農鳥岳
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- GPS
- 74:00
- 距離
- 26.3km
- 登り
- 2,939m
- 下り
- 2,929m
コースタイム
2日目 6:30大門沢小屋−16:00稜線−18:30農鳥岳−真っ暗な夜中、農鳥小屋
3日目 8:00農鳥小屋−12:00農鳥岳−14:00稜線と沢への分岐点−18:00大門沢小屋
4日目 8:00大門沢小屋−12:00奈良田
天候 | 初日2日3日晴れ4日目曇り後小雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2008年05月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
大門沢小屋までの登山道に赤いリボンや黄色のペンキの印が有るが、途中沢を渡る手前で二手に別れ本道の方が非常に解り難く、山の中をトラバースする羽目になった。ルンゼからの雪の状態は悪くアイゼンを片足ごとに2〜4回は蹴り込まないと効かない所がかなりあり、下りでは初めての滑落停止姿勢も何度と無くとる羽目に、、農鳥小屋は雪の吹き溜まりらしく屋根の天辺しか出ていなかったが、風の良く当たる所のガレ場などは暖かくすっかり雪は無い。奈良田の公衆温泉は最高でした、食事も出来なかなか美味しく戴きました。 |
写真
感想
4月の後半に仙丈ケ岳へ登り、非常に調子よく計画通りに事が運んだので、今回は北岳まで足を伸ばそうと計画を立てたが大アマでした。何度も登山道を間違え、自分でチョイスしたラインや、間違えて外したラインでとんでもないアルパインクライミングになってしまった。雪の状態は悪く、アイゼンを片足ごとに2〜4回は蹴り込まないと効かない所がかなりあり、下りでは初めての滑落停止姿勢も何度と無くとる羽目に、、農鳥小屋への到着時間を書いて無いのは、恥ずかしくて書けない様な時間です、、這って着いた小屋は雪の吹き溜まりらしく、屋根の天辺しか出ていなかった。しかし風の良く当たる所のガレ場などはすっかり雪は無く、アイゼンを外すタイミングを逸してそのまま歩き続けたら、危険かつ足首がかなり消耗することに。西農鳥岳から農鳥小屋への下りで余にもアイゼンが効かないのでシリセードで降りたら、どうやらGPSの紐がその時に切れたらしく、途中に無くした事に気付き凹みまくる。北岳ピストンはすでに夢物語、おかげで翌日テントをデポして間ノ岳へピストンしようと思っていたが、気力も体力もすっかり無くなってしまった。しかし奇跡的に岐路の途中GPSが見つかり、間ノ岳にまた雪の時に来るぞと約束し凸な気分で下山した。2日目の夜に、薄い月明かりの中、ぼんやりと見える山の輪郭のむこう、東の方に甲府の街灯りが見え、西に伊奈の街灯りが見え、私はまだ西農鳥岳に座り込んでいる。疲れ切っているのだが、何故か意識は澄んだように気持ち良く、心に苦痛を全く感じなかった。また今回学んだ事の一つは、一般道は大変歩きやすいので外さない、と言うことでした。
大門沢からの農鳥岳登山を終え、振り返る。
http://www.yamareco.com/modules/diary/1823-detail-1181
jazzyさん、こんにちは。
私も同じ場所で道を間違えた記憶があります。
昨年の10月に大門沢小屋にテントを張って農鳥ピストンした時ですが、コースタイム的にやや不安があったので、朝4時のまだ暗いうちにライトをつけて歩き始めたのが失敗のもとでした。問題の場所から左にまがってしばらく行くと次第に道が怪しくなり、ガレ沢になりました。方向も違うしいくらなんでも間違いだと考え引き返したのですが、途中で足を滑らせて転倒し左人さし指をくじいてしまいました。今でも指は完全には伸びません。明るくなって見直すと道は岩をまっすぐに超えていて、しばらくして立派な橋がありました。私もあそこは間違えやすいと思います。
大門沢から農鳥への登りは夏道でもきついです。GPS見つかってよかったですね。
有難うございますGPSは結構高かったので、、、お怪我の方は大事に至らなく不幸中の幸いで、早く直ると良いですね。私は殆んど単独行なので、又特に他の登山者のいない平日に行動することも多く、怪我で動けなくなると致命的なので非常に気を付けています。ガレ沢を戻る事も考えましたが、やはりかなり急だし足場もかなり不安定でしたので、GPSも有るしそれほど斜面もきつく見えなかったのでトラバースにしました。しかし予想以上に急斜面も有り雪で倒れた枯れ木が堆積していたり、ガレ沢を横切る羽目になったり、ケモノ道を見つけた時は大変な安心感でした。やはり一般道を外さない事は基本だと学んだ次第です。
まだの小屋は雪の中ですか?夏道は樹林帯で急ですね。残雪期はどうしても、雪渓登りますよね。雪解けと梅雨明けに沢から農鳥行きたいです。
山は生き物、残雪でさえ刻々と変化しているのだと痛感しました。riekoさんの登山記録はよく拝見させていただいてます。非常に参考になりますが、実は良く見ると超人ご夫妻のようですね(失礼、、)私はまだまだ身体を鍛えるところから始めなければ、いけないようです。これからも宜しくお願いします。
jazzy さん、ハードな登山を楽しまれていますね。
写真に巨大コゴミとありますが、これはオシダ科のオシダではないかな? と思います。
毒の有無はわかりませんが、食べられる山菜には入っていないと思います。
ハハハハ、ハー、、、、
4本も食べてしまった、、、
私も本当のこごみと思える物と余にも違うので、やはり食べる前に山菜の本やネットで軽く調べたのですが載って無かったので、生息地域がこごみより(と思えるもの)200メートル位下った川に近い場所なので、こういう生態なのかと、、ド素人は怖いですね、、とりあえず腹痛も無く身体は無事です。すこしごわごわするけど上品な苦さ(笑)くらいに思ってました。以前きのこを図鑑片手に見て歩いたことがあったのですが、同じ名称でも形が全く違い山荘の方に例えば同じ種類でも木に生えたものと土に生えたものは、毒性が違うものがある、などと聞いて、きのこは絶対に無理と思っていましたが、山菜も難しい、、お馬鹿な情報を載せ続けてしまうところでした。ありがとうございます。
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