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記録ID: 2639
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アルパインクライミング
谷川・武尊

谷川・一の倉 二の沢本谷

2007年06月30日(土) ~ 2007年07月01日(日)
 - 拍手
GPS
10:00
距離
6.1km
登り
1,134m
下り
1,145m

コースタイム

6月30日 20:00土合駅泊
7月1日 4:30起床 6:00一の倉出合発 7:00二の沢出合(雪渓のためアイゼン装着) 7:10二の沢へ移る 8:00二の沢本谷に入る 9:15三又大滝 10:00本谷大滝 10:50本谷大滝越 11:30昨年ビバーク地(雪渓のためアイゼン装着)12:00超える 13:00東尾根 13:10谷川山頂(オキ)14:15西黒分岐 15:30マチガ出合  16:00一の倉出合
天候 晴れのち曇り 国境稜線付近はガス
過去天気図(気象庁) 2007年06月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
昨年の2Day をクリアーするための再挑戦。
二度目といいながらもこのルートは厳しい。
三又大滝は右岸にルートを取る(昨年は左岸)ピンが少なくV字のハーケンを打ち込む。終了点のビレーポイントがなく、ハーケン2枚でポイント作成。
本谷大滝は昨年に続き渡辺さんリードで行ってもらうが、ピンが不安定でこちらも決して滑落が許されないとこである。
昨年のビバーク地は不安定な雪渓がの残り(高さ10mほど)アイゼンに履き替え通過。
入り口と出口の雪渓でアイゼンが必要であった(登山靴・アイゼン・ピッケル持参が正解であった)
本谷入り口と三又大滝下に敗退用のボルトがあり、甘く見ているPが敗退していることが理解できるルートである。
ファイル
非公開 2639.xls
計画書
(更新時刻:2010/07/28 08:54)
二の沢のシュルンド
2007年07月01日 07:10撮影 by  DiMAGE X, MINOLTA CO.,LTD
7/1 7:10
二の沢のシュルンド
二の沢入り口
2007年07月01日 06:42撮影 by  DiMAGE X, MINOLTA CO.,LTD
7/1 6:42
二の沢入り口
ヒョングリの滝右岸に残置ロープあり
2007年07月01日 06:08撮影 by  DiMAGE X, MINOLTA CO.,LTD
7/1 6:08
ヒョングリの滝右岸に残置ロープあり
本谷中間部
2007年07月01日 09:54撮影 by  DiMAGE X, MINOLTA CO.,LTD
7/1 9:54
本谷中間部
本谷大滝
2007年07月01日 09:55撮影 by  DiMAGE X, MINOLTA CO.,LTD
7/1 9:55
本谷大滝
本谷大滝核心部
2007年07月01日 10:06撮影 by  DiMAGE X, MINOLTA CO.,LTD
7/1 10:06
本谷大滝核心部
二の沢上部
2007年07月01日 10:49撮影 by  DiMAGE X, MINOLTA CO.,LTD
7/1 10:49
二の沢上部
東尾根と雪渓
2007年07月01日 11:03撮影 by  DiMAGE X, MINOLTA CO.,LTD
7/1 11:03
東尾根と雪渓
昨年のビバーク地 雪渓の下
2007年07月01日 11:42撮影 by  DiMAGE X, MINOLTA CO.,LTD
7/1 11:42
昨年のビバーク地 雪渓の下
不安定な雪渓端部
2007年07月01日 12:09撮影 by  DiMAGE X, MINOLTA CO.,LTD
7/1 12:09
不安定な雪渓端部
東尾根
2007年07月01日 12:54撮影 by  DiMAGE X, MINOLTA CO.,LTD
7/1 12:54
東尾根
谷川岳山頂(オキ)
2007年07月01日 13:11撮影 by  DiMAGE X, MINOLTA CO.,LTD
1
7/1 13:11
谷川岳山頂(オキ)

感想

一の倉二の沢本谷に再度挑戦してきました。
昨年のワンビバーグをクリアすべく、昼間の時間が長く、出合の雪渓を利用できるこの時期を選びました。
ルートは判っているもののこのルートは入山者が少ない為か、なかなか厳しいものがありました。
昨年にはないシュリンゲが残置されており、敗退した跡と思われました。
ザイルの使用は二つの大滝ですが、この大滝もピンが少なく不安定なピンのため、滑落は決して許されないピッチです。昨年と同じく三俣下の大滝は竹田が本谷大滝は渡辺がリードを行い、何とかクリアーしました。
二の沢は一の倉の中でも最も長いルートと思います。(本谷から山頂近くまでのルートは他にないでしょう)
ザイルの使用は2Pのみですが、ルートを取り間違うとすべてザイルを使用しないと動けないルートです。今回も出合の雪渓から移る時と上部に残った雪渓(昨年ビバーグした場所)を乗り越える場所でザイルとアイゼン(登山靴)を使用し時間がその分時間がかかりました。
カカトが付けない登攀時間が長く体力・筋力ともに要求されるルートでした。私は歩行訓練を行っていますが、筋力トレーニングが不足していたのか、西黒尾根の下りに差し掛かる頃、大腿四頭筋の筋力を登りの登攀で使い果たしたのか筋肉痛がひどくなり、下山の時間を大幅にオーバーしてしまいました。
でも、今回の山行で渡辺さん共々谷川岳山頂(オキの耳)でルート制覇の満足感に浸りました。
なかなかこのような山行はできるものではなく、よきパートナーに恵まれたことに感謝しています。カモの会あってのパートナーであり、今後も会のメンバーとの山行を充実したく、気持ちを新たにした山行でした。

わたなべです。
7月1日(日)竹田さんとわたなべ、2名
谷川岳一の倉沢の二の沢に行ってきました。
昨年のビバークでは、大変ご迷惑をお掛けしました。
2度目となるこの沢にこの雪渓のある時期に行き、また違った面白さを感じてき
まし
た。
一の倉沢の中では簡単な登攀とされておりますが、へたくそクライマーには、な
かな
か手ごわい沢です。が大変楽しましてくれる沢です。大滝では、50mのザイル
いっ
ぱいの中シャワークライムでパンツまでびっしょりでした。山頂近くでまたガス
が出
てきましたが何度も来ているルート踏み後無くとも何となくわかり、無事終了で
きま
した。
竹田さんズート?トップで登ったので、疲れたでしょう。お疲れ様です

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