金糞岳(に行きたかった)
- GPS
- 08:50
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,168m
- 下り
- 1,158m
コースタイム
天候 | 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全ルート藪っぽい |
写真
感想
メジャーな山には前日に人が入ってしまったと思われるので,
あまり人が行かないであろう雪深き金糞岳へ。
もともと冬には一泊が必要になるであろうルートだが,
下見しておきたい尾根があるので,登れるところまで登ってみる。
登山口についてみると,雪はうっすらと残る程度で,思ったよりも大分少ない。
尾根に取付いた辺りは,昔は集落か何かがあったらしく,石垣と平坦地が残っている。
荒れているものの背後の尾根にも道は残っていて,概ねそれに沿って登る。
登り始めるとみるみる雪は増えてきて,林道を横切る辺りから完全に雪に覆われる。
降雪から一日経っているのでフカフカではないものの,まずまずのコンディション。
稜線に出るまではツボ足で登るつもりだったが,
途中の吹き溜まりで行動不能になってスノーシューを装着。
スノーシューだとペースは確保できるが,足に疲労が溜まりやすい気がするので痛し痒し。
深雪と藪のコンビネーションに想像以上に時間が掛かり,稜線にたどり着いたのは8時近く。
出発が遅れたこともあって,当初予定から大幅なビハインド。
稜線に乗れば道が開けると期待していたが,状況はほとんど変わらず。
プチ雪庇はあるものの,僅かな刺激でバサバサ崩れるので,歩くには適さない。
時間ばかり過ぎてなかなか前に進まないのは,藪を前に途方にくれている時間が長いからか。
2時間以上経過して,ようやくカナ山に到着。
付近はよく開けていて,ようやく雪山トレッキングらしい雰囲気。
しかし,そんな状況も長くは続かず,再び藪尾根が始まる。
稜線に出てからのペースを考えると,鳥越峠までは早くて3時間,余裕を見ると4時間くらい。
天気も悪くなってきたし,だいぶ疲れてきたし,この先エスケープルートは無いし,
ここまで撤退する場所を探しながら歩いてたようなところもあるので,ここで撤退することにする。
幸い,近くに下れそうな尾根があるので,元の道を引き返す必要は無い。
稜線付近にテープが巻かれた場所があったので,簡単に降りられるかと思ったが,
途中から道を外してしまったのか,なかなか手ごわい。
林道へ降りる場所もなかなか見つからず,割と這う這うの体で林道に降り立つ。
それにしても,今シーズンは藪に悩まされることが多い。
降雪直後でも依然として積雪量が少ないので,もう倍くらいは降って欲しい。
コメント
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abeyさん、こんばんは。
金糞岳、近く登るつもりなので、参考になりました。
去年と比べて、全然雪ないですね。
伊吹山も・・・
結構寒い日が続いていたと思ったのに、
山で雪はあまり降ってなかったんですね。
今年は何か変です。
関西圏は不作のようですね。
伊吹山に至っては,冬道が繋がってすらいないようです。
そのうち降るだろうと思っていましたが,
いつの間にかシーズンも中盤になってしまいました。
今週後半からの降雪に期待です。
金糞岳は山スキーで北尾根でしょうか。
いつか行ってみたい場所です。
昨日、長浜まで仕事で行った際に、金糞岳の綺麗な姿に見惚れてしまいました
確かに雪は少なそうでしたが・・・
いつも伊吹までしか行かない我が家にとって、湖北や奥伊吹の山々は未知の世界であります
藪・・・
踏み抜きを考えると、私ゃ冬は無理であります
そんなコンパス見ちゃうと叫んで投げ捨てちゃいそう・・・
冬から春に掛けての金糞岳の存在感は,伊吹山をも凌ぎますね。
しかし,それだけ雪深いのでなかなか手強いです。
なんとか今シーズンの登頂を目指したいところです。
僕もこのエリアの山はほとんど登っていないです。
2.5年前の夏に,この金糞岳に登っただけです。
カシミール上ではいろんなところに線を引いてるんですけどね。
今週末は再び大雪ですね
ようやく完全な新雪にありつけそうで,今からワクワクです。
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