奥穂〜吊尾根〜前穂(涸沢テント泊)


- GPS
- 32:00
- 距離
- 22.1km
- 登り
- 2,121m
- 下り
- 2,109m
コースタイム
- 山行
- 1:30
- 休憩
- 5:30
- 合計
- 7:00
天候 | 2日とも晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
この時の車の埋まり具合は6割ほどで余裕でした 駐車料金は600円/日 あかんだな駐車場から上高地までのバス料金は往復2100円だったかな? 午前6時20分くらいの便に乗り、20分ほどで上高地に到着 帰りは上高地発、午後7時くらいのバスに乗りました 観光客が多く、臨時便を増発していたようです |
コース状況/ 危険箇所等 |
パノラマコースは「山と高原」地図では破線扱いとなってますが、分岐にはしっかりと道標もあり、登山道も明確で迷いにくいと思います ただ、屏風のコルから涸沢までは登山道が細く、崩落も多く、油断すると危ないです。 吊尾根は歩き易い部分が8割、危険個所が2割といった感じ。 片方がスッパリと切れ落ちており、コケたら「死」という箇所も多い クサリ場の難易度が高い 重太郎新道は斜度がきつく想像以上に危険 気を緩められる箇所は数か所のみ ただ、事故は岳沢小屋に近い部分で起きている模様 |
その他周辺情報 | 涸沢のテン場では受付前においてある書類に必要事項を記入して受付の列に並ぶこと! でないと自分のように失敗します! |
写真
感想
この大型連休を使って、歩いたことのないパノラマコース、吊尾根、前穂、重太郎新道を歩くことにした
パノラマコースは初めて歩く道
「山と高原」地図ではこのコースは破線扱いとなっているが
登山道ははっきりしており迷うことはなかった
ただ、屏風のコルから涸沢までは登山道が不安定で、気を付けないと危ないだろう
涸沢カールのテン場は予想以上に多くのテントで埋め尽くされていた
そして、テント泊の受付の列が50mほど連なっている
疲れた体でこの列に並ぶのはおっくうだったが仕方がない
列に並んで30分ほどして、やっと受付の前に来た
ここで受付の書類を書くことになった
列を外れて受付の書類を書く
完成したので列へ戻ろうとする
そしたら列は既に進んでしまっており、自分が入ることができなくなってしまった
「今まで並んできたんで、ここに入らせて下さい」
「なんで割り込むんだ!」という冷たい視線
「いや、割り込みじゃないでしょ」
よくよく見たら列に並んでいる人たちは皆、書類を持って並んでいる
諦めるしかなかった
結局、テントの受付のために30分並んで書類を書き
その書類を持って最後尾着き、また30分並んだ
テントの受付のために1時間を要した
なんだか納得がいかない、理不尽すぎる
ここの受付のシステムを知らないばかりに時間と疲れは増幅した
14時にテン場に着き
受付済ませてテントを張ってようやくビールを口にしたのが16時30分
疲れた、おかげで熟睡できた
もういい、今日のことは忘れよう
翌日も初めて歩く吊尾根だ
ほかの登山者に聞くとそれほど危険ではないという
いや、自分にとっては充分危険だと感じた
8割くらいは安全と思える登山道だが
吊尾根は片方がスッパリと切れ落ちており
滑落したらおそらく命はない
また、ところどころ危険なクサリ場や、ホールドやスタンスが不明確な岩稜帯もある
事実、翌9月22日にこの吊尾根で滑落があり
その登山者は心配停止状態だという
同じ楽しみを抱えてここに来たのだろうに
滑落して心肺停止なんて残念過ぎる
紀美子平から前穂までも厳しい岩稜帯だが空身で登ったため
とてもラクに安全に登り降りができた
空身だとこんなにラクに安全に登れるものなんだ・・・
しかし、ここから岳沢小屋までの重太郎新道がキツかった
もう、危険個所だらけ
今回の山行で一番危険を感じた場所だ
また、心理的に「もう小屋まであと少し」という気のゆるみと
「早く下山したい」という焦りが
事故を起こすのだと思う
実際、この箇所の事故がこの界隈では多いらしい
正直、もうヘロヘロである
写真を撮る余裕も既に無かった
途中で出会った登山者から「バスの最終便は17時半でタクシーの最終は19時半」と聞く
下山後の便を全く考えていなかった
まあ、一番重要なのは安全に下山すること
それに勝る目的はない
なので開き直ってゆっくりと上高地を目指した
バスが無くてもタクシーが無くても
最悪、上高地でビバークすればいい
ところが観光客が多かったため、バスは臨時便を増便しており
バス待ちの人の行列が出来ていた
「やったぁ・・・今日、家に帰ることができる・・・」
バスの顔が天使に見えた
高所恐怖症の自分にはとても計画すらしないルート。。。
写真でみると、高度感ってあまりわかりませんが、きっとジュンちゃんが怖いなら相当だ
でも、ヘロヘロでも、きっと一生に残る思い出はたっぷりだよ
コロナ自粛も次第に緩和され、スゴイ人ですね〜。
こちらはまだ職業柄の都合上、なかなか山には行かれませんが素晴らしい景色を堪能しました。。。
あ!気を付けながらでも、鞭を打って下山ご苦労様でした。「そりゃ、バスが天使」に見えるさ
ドMの領域ですもん〜〜〜(笑)
かっつぁんのレコがなかなか上がってこないんで
コロナで自粛なのか、ほかの理由なのかなあ〜と気になってはいましたよ
どうも仕事の都合みたいやねえ
ま、仕事あっての、生活あっての趣味やでねえ
仕事最優先で間違いないねえ
写真がヘタなんで高度感わからんけど、かなり怖かったよ、ここ
かっつぁんのように写真がうまくないので
もっと高度感のある、迫力のある写真を撮りたいと思ってます
ところで、かっつぁんはこのシーズンはもうどこも行けないのかな?
かっつぁんの影響で最近は山でワインがハマってますよん
あと、最近気付き始めました、自分がMであることを・・
おはようございます。
なかなかに、こちらのテント場、受付に癖ありですね(笑)
ピークシーズンに広いテント場はチョイスしないでおこう(;´▽`A``
なるほど!
写真を見る限りだと、楽しそうな岩場だなって思ったけど、
怖い所は写真が撮れないんですよね。
ご無事でなによりです。
追伸:高級車かっちょいい〜ですね♬
akabirgelさん、コメントありがとう
このプロフ写真、ほんといいです
どこから引っ張ってこられたのかなあ?
正直、メジャーなテン場は避けたいほう
ま、人ごみと行列が好きではないんで
akabirgelさんの三俣山荘でのコメントでもあったように
騒がしい団体さんは避けたいですね
あと、人の導線は避けてます
その代償でトイレが遠いとか水場が遠いとかがあるけど・・
写真の撮り方が素人なんで、うまく高度感出せてないんですよ
もっと写真の撮り方、工夫します
車は高級でもなんでもありません
ただただイタリア車が好きなだけ
故障多いんだこれが・・・・
遅めのコメントゴメンナサイ💧
吊り尾根は、だーいぶ前に歩きましたが、尾根って言うんだから景色が良くてルンルンで歩けるんじゃな〜い?上高地から見る稜線もなだらかだしね!なんて思ってたけど、そこはやはり穂高。そんなんじゃなかった!ってことだけは凄く覚えてる(笑)
あと、ジュンさんのレコにある通り、重太郎新道の下りもなかなかだった。
ホントに激下りが延々と続き疲弊したなぁ。下山だしね、なんて軽く考えちゃ駄目なルートだと感じたわ。
パノラマルートを含めて、やっぱり穂高界隈の山達は油断がならないツワモノが勢揃いなんだと思う〜😵
テン泊手続きの件は、宿側にも配慮が欲しいよね。荷物背負って疲れてんのに、それはないよなーって思いました。
申込書書いてから並んでくださーいって言うか書いときゃ良いじゃんね。
お疲れ様でした!
涸沢でテント泊するのは2度目なんで
前回の記憶があれば問題なかったけれど
僕、記憶力が弱いのでテント泊の受付のシステムについては
完全に忘れてしまってました
山ではその小屋独自の受付やシステムがあって
画一化されているものではないので
もう、これは仕方ないよね〜〜
そういうのに慣れることが大事かな
そういえば、maroeriさんが提案してくれた
山小屋のクラウドファンディングで
剱岳の早月小屋から山バッジが送られてきました
嬉しいんだけれども、なんか香典返しみたいで
小屋のスタッフに気を使わせてしまったような・・・
私のとこにも「香典返し」が来ましたよ😔
小屋の名前が入ったバンダナと、多分廃材で作ったであろう小屋の名前入りのカッティングボード←こじゃれたまな板がレターパックで来ました。
あとお手紙も入ってた。
このお手紙だけで充分なのになって思いました。クラウドファンディング募集の趣旨にもお返しは無しって書いてあったのに。
こういうとこ、やはり日本人なんですかね😔
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