寒くて徒労の蓼科山 スノーシュー登山
- GPS
- 05:06
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 1,092m
- 下り
- 1,078m
コースタイム
12:47引き返し(1930m地点)-13:20スノーシュー回収2200m地点-14:10駐車場着
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
月曜日の大雪でトレースがあるのか心配だったが、大丈夫です。 積雪は50-70位あるのではないかと思います。トレースを外れて進むのはスノーシュー等でないと厳しいです。 下りは新雪のふかふかのため、ヒップそり利用は快適です。 森林限界からはトレースは強風のため無くなってしまいます、赤いポールを目印に進めばOKです。 |
写真
感想
この日は全国的に寒い日で、地元伊那を7時に出発し高遠藤沢で-13度、杖突峠で-14度と車の気温は表示している。渋滞にあって9時到着いた登山口の駐車場は-14度、寒い・・。こんな寒い日、平日だから車も無いかと思ったらすでに6台、さすが蓼科山だとびっくりした。山頂は吹雪いているようである、完全防備で出発する。
今回は大雪後と言うこともあって、スノーシューで山頂まで行く予定である。
トレースのついた深い道筋を進むが、スノーシューには幅が狭いため歩きづらい。
平らな場所を少し行くと直ぐに登りが始まる、きんきんする空気の中ようやく体が温まってくる。平の区間をしばらく行って2100mまで一気に登る。
ここまで1時間10分、さらに平らな所を行って木々の間から蓼科山の真っ白の頂上が見えてきた。まだまだ先だ、遠くに見える。ここからは風が吹くと木々の雪が飛ばされて目の前が真っ白になる。粉雪が首に入ってきて冷たい。
しばらくして、いよいよ山頂までの急登区間が出現する。ほぼまっすぐに山頂に向かって登っていく。雪が深く急なためスノーシューをけり込んで登っていく。ここらならアイゼンの方が楽なんだろうが、今回はスノーシューで最後まで行くつもりなのでストックでしっかりささえて登る。
途中カップルの方を抜いてしばらく登っていくと女性のソロの方がいて先に行かせていただくと直ぐに森林限界に来た。
ここからはトレースが消えていて、スノーシューでは歩きづらい。
しかし山頂はすぐなので直登をするが、大きな石の間に落ちてしまいびびった。
吹きさらしの斜面は雪の深い所は新雪のようにサラサラでスノーシューでも埋まってしまう、風が常に当たっている場所は雪も固く浅い、そんな所を選びながら山頂に到着した。
山頂からの風景は高い山には雲がかかっていて期待はずれだった。
(帰りには見えていたのでもう少し時間を遅くすれば良かった)
寒いし風が強いので、直ぐ下山にとりかかる。
帰りはスノーシューを脱いで、簡易アイゼンを装着、ヒップそりを取り出し、登ってくる人が途絶えた所からそれで下る。
とにかく新雪の様に柔らかく、傾斜もあるし、まっすぐ下っている道なので、快適、楽ちん、幸せをかみしめながら柔らかい斜面を下っていった。あとはどこかで昼食をと思いながら下っていったのだが、トレースから外れると深すぎてスペースを作れない、どんどん下って行った。
いよいよ最後の下りを終えれば駐車場と言うところで、何となく背中が軽い気がしてザックをおろすと・・・・ ない? え? ・・・
なんとザックにつけていスノーシューがなくなっている。調子良くそりで下っていた際にザックから外れてしまったのだ・・・。留め方が悪かったのだ、時々チェックすべきだった。馬鹿な自分にあきれ腹が立つ、そうはいってもあきらめるような小物でない、仕方ないのでザックを置いてまた蓼科山に向かって登る事にした。 昼食も取ってないしエネルギーが心配だったが1〜2時間くらいなら大丈夫、天気も良いし時間も充分ある。そう言い聞かせて身軽で戻る事にした。
しかしモチベーションが下がっての山の登りはこたえた。結局50分ほど300m高度差を登ってようやく発見した。ホッと一安心、良かった・・・。
落とした場所の時斜面からみる八ヶ岳連峰が快晴で綺麗だったので何枚も写真を撮ったのだが、なぜだかこれ以降の写真が全てメモリカードの不具合によって全てだめになってしまった。
とぼとぼまた下って、駐車場まで戻ってきてホッとしていると、山頂下でお会いしたソロの女性の方が、落としていたサングラスケースを届けていただいた。
そういえば他にも小物を落としていたことに気がつく。
そりで楽して下ろうとして逆に疲れる事になったり、迷惑をかけたり、物をなくしたり、何だったんだろう?
駐車場の気温は-10度、寒くて疲れた山行だった。
良い天気で、眺め最高!だったのに…あぁ…。でしたね。
ドンマイです。
私の友達も、富士山で雪の下り道にピップそりし、お尻のポケットに入れてあった免許・財布(カード入り)その他をばらまいてきましたから。
さすがに、下山し駐車場で気付いたのでもう探す時間も無く帰宅してきたとのこと
滑る時は蓋付きポケットでも、お尻は要注意です。
でも山登りする人は皆いい人で、後日全部戻ってきたそうです。
背中も注意ですね。
メールありがとうございます。
そうですか、免許・財布が無くなると大変ですよね。
ヒップそりをするときは、これからはザックのサイドポケットやパンツのポケットなどしっかり確認してから滑るようにします。
ザックもBC用のものだと安心ですね。
お互い落とし物には注意して、楽しい思い出を残しましょう。
あらら、そんなに大変だったんですね。
私は、あのケースしか発見できなかったけど、他にも落としちゃったんですか?
う〜〜ん、見当たらなかった。
雪にうもれちゃったんですかねえ?
冬山でのザックへの外付けは絶体ダメですよ〜
私は意外と暖かい日だと感じました・・・
風景にもとっても感動できましたよ
トレースを直前につけていただいたおかげで、楽々山頂まで行けました。
ありがとうございます
めげずに、次の山楽しみましょうね〜〜
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