山々が一望できる確率が高くなります。甲府盆地に住んでいるのでそのことは、とても実感できます。ただ、富士山や南アルプスは晴れていても見えないこともあるし、曇っていても見えることもあります。それは運に任せるしかありません。
づ敍は山小屋が生きています。公衆トイレも使用可能です。とくに女性や子ども連れのチームにとっては、ありがたいですね。
ヂ臺郢名物の「ぬかるみ」が凍って固まっていて、かえってアイゼンシーズンの方が歩きやすいです。3人ともアイゼン好きだったので、「ザックザクがストレス発散になる!!」といいながら、氷路を楽しんでいました。
以上です。今年も山登り楽しみたいです! みなさんもステキな山登りを!
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