台風直前・夫婦で宮之浦岳(淀川口日帰りピストン)-2020-10-07
- GPS
- 10:17
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,067m
- 下り
- 1,055m
コースタイム
- 山行
- 7:39
- 休憩
- 2:36
- 合計
- 10:15
天候 | 台風直前で強風大雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2020年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
ルートは明瞭、雨で岩場、木道が滑る滑る |
その他周辺情報 | 前日は安房の民宿志保さん、下山後は空港前の縄文の宿まんてん |
写真
感想
「もう一度、縄文杉をもっと余裕を持って…」を実現すべく、今回は夫婦で〈淀川登山口〜宮之浦岳〜(新)高塚小屋泊〜縄文杉〜白谷雲水峡〉の一泊二日コースを計画。
が!、なんと出発直前に台風14号が発生(+o+)、その時点では予報進路は未定…。
屋久島に到着した火曜、風は少々、天気は上々でしたが山行を予定している翌日の特に午後から次第に大荒れ予報になり、小屋泊を断念、淀川登山口からの日帰りピストンに変更に。
当日は安房の「民宿志保」さんを朝五時にタクシーで出発、六時に淀川登山口に到着(6,700円也)。
少しずつ明るくなるなか山行をスタート。想定外に淀川小屋手前で雨が降り始め小屋で完全雨装備に。
その後、花之江河の手前で次々と撤退してきた方に遭遇、話しを聞くと「この先、雨と霧で真っ白で何も見えないから無理」とのことで、がっかり…。とりあえずいえるとこまでいくことに。
その花之江河では少しももやっている程度でとても幻想的な湿原風景、そのまま進むと黒味岳分れ(このルートだとここと宮之浦岳山頂が唯一、docomoだと電波あり)の頃にはだいぶ雨が降ってきた。
投岩岩屋で少しルートに迷い(ここは看板の方向に上がって行くのが正解)、岩場・鎖場(ロープだけど)を全身に叩きつける風雨の中を突き進むと、山頂を制した下山者数名とすれ違いなんとか登れるとのことで、そのまま笹藪を進行。
栗生岳を過ぎたことに気づかないくらいの強風で、ふと見上げると登頂していて夫婦で感無量でした。
山頂部で百名山チャレンジ中のお姉さまとガイドさんに遭遇、下りの投石岩屋での昼食中もお話しをさせていただきました。
長く続く下りも雨風が断続的に続き、体力を消耗、最後の淀川小屋付近からは雨がかなり強くなりつつなんとか下山できました(もう少し早く出発すると視界不良で撤退だったかも)。
しんどかったけど、眺望も全くなかったけど、夫婦で助け合いながらの風雨の中の山行は、一生思い出に残るものになりました。同行してくれた奥さんには感謝です。
コース定数はヤマケイのヤマタイムで33ですが、この天候ではそんなもんじゃありませんでした(苦笑)
参考情報!
◇やくしま満喫商品券、空港脇の案内所などで購入できます。泊まりの場合は4000円払うと10,000円分の商品券が受け取れる。飲食店、タクシー、宿、レンタカーなどなどで使えます。
http://www.town.yakushima.kagoshima.jp/topics/28196/
◇九月末から屋久島の避難小屋は新型コロナ対策でテン泊を推奨されています(観光協会HP参照)。
http://yakukan.jp/yakukanNews.html#news076
◇縄文杉トレッキングなども含め、入山する際は環境保全の協力金として1000円/日帰り、2000円/泊まりを観光案内所などで払いましょう(私は下山後お支払しました)。
◇屋久島レンタカーNAVIさん。空港近くでホントに親切なレンタカーやさん。
https://www.yakushima-navi.com/
◇安房の民宿志保さん。とても清掃がいきとどき、女将さんが親切な宿でした。宿泊者が使い切らなかったCB缶やOD缶がもらえます。
https://yakushima-shiho.jimdofree.com/
◇屋久島交通タクシーの運転手さん、とても丁寧な運転でいろいろ情報も教えてくれて木訥で優しかったです。
◇山頂部で遭遇した屋久島自然ガイドのハママスツリーの高田さん。とても親切で丁寧なガイドさんでした。個人ガイドさんですがおすすめです。
https://ameblo.jp/yakesugi2
◇縄文の宿まんてん。空港前、温泉たくさんで下山後の宿には最高!
◇空港の売店、OD缶を売っているのに声を掛けると離島する登山者から引き取ったものをくれます。数ある中から自分で選ばせてくれる。優しい!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する