【御坂山地縦走】王岳・五湖山・三方分山・パノラマ台(絶景富士VPランキング付)
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- GPS
- 08:56
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,475m
- 下り
- 1,456m
コースタイム
天候 | 晴れ 西湖いやしの里根場 気温0℃ 王岳山頂 0℃ 三方分山山頂 5℃ パノラマ台 5℃ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
■いやしの里駐車場〜王岳 車でいけそうならば、林道で王岳登山口まで車でいって時間短縮をと考えていましたが、到底無理でした。落石や倒木があります。西湖いやしの里駐車場に駐車してください。王岳登山口から500mくらいは、ところどころ道が荒れています。登山道には雪などはほとんどありませんが、標高1400mくらいから氷の箇所が増え、軽アイゼンが必要になります ■王岳〜五湖山 王岳の下りはかなり急斜面で、アイゼンの歯をしっかり氷に噛ませて慎重に下りました。アイゼンはできれば6本歯以上がいいと思います。この難所を過ぎれば、アイゼンは不要です。クマザサが高く生い茂る箇所もありますが、登山道ははっきりしていますので、道に迷うことはありません。 ■五湖山〜三方分山〜パノラマ台〜本栖湖 危険個所なし。晩秋の登山道です。もちろん雪もありません。 |
写真
感想
【今回の山行の感想】
今回の山行は、昨年末の12月26日の御坂山地縦走(↓)の続編です。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-255182.html
今回の山行がないと御坂山地縦走が未了のままです。この三連休。天気予報をみてあの夢のような縦走の続きができるのは、この日しかないと思い立ったのが前日。4日前に大菩薩にいったばかりの「山にははまらないといいつつはまりつつある同僚」を誘ってみたところ、簡単に釣れました。もう否定しても「完全にはまっている同僚」なんですけど。
前回は「絶景富士山フルコース」でしたが、今回もおなかいっぱいの絶景富士山でした。とくに、最初の王岳からの富士山の景色は、駿河湾からの雲の演出もあり、すばらしかったです。今回のコースは、距離的には前回の「御坂山〜雪頭ヶ岳」よりも短く、道の状況も雪氷がほとんどなくアイゼン使用箇所が少なかったです。でも、王岳のアップダウンと、三方分山の登りが意外にきつかったです。それ以外はまったく問題ありません。パノラマ台から本栖湖の駐車場までの道も、整備されていてともてあるきやすかったです。もし、今回のような縦走を企画されるのであれば、王岳から本栖湖へのルートをお勧めします。逆だと最後が王岳となりますので、大変かも。
【絶景富士山ビューポイント(VP)・ランキング】(あくまで個人的見解です)
まだ富士山に登ったことのない二人が、河口湖、西湖、精進湖、本栖湖越しの絶景富士山を追い求める。そんな奇妙な御坂山地縦走でしたが、たくさんの収穫がありました。二回の縦走で、20近くの山頂とポイントから、さまざまな富士山を見てきました。ここでは、その経験をもとに(昭文社の地図では分からない)独自のランキングを提示いたします。前回と今回のヤマレコ写真も参照していただけると幸いです。
AAA:無理をしてでもいく価値あり AA:是非いく価値あり A:いく価値あり B:行ってもいい C:そこまでして行かなくても
◆御坂峠:A
言わずもがなのアマチュアカメラマンがたくさんいる富士山絶景ポイント。
◆御坂黒岳:AAA
河口湖越しの富士山。文句なし。
◆破風山:AA
山頂には眺望はありませんが、新道峠との間に絶景ポイントがあります。
◆中藤山・不逢山:A
中藤山と不逢山は木々が邪魔をして眺望はありませんが、二つの山の間にはいくつものいい撮影ポイントがあります。
◆大石峠:B
悪くありませんが、富士山の下側は、十二ヶ岳が邪魔しています。
◆節刀ヶ岳:B
富士側と奥秩父の一部のみの眺望です。地図表記ではパノラマでしたが、かなり期待はずれ。
◆鬼ヶ岳:AA
地図表記通りのパノラマです。富士山、南アルプス、奥秩父などパノラマに近い眺望。山頂の雰囲気がいい。
◆雪頭ヶ岳:AAA
西湖越しの富士山ならここだと思います。富士山に手が届きそうな近さです。
◆王岳:AAA
西湖越しの絶景富士山。雲海があれば最高!
◆横沢ノ頭:AA
南アルプス、北アルプス、八ヶ岳を一望できます。しかもその山々との距離が近いです。マイナーな地点ですが、好きになりました。
◆五湖山:A
山頂には眺望はありませんが、少し下ったところにはたくさんのビューポイントがあります。
◆三方分山:C
なぜ人気なのかわかりません。富士山の眺望も、無理に伐採された一部からしかありません。
◆パノラマ台:AAA
富士山はもとより河口湖、西湖、精進湖、本栖湖の四湖を見ることができます。まさにパノラマです。
◆中ノ倉峠:AA
本栖湖ゴールの上の峠です。旧五千円札の撮影ポイントもあります。
【今後の縦走計画】
御坂山地にはまだまだ関連する尾根があります。縦走しているとそれをつなげたくなってきました。今後、機会をみて企画し、「はまりつつ」あらため「完全にはまっている同僚」と挑戦してみたいです。
)明症堯Щ以分山から蛭ヶ岳を経て市川大門へと抜ける尾根
∨棉堯Ы嫺山から釈迦ヶ岳を経て御坂黒岳へと抜ける尾根
F酩堯毛無山(河口湖)・十二ヶ岳・鍵掛峠・王岳へと抜ける尾根(今回二つの縦走で欠落している稜線を結ぶ意図もある)
づ兄匯害堯Д筌泪譽海竜録で勉強させてもらいます。
以上です。長文乱文へのお付き合いありがとうございました。
五湖山から女坂峠の間でお会いしたようですね。
何となく2人組の方とすれ違った記憶はあります。
三方分山〜蛾ヶ岳間は当日歩きましたので、もし良かったら参考にして下さい。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-261280.html
確かに五湖山の下でqwg01230さんにお会いしましたね。よく覚えています。細見の好青年の方が勢いよく登ってきたという感じでしたが、プロフィールを拝見すると私より年配の方なんですね。
今回のレコ拝見しました。私たちのペースだと3〜4回分ですね。それを一日で縦走されて脱帽です。トレイルランというべきか、神足というべきか。
実はqwg01230さんのレコは、以前からとても参考にさせてもらっています。もちろんタイムも距離も到底まねできませんが、ルートの情報が詳しく、縦走を計画する折にはとても参考になります(鳥坂峠発レコなど)。またなによりも、山梨県の希少クライマーですので、親近感も。山梨県の人は「山は見るもので登るものではない」とか言って、山登りする人が少なくないですか? せっかく山梨に住んでいるのにもったいないです。私の周りだけかな?
今後も、ご活躍をチェックしています。また山でお会いできるといいですね。
好青年なんて思われると、思わず目尻が下がってしまいます。最近老眼と薄毛が気になってきたおじさんなので・・・。
yama-ariさんも山梨在住とは、先ほどプロフを見て初めて知りました。
もしかして県内の岩場でお会いしてるかもしれませんね。といっても私はもっぱら未公開の岩場で開拓ばかりしているので一般クライマーのかたとはあまりお会いしないのですが。
山梨県は、車社会なのでわざわざ歩くということは敬遠されるのかもしれません。わたしも山梨に来たときはちょっとした買い物も車
都会の人のほうが歩くことを苦にしないような気がします。
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