(冨士南麓) 水ヶ塚から双子山―御殿庭までは行けず
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- GPS
- 07:13
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 620m
- 下り
- 618m
コースタイム
―11:37上塚11:38―12:20三辻―12:45小天狗塚下―13:20幕岩上
―13:55南山林道休憩舎14:00―14:22一合五勺―14:54水ヶ塚駐車場
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2013年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
富士山スカイラインは除雪されていますが凍結個所はあります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
幕岩上あたりまでトレースがありました。 このトレースは夏道(須山口下山歩道)とは違ったルートになっていました。 (たぶん先行者が外したものだと思います。) 御胎内方面からのトレースはありませんでした。 積雪が多く、トレースが消えた以降はワカンをずっと履いて行動しました。 |
写真
感想
双子山に登ったあと宝永火口縁から御殿庭を歩こうと思っていましたが、予想以上の積雪で、さらに雪の締まりもなく、御殿庭はおろか小天狗塚手前までしか行けませんでした。
存分にワカンの歩行訓練はできましたが、アイゼンの訓練は何もできない一日でした。
水ヶ塚にはカメラマンはいたが登山者は一名、これから登ろうとしていた。聞くところによると、御殿庭の方へのトレースは途中まで、今日はその後を登るとのこと、御胎内の方は全くないとのことだった。
しかし、歩き始めてすぐの所の分岐には御胎内方面へのトレースが付いていたので迷わず進む。(御殿庭方面に比べてトレースの度合いは少ない。)
南山林道の交差する所で御胎内方面はたった一人のトレースとなり、ほかは南山林道へと登っているので、ここも迷うことなく進む。幕岩へ行くにはこの方が距離は短い。
トレースがあるといっても均された道ではないので時々ブスッともぐって意外と疲れる。そんなわけで予想以上の時間が掛かって南山林道休憩舎に着く。
このあと幕岩目指してほとんどトラバースの遊歩道を進むのであるが、何を間違えたのか途中からトレースは林の中に入っていき、遊歩道にはトレースが付いていなかった。
まあ行けるところまでトレースに付き合うことにして林の中に入る。トレースはうまい所を通っていて案外支障もなく上へと向かっていったが、小尾根を登って少し見通しが良い所になって右手の双子山との位置関係を見ると、明らかに幕岩のはるか上に達していた。
これでは双子山と離れるばかりだと思い、ここでトレースを外れワカンを着けて沢を横切り、四辻を目指して登ることにした。樹林帯と沢を横切るときは少し手こずったが、雪原に出ると快適に近い歩きができて四辻に到着、といってもトレーニング不足でラクラクというわけではない。
四辻からほぼ夏道通りに下塚に登る。最後の所は風で雪は飛ばされてない。風の通り道のようだ。
下塚と上塚のコルに下り、今度は上塚めがけて一直線に登る。ワカンを履いてちょうど靴がもぐるくらいの雪だが、その下は凍っているのか固いので、アイゼンの方が無難かなとも思ったが、傾斜がそんなに強くなかったのでワカンのまま登った。
下りは雪がなく凍った溶岩石の斜面、ワカンでは歩きにくかった。
雪原に降りたあと四辻を通らずに、そのまま三辻に向かった。適当にしまった雪で、どんなところでも歩けるのがうれしい。
三辻から御殿庭に向かう。ここから樹林帯に入りワカンの本領発揮。しかし、ワカンでも膝上まで潜るようになり小天狗塚の手前で、もうこれ以上は無理という判断で引返すことにした。
三辻からも幕岩方面へのトレースがないが下りなので惰性で歩いた。いったん沢に降りたら太もも近くまで潜り、これはまずいと小尾根に登り返したがこれも結構大変だった。そのあと林の中の下りで、朝のトレースになかなか到達しなくて焦ってしまったこともあったが、なんとかトレースを見つけて無事に水ヶ塚に戻ることができた。
日曜日なのに登山者は水ヶ塚で会った一名のみ、いつもながら静かな山行だった。
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