積丹岳《北海道百名山》
- GPS
- 04:24
- 距離
- 11.5km
- 登り
- 844m
- 下り
- 839m
コースタイム
- 山行
- 3:50
- 休憩
- 0:32
- 合計
- 4:22
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道はなだらかで広く歩きやすい。地を這う木が邪魔をする程度 |
その他周辺情報 | 古平温泉しおかぜ(\550) |
写真
感想
積丹町婦美から林道に入ると笹が勢いよく茂り車道に被さっている。車を走らせると藪漕ぎ状態でマイカーでは委縮するところだろう。3卍進むと林道終点で駐車スペースがあり車を止めた。高床式の積丹岳休憩所(小屋)があり登山届はこの小屋内のノートに記帳する。深夜に雨が降って下草が濡れていそうなので雨具を履いて出発した。登山道は5.7劼派弦盧垢850mしかなく狩場山茂津多コースのようになだらかな登山道が続く。整備は行き届き背の高い笹原の尾根は広く刈り払いされており藪漕ぎの必要は全くない。しかし積雪地帯の木は真っすぐに育たず曲がりくねって幹が地を這っているので登山道にはみ出している部分は跨いだり潜ったりする必要がある。
しばらく歩いていると三合目の標識が現れ、「もう?」と思ったが、恐らく登山口からではなく国道229号線の海抜略0mからであるとすると納得できる。この後も標識は九合目までしっかり建植されていた。笹原で視界が利かないので歩く目安になる。五合目と六合目の間にフンベツの沢の標識があり涸れ沢を越えた。六合目を過ぎた所には“テントの沢”があったが水流はなくほんの水溜りが点在するだけでテントの水場としては不適だろう。しかもテントを張るようなスペースはなかった。
少し傾斜が増したが七合目の手前でまた緩やかになった。所々田圃状態の泥濘みがあったが雨具を履いているのでズボンは汚れず問題はなかった。P971の北を巻いていくと“ピリカ台”の標識があったが単なる登山道の途中で、展望の開けた休憩地点と目論んでいたが水を飲んだだけで先に進んだ。九合目に達すると山頂が見え隠れし、山頂直下に至ると展望の利く稜線となった。積丹岳(12,55m)山頂は、3等三角点「積丹岳」が設置されているが標石は半分欠け、昭和49年以降観測されず基準点成果情報では「標高改算」とされている。
積丹岳山頂は天気も良く素晴らしい展望が得られ、北方向にはローソク岩のある神威岬、屏風岩のある積丹岬、南にはニセコ連峰や羊蹄山、狩場山らしき姿もあったが雲に隠れていた。間近には積丹半島最高峰の余別岳(1,288m)がありカッコいい姿を見せていた。登山道は無く積雪期にだけ登られているようだ。
山頂で休憩していると雲が上がって来て周りの山を隠しだした。日本海に虹が掛かりまだ大気が安定していないようだ。来た道を引き返し八合目まで下ると単独行の男性が登ってきた。七合目でも男性とすれ違い、歩き易い山は登山者が多いものだ。下山は1時間40分程で登山口の小屋に戻った。小屋前の水場があり靴洗い用のブラシが備えられ古びてはいたが重宝させてもらった。
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