北アルプス西岳
- GPS
- 14:06
- 距離
- 32.6km
- 登り
- 3,099m
- 下り
- 3,102m
コースタイム
- 山行
- 12:29
- 休憩
- 1:37
- 合計
- 14:06
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今年の北アルプスのコースは,中房温泉から槍ヶ岳のピストンの予定でした・・・が。こんな感じになりました。
早朝の暗いうちにに中房温泉の駐車場へ着きましたたが,駐車スペースがありません。平日だというのにすごい人気ぶりです。縦列駐車でなんとか停められました。
薄明るくなったころスタートしました。いつものようにサンダルでいきます。過去に何度か登ったことのある三大急登の尾根ですがよく踏まれていて登りやすいですね。合戦小屋あたりから比較的緩やかになると同時に展望もよくなります。
燕山荘で水分を満タンにして槍に向けます。正面に見える槍はすぐに到達できそうですが大回りに尾根が続くので見た目以上に距離があります。天気も良く槍ピストン問題なしかと思っていました。でも予定よりペースが遅いようです。
大天井ヒュッテまできて,体力の消耗度が大きいこと,時間もかかっていることで,予定どおり行けるか疑問を持つようになりました。とりあえず槍を目指します。が,やっちゃいました。登らなくてもよい牛首展望台へ登っちゃいました。コースミスです。けっこう心が折れましてテンションが急下降。やや頭痛があって高度障害を受けているのはわかっていました。思考力低下しています。
ペースが上がらず西岳のピークで槍を眺めて帰ることにしました。槍の山頂までは行くことはできるが,帰りこの尾根を戻るのは相当厳しい。まして日が暮れてのこの尾根は難し過ぎると判断しました。帰路,水分が少なくなっているので,営業している大天井小屋を経由することにしました。頭痛もあり,食欲がなく補給食も受け付けない状態。さらにペースが落ちました。大天井小屋で休憩します。今日の自分に槍往復する体力は持ち合わせていなかったことを痛感。引き返したことは正解だと感じました。夕方の時間帯は風が冷たくて寒くなりました。アウターを羽織りました。日が落ちて薄暗くなったころ灯のともった燕山荘に到着しました。とりあえず表銀座尾根をクリアしてひと安心です。ヘッドライトをオンにして合戦尾根を下りゴールしました。
表銀座の尾根の稜線は,岩場の巻道やハイマツなど分かりにくい箇所も多くて,夜間は相当難しい印象です。リベンジするのであれば,出発時間を早めて暗いうちに燕山荘へ達し,日の落ちないうちに燕山荘へ戻ってくるように設定しなといけないと感じました。
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