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Yamareco

記録ID: 263437
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雪山ハイキング
富士・御坂

【過去レコ】富士山(吉田口馬返しから七合目撤退)

2009年03月21日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:52
距離
12.5km
登り
1,515m
下り
1,512m

コースタイム

【過去レコ】:タイムリーにアップできなかったレコや、過去のレコを写真やメモを中心に備忘録として記録しています。編集作業中だったり、追加や修正などを行うことがあります。

05:30 馬返し
05:40 一合目鈴原神社
06:10 二合目御室浅間神社 06:15
06:35 三合目三軒茶屋
06:55 四合目大黒天
07:06 四合五勺 井上小屋(五合目御座石)
07:25 小屋跡(たばこ屋?)
07:35 五合目佐藤小屋
07:48 吉田口六合目里見平星観荘
07:57 経ヶ岳(六角堂)
08:15 六合目安全指導センター
09:00頃 七合目(撤退)
09:30 五合目佐藤小屋(小御岳道)
09:44 泉ヶ滝分岐
09:50 小休止 10:00
10:13 五合目佐藤小屋(下山口)
10:27 五合目焼印所
10:44 三合目
11:15 一合目
11:23 馬返し駐車場
天候 快晴、六合目から上は強風
過去天気図(気象庁) 2009年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
往路:都内(02:45)−中央自動車道−河口湖IC−浅間神社前−吉田口登山道(富士山再発見の道)−中の茶屋(04:30)−馬返し(04:45)
復路:馬返し駐車場(11:23)−中の茶屋(11:56)−富士浅間神社北口本宮(12:06/12:12)−河口湖IC−中央自動車道−都内
コース状況/
危険箇所等
・二合目手前から登山道に雪が出てくる。
・五合目までの登りはアイゼン不要、五合目佐藤小屋でアイゼン装着、ピッケルを準備。
・六合目の安全指導センターを過ぎた頃から風が強くなる。
・七合目下辺りから耐風姿勢が頻繁に必要となる。
・先を行くソロの先行者も前に進めず引き返してきたので撤退を決める。
・時間的に早いので、河口湖口五合目辺りまでハイキングをする。
・小御岳道は車道であるが、ところどころアイスバーンになっている。
・泉ヶ滝の分岐から先の御中道は雪崩による雪の斜面となっている。
・大半がアイスバーンでアイゼンが刺さらない。
・吉田大沢からのデブリが車道のすぐ近くまで来ている。
予約できる山小屋
里見平★星観荘
05:30
馬返しを出発
(1440m)
05:30
馬返しを出発
(1440m)
一合目道標
(1520m)
鈴原天照大神社、
大日如来は麓に
下ろされている。

一合目道標
(1520m)
鈴原天照大神社、
大日如来は麓に
下ろされている。

いまにも崩れそうな
鈴原神社。
(一ノ獄大日社)
いまにも崩れそうな
鈴原神社。
(一ノ獄大日社)
二合目の道標
(1700m)
二合目の道標
(1700m)
二合にある御室浅間神社
廃墟のような社。
二合にある御室浅間神社
廃墟のような社。
案内によると本殿は
麓に下ろされている。
案内によると本殿は
麓に下ろされている。
勝山浅間神社に移築され
た本殿のかわりに小社が
建てられている。
勝山浅間神社に移築され
た本殿のかわりに小社が
建てられている。
三合目の道標
(1840m)
三合目の道標
(1840m)
三合目にある三軒茶屋
三合目にある三軒茶屋
三軒茶屋の案内
三軒茶屋の先に沢があり
細尾野橋を渡って四合へ
三軒茶屋の先に沢があり
細尾野橋を渡って四合へ
四合目 大黒天
(1970m)
四合目 大黒天
(1970m)
四合目の道標も、大黒
小屋の跡も、大黒天室
の残骸も、雪の下なのか
見つからない。
四合目の道標も、大黒
小屋の跡も、大黒天室
の残骸も、雪の下なのか
見つからない。
四合五勺の井上小屋
(2040m)
四合五勺の井上小屋
(2040m)
屋根から落ちた雪で
登山道は大変なことに、、
屋根から落ちた雪で
登山道は大変なことに、、
五合目のたばこ屋跡
(2155m)
五合目のたばこ屋跡
(2155m)
山頂は風が強そう。
山頂は風が強そう。
五合目
天地界中央 佐藤小屋
(2220m)
五合目
天地界中央 佐藤小屋
(2220m)
六合目
天地の境 星観荘
(2235m)
六合目
天地の境 星観荘
(2235m)
六合目
経ヶ岳・六角堂
(2290m)
六合目
経ヶ岳・六角堂
(2290m)
六合目の安全指導セン
ターへ向かう。
ほぼ直登するトレース
が付いている。
六合目の安全指導セン
ターへ向かう。
ほぼ直登するトレース
が付いている。
見上げると山頂付近は
雪煙が舞っている。
見上げると山頂付近は
雪煙が舞っている。
アイゼンの食いつきは
悪くない。
アイゼンの食いつきは
悪くない。
風が強く何度も耐風
姿勢を強いられる。
風が強く何度も耐風
姿勢を強いられる。
さらに風が強くなり、
七合目付近で先行者が
下りてきた。
先に進めそうもないの
で、撤退を決意。
さらに風が強くなり、
七合目付近で先行者が
下りてきた。
先に進めそうもないの
で、撤退を決意。
六合目まで下りてくると
風も穏やか。
六合目まで下りてくると
風も穏やか。
上空雲はなく、下界も
きれいに見えている。
中央は山中湖。
上空雲はなく、下界も
きれいに見えている。
中央は山中湖。
ソロの先行者も
とぼとぼ下山。
ソロの先行者も
とぼとぼ下山。
振り返ると風は収まり
そうにない。
振り返ると風は収まり
そうにない。
山頂方面は相変わらず
狂っている。
山頂方面は相変わらず
狂っている。
時間があるので河口湖口
の五合目駐車場辺りまで
御中道をハイキング。
上を見上げるとデブリ。
時間があるので河口湖口
の五合目駐車場辺りまで
御中道をハイキング。
上を見上げるとデブリ。
小御岳道は車が通れる
車道、でも人が通った
形跡はない。
ここは吉田大沢からの
雪崩の巣のようだ。
小御岳道は車が通れる
車道、でも人が通った
形跡はない。
ここは吉田大沢からの
雪崩の巣のようだ。
泉ヶ滝の分岐。
河口湖口から来ると、
ここから六合目の安全
指導センターへ登って
行く。
泉ヶ滝の分岐。
河口湖口から来ると、
ここから六合目の安全
指導センターへ登って
行く。
安全指導センターへの
登山道は踏まれた形跡
がない。
安全指導センターへの
登山道は踏まれた形跡
がない。
河口湖口の五合目へ
続く小御岳道(車道)。
雪面と言うより氷に
近い。
河口湖口の五合目へ
続く小御岳道(車道)。
雪面と言うより氷に
近い。
前方に河口湖口五合目の
山小屋群が見えるが、
ここから先の小御岳道は
雪の斜面の下。
前方に河口湖口五合目の
山小屋群が見えるが、
ここから先の小御岳道は
雪の斜面の下。
雪崩で削られた(磨かれ
た)斜面はガチガチで
先に進めない。
ここで今日初めての
小休止。
雪崩で削られた(磨かれ
た)斜面はガチガチで
先に進めない。
ここで今日初めての
小休止。
いい天気、河口湖方面。
いい天気、河口湖方面。
山中湖方面も視界良好。
山中湖方面も視界良好。
佐藤小屋へ引き返す途中
吉田大沢を見上げると
雪崩の跡やデブリが随所
にある。
佐藤小屋へ引き返す途中
吉田大沢を見上げると
雪崩の跡やデブリが随所
にある。
五合目佐藤小屋(下)と
六合目星観荘(上)が
見えてきた。
五合目佐藤小屋(下)と
六合目星観荘(上)が
見えてきた。
アイゼンが刺さらない。
急斜面で出くわしたら
怖い。
アイゼンが刺さらない。
急斜面で出くわしたら
怖い。
佐藤小屋から林道へ
下ってきた。
ここで富士山山頂とは
お別れ。
佐藤小屋から林道へ
下ってきた。
ここで富士山山頂とは
お別れ。
林道から馬返しへの
下山口。
林道から馬返しへの
下山口。
相変わらず上空は青空。
一気に馬返しまで駆け
下りる。
相変わらず上空は青空。
一気に馬返しまで駆け
下りる。
富士嶽神社の石碑
富士嶽神社の石碑
富士山禊所跡
(1450m)
富士山禊所跡
(1450m)
鳥居前の猿像
馬返しに戻って来た。
駐車台数が増えている。
馬返しに戻って来た。
駐車台数が増えている。
馬返しの案内図。
馬返しの案内図。
中ノ茶屋
(1100m)
帰りは時間があるので、
北口本宮冨士浅間神社
に寄ってみた。
(865m)
大鳥居と随神門
帰りは時間があるので、
北口本宮冨士浅間神社
に寄ってみた。
(865m)
大鳥居と随神門
神楽殿の左奥の太い杉の
木が御神木の太郎杉。
天然記念物とか、、、
神楽殿の左奥の太い杉の
木が御神木の太郎杉。
天然記念物とか、、、
拝殿で諸々祈願。
拝殿で諸々祈願。
こちらは富士夫婦檜。
こちらは富士夫婦檜。
北口本宮
冨士浅間神社は、、、、
北口本宮
冨士浅間神社は、、、、
趣のある参道。
中央自動車道の谷村
パーキングエリアで
振り返った富士山、
山頂は荒れているのか、、、
中央自動車道の谷村
パーキングエリアで
振り返った富士山、
山頂は荒れているのか、、、

感想

天気は良さそうであるが、風の心配があった。
四合目を過ぎた頃から上空は青空が広がってきた。
佐藤小屋手前の林道から見上げた山頂は雪煙が舞っていて風が強そうに見える。

佐藤小屋でおカミさんとしばらく雑談した後、とりあえず行けるところまでとアイゼンを装着、ピッケルの準備をした。
右手の斜面では、2、3組のパーティーが滑落停止の訓練をしていた。懐かしい。

六合目辺りに山頂へ向かうソロの登山者が見える。
佐藤小屋から六合目の安全センターに直線(直登)のトレースが付いている。
六合目を過ぎると風が強くなった。
頻繁に耐風姿勢を強いられる。

クラストした場所ではアイゼンも不安定で下を見ると恐怖を感じる。
先行していた登山者も耐風姿勢を繰り返していたが、ついに諦めて下りてきた。
この先、風は収まりそうもないので撤退を決めた。

六合目まで下りてくると風も穏やかになった。
佐藤小屋まで下りてきたがまだ時間は9時半過ぎ。
小御岳道を河口湖口方面までハイキングをすることにした。

上を見ると吉田大沢からのデブリが至る所にある。
路面はアイスバーンになっている場所がありアイゼンが浮く。
泉ヶ滝の分岐までは何とか来たが、しばらく進むと路面は雪崩に埋まって斜面と化している。
雪崩に磨かれた氷面はアイゼンの歯が立ちそうにない。

ここで小休止をして早めの昼食。
天気はすこぶる良い。
日差しもぽかぽかで暖かい。

佐藤小屋に戻る。
滑落停止の訓練は続いていた。
ネットを張って、ザイルで確保して、、、学生のパーティのようだ。

林道の下山口から馬返しまで休まず下ってきた。
天気が良いせいか二合、三合目辺りに家族連れのハイカーが数組いた。
アイゼンは持っておらず、雪に難儀をしているようだった。

馬返しはハイカーなどの車でほぼ満杯。
時間はまだ11時半前、北口本宮冨士浅間神社へ寄ってから帰路についた。



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利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
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