【過去レコ】富士山(吉田口馬返しから七合目撤退)
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- GPS
- 05:52
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,515m
- 下り
- 1,512m
コースタイム
05:30 馬返し
05:40 一合目鈴原神社
06:10 二合目御室浅間神社 06:15
06:35 三合目三軒茶屋
06:55 四合目大黒天
07:06 四合五勺 井上小屋(五合目御座石)
07:25 小屋跡(たばこ屋?)
07:35 五合目佐藤小屋
07:48 吉田口六合目里見平星観荘
07:57 経ヶ岳(六角堂)
08:15 六合目安全指導センター
09:00頃 七合目(撤退)
09:30 五合目佐藤小屋(小御岳道)
09:44 泉ヶ滝分岐
09:50 小休止 10:00
10:13 五合目佐藤小屋(下山口)
10:27 五合目焼印所
10:44 三合目
11:15 一合目
11:23 馬返し駐車場
天候 | 快晴、六合目から上は強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
復路:馬返し駐車場(11:23)−中の茶屋(11:56)−富士浅間神社北口本宮(12:06/12:12)−河口湖IC−中央自動車道−都内 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・二合目手前から登山道に雪が出てくる。 ・五合目までの登りはアイゼン不要、五合目佐藤小屋でアイゼン装着、ピッケルを準備。 ・六合目の安全指導センターを過ぎた頃から風が強くなる。 ・七合目下辺りから耐風姿勢が頻繁に必要となる。 ・先を行くソロの先行者も前に進めず引き返してきたので撤退を決める。 ・時間的に早いので、河口湖口五合目辺りまでハイキングをする。 ・小御岳道は車道であるが、ところどころアイスバーンになっている。 ・泉ヶ滝の分岐から先の御中道は雪崩による雪の斜面となっている。 ・大半がアイスバーンでアイゼンが刺さらない。 ・吉田大沢からのデブリが車道のすぐ近くまで来ている。 |
予約できる山小屋 |
里見平★星観荘
|
写真
感想
天気は良さそうであるが、風の心配があった。
四合目を過ぎた頃から上空は青空が広がってきた。
佐藤小屋手前の林道から見上げた山頂は雪煙が舞っていて風が強そうに見える。
佐藤小屋でおカミさんとしばらく雑談した後、とりあえず行けるところまでとアイゼンを装着、ピッケルの準備をした。
右手の斜面では、2、3組のパーティーが滑落停止の訓練をしていた。懐かしい。
六合目辺りに山頂へ向かうソロの登山者が見える。
佐藤小屋から六合目の安全センターに直線(直登)のトレースが付いている。
六合目を過ぎると風が強くなった。
頻繁に耐風姿勢を強いられる。
クラストした場所ではアイゼンも不安定で下を見ると恐怖を感じる。
先行していた登山者も耐風姿勢を繰り返していたが、ついに諦めて下りてきた。
この先、風は収まりそうもないので撤退を決めた。
六合目まで下りてくると風も穏やかになった。
佐藤小屋まで下りてきたがまだ時間は9時半過ぎ。
小御岳道を河口湖口方面までハイキングをすることにした。
上を見ると吉田大沢からのデブリが至る所にある。
路面はアイスバーンになっている場所がありアイゼンが浮く。
泉ヶ滝の分岐までは何とか来たが、しばらく進むと路面は雪崩に埋まって斜面と化している。
雪崩に磨かれた氷面はアイゼンの歯が立ちそうにない。
ここで小休止をして早めの昼食。
天気はすこぶる良い。
日差しもぽかぽかで暖かい。
佐藤小屋に戻る。
滑落停止の訓練は続いていた。
ネットを張って、ザイルで確保して、、、学生のパーティのようだ。
林道の下山口から馬返しまで休まず下ってきた。
天気が良いせいか二合、三合目辺りに家族連れのハイカーが数組いた。
アイゼンは持っておらず、雪に難儀をしているようだった。
馬返しはハイカーなどの車でほぼ満杯。
時間はまだ11時半前、北口本宮冨士浅間神社へ寄ってから帰路についた。
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