津軽半島の展望台 蓬田・袴腰岳
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- GPS
- 06:32
- 距離
- 11.4km
- 登り
- 683m
- 下り
- 688m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山口までの林道は未舗装部分あり、可動式ゲートから先すぐに轍の段差が大きい部分があります。慎重な運転が必要です。 【登山道の状況】 昨年秋の刈払いがまだ有効。 ぱやぱやと生えてきた竹はありますが、体力の続く限りポキポキ、バキバキしてきたので、まだもつでしょう。 道は迷う所は有りません。 すこし滑るところはあるので気を付けて。 登山口から山頂までのメインの道はハッキリしていますが、それ以外の脇道は、 全て影も形も確認することはできませんでした。 |
その他周辺情報 | 【近隣の温泉】 よもぎ温泉を使いました 350円/人 シャンプー等の備付はありません ただし、2020年10月〜11月にボイラー設備交換工事があるため休業だそうです |
写真
装備
MYアイテム | |
---|---|
個人装備 |
靴
ザック
ヘッドランプ
レインウェア・ザックカバー
ツェルト類
地図・コンパス
行動食・非常食
防寒着
グローブ
帽子
タオル
ゴミ袋
常備薬・非常用薬
ティッシュ
保険証
マッチ
ナイフ
日焼け止め
予備衣料
コンロ・食事道具
携帯電話
時計
補助ロープ
カラビナ
スリング
GPS
カメラ
保冷バッグ
|
感想
やっと蓬田の袴腰岳に行くことができました。
登山を始めた当初から気になっていて、行こう行こうと思ってはいましたが、なかなか行けずに今までいました。
それは、登山道が薮化していると、勝手に思い込んでいたのもあるでしょう。
隣の赤倉岳と大倉岳の鞍部から、今回の袴腰岳に続いていた登山道が、鞍部側からだと完全に薮に没してしまっているのを、春先にタケノコを採りに行くたびに見続けていたからでしょう。
現実は全く違い、登山道は赤倉岳や大倉岳の方より快適そのものでした。
山頂直下はちょっと薮に没しそうになっていたらしいですが、それも去年の秋に刈り払いが行われ、全く快適そのもの!といった感じです。
ここまで褒めると、素晴らしい登山道だと思われるかもしれませんので、正直な所も書いておきますが、10m弱でちょっと薮っぽい所は2ヶ所ありましたが、すぐに復帰するので大丈夫です。
さらに、登山道よりも遥かに褒めちぎりたいのは、山頂からの展望です!
ぐるりと360度、津軽半島を見下ろすことができる、最高の展望台でした。
岩木山からも津軽平野を見渡す事はできますが、標高が高い分、ちょっと津軽平野が遠いんですよ。
でも今回の袴腰岳は標高が低い分、津軽平野がソコ!
本当に素晴らしい津軽平野の展望台でした。
登山道は快適、アップダウンもさほど過激でもなく、程よい上り下り。
静かなブナの清々しい道を、ジックリと歩くことができ、山頂は素晴らしい展望が広がる袴腰岳、本当にいい山だと思います。
ただ、一つ気をつけなければ行けないのが、登山口までの車でのアプローチです。
赤倉岳への登山口(コチラは登山道としては薮に没しています)までは、砂利道ですが普通に行くことができますが、問題なのはその先です。
まず、道を閉鎖するかのようなゲートがあります。
おそらくここから先の道は、袴腰岳登山口の前にある、東北電力の無線施設用の道なのでしょう。
通行する場合は、各自それなりの覚悟を決めて自己責任でお願いしますよ!的な意味を込めたゲートなんではないかと、勝手に推測します。
そのゲート、簡単に引き抜く事ができ、通り抜けたあとは元に戻しておけば良いとの事
「ら・し・い」です。
実際に通行禁止とは、どこにも明示がないんですよね。
でもですよ、問題はこのゲートの先の道路状況です!
ゲートの先が一番ヤバく、砂利道が2〜30CMの深さで掘れてしまっている箇所が、何カ所かあります。
自分の車の左右のタイヤの位置を、運転しながら把握できる人はさほど問題はありませんが、自信が無い人は危ないでしょう。
おそらくソコにタイヤを落とすと、車体の底が道路に当たり、脱出は相当厄介な事になりそうです。
また、少し走ると道はコンクリートで舗装されますが、道路脇には蓋の無い側溝があります。
その側溝が見える所はいいのですが、道路と側溝の間に草が繁っている所が多々ありますので、道の脇に寄りすぎも危険です。
でも、道の幅は車1台分ですし、草木も道に覆いかぶさってきていますので、それほど余裕はありません。
ゲートから登山口まで約1.5kmですから、運転に自信が無い人は赤倉登山口に車を置き、道路を歩く事をお勧めします。
といった感じですが、いや〜本当にいい山だと思います。
また機会を見つけて行ってみたいと思います。
お疲れ様でした。
思わぬ収穫でした。まさかまさか、こんな素晴らし展望があるなんて期待していなかった!
なんでこの山がマイナーの中のマイナーなのやら
正直、大倉・赤倉よりいい!
どぎついアップダウンなし、距離はあるけど道もかなりいい(刈払いから時間たっていないせいもあるけど)
アプローチの未舗装部分が難だけど、赤倉・大倉だって似たような所は有る
以前にもここ蓬田・袴腰岳には登ろうかという話はあった
でも、なんとなくあの大倉からの縦走路を見ているととんでもなく山深く藪が凄そうで条件がそろわないと行きたいとは思えなかったのだ
刈払いでかなり登山道が良くなったこと、今日の天気予報が青森市の低山は曇りで雨予想が無かった事で浮上した案だった
登山口からハッキリとした道が続き、少し生えてきた竹があるものの、歩きやすい程度のアップダウンだけ
基本、ブナの林、一部ヒバで気持ちいい森である
道は昔から歩かれているようで意外に踏み固まっている印象だが、ここしばらく往来が多くないために上に落ち葉が重なっている状態。
ときにスリップするので下りは気を使った
少しだけ、ピン付き長靴で来ればよかったかなとも思ったが、普通の登山靴でも困るほどではない
左右に時々広がる濃密な竹藪はかなりのサイズものが揃っている
春先のタケノコはいいものが出そうだ(ただし、登山口からは距離があるので、商売の人には向かなそうだが)
うるさい竹は片手で挟んで折っていき、もう一方には落ちた枝をもって蜘蛛の巣を絡めていく
結構忙しい
山頂直下は刈払いの前は藪が濃かったのだろうと思われるところ
すでにまた勢力を伸ばそうとしていた
このまま周囲が見えないままかと思いきや、一気に展望が開けた
360度
津軽平野は稲穂の輝き、陸奥湾は日光をはね返す
津軽半島に連なる山地は、人の気配を感じさせない奥深さ
山頂の草地に腰を下ろして、秋風を感じながらひと時を楽しんだ
コメント
この記録に関連する登山ルート
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袴腰岳とても景色の良い所ですよね。以前は中里から登りましたが刈り払い済みの情報を得て今年6月上旬に行ってきました。タケノコも立派なものがたくさんありました、その時は車止めから先も轍はほとんどなく乗用車でも道幅さえ気を付ければ難なく行けましたが轍が深くなったということは電波塔まで車で行く入山者が多くなったということでしょうね。
袴腰岳の山頂は、本当に最高の景色が広がり、素晴らしい所ですね。
やはりタケノコは立派ですか、タケの太さと密度を見て、これは結構イイ感じだろうなと思っていました。
砂利道の轍は、登山道で言う洗掘のような感じなので、雨の影響ではないかと思われます。
今回歩いた感じでは、やはり登山者は相変わらず多くないような気配でした。
道路の洗掘は、東北電力も電波塔の施設確認のために必ず利用していると思いますので、荒れ放題にはならないのではないか?と思いたいですね。
そうでしたか雨裂ならばいずれ電力会社が補修するでしょうから安心です。私は70過ぎの高齢者なので慎重にならざるを得ず林道途中で車が進めなくなることも考え事前に車止めから電波塔まで歩いてみました。空身で登り25分下り20分位でした。この位なら最悪歩いても良いかなと思っています。追 shun-s様ご夫妻とは何度か山行中にすれ違ったことはあります(最近では5/31大倉・赤倉の中間あたりで、声掛けはしていませんが)これからもご夫婦で山行をお楽しみください。山行記録を楽しみに見ています。
赤倉登山口の車止めから歩くと、だいたい往復で1時間のプラスといったところですか。
わざわざ歩いてくださり、そして情報を教えていただきありがとうございます。
今後の参考とさせていただきます。
そして5/31のタケノコ山行の時ですか?
osamu1949さんの、その時の記録を見て思い出しました。
はいはい、あの時すれ違った一行の中にいらっしゃったんですね!
私達は山行記録に顔を出しまくっているので、たまにこんな出会いがあるようです。
またどこかでお会いするかもしれませんので、その時は宜しくお願い致します。
shun-s komadori さん こんばんは
いつも楽しくレコを見させてもらっています。
私事ですが、平成8年ころかな?
この袴腰岳の麓にて、中里町ふるさと林道建設の為の
測量の仕事をしたことがあります。
今年の7月、24年ぶりに完成した林道を探索してきました。
その時に中里町ふるさと林道から袴腰岳へ登れるコースが
あるのを見つけました。このコースで登れるのかなぁ?
ちなみに、私の母はつがる市(旧木造町相野)の生まれで
結婚するまでは木造警察署で働いていました
あれま、お仕事で中里にいらっしゃっていたんですね、お疲れ様でした。
袴腰岳の中里側からの登山道の存在は知ってはいましたが、私達が登った時は、山頂付近はホボホボ存在が消えてしまっていました。
ヤマレコで調べてみると、中里側から登った記録は、2016〜7年頃が夏場のラストのようです。
その時ですら山頂付近は藪が覆っているようなので、今は一般的には厳しい状況かと思われます。
お母様は木造の出身ですか、生粋の津軽衆ですね
shun-s さん こんばんは
袴腰岳の貴重な情報をありがとうございます
年内に行ってみたいなぁ
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